むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 鍼の勉強会

    愛媛県から薬剤師兼鍼灸師さんが熊本に来ました。そこで、同僚の肩こりや腰痛をみんな集まって「私ならこうして治す」という実践勉強会をしました。

    集まったのは、その薬剤師兼鍼灸師さん、漢方を得意とする薬剤師さん、漢方を得意とする精神科ドクター、理学療法士(リハビリ)、そして私(漢方と鍼を実践する)。それぞれが、同じ患者さんを診察して、鍼治療の方法(どのツボに治療するかなど)をディスカッションしたり、リハビリからはストレッチ体操の方法を伝授。私は、鍼に整体の理論を組み合わせたハイブリッド東洋医学を披露しました。

    お互いプロとして、治療実績があるものの、同業者が同じ患者さんに対してどんな治療をするかなんて、めったに見る機会はありません。お互い良い刺激になり、とても勉強になりました。このような他職種カンファレンスは、ありそうでなかなかありません。特に、整形外科にかかっても治らなかったような症例が漢方や鍼に来ることが多いので、東洋医学で治せた時の喜びは大きいです。そして、医師、薬剤師、鍼灸師など職種の垣根を超えて同じような患者さんを治療するプロとしてお互いのことを尊重し、学び合う姿勢が素晴らしい。今後も貪欲にこのような勉強会を開いて、切磋琢磨したいと思います。

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  • ぬか漬けは健康の素

    ぬか漬けを再開して1週間ほど経ちますが、順調に育っています。育っているというのは変ですが、糠床は毎日かき混ぜてやらないといけないし、野菜から汁が出たり、塩加減が変わってきたりするので、じっくり育ててやらないといけないのです。

    そういう中、先日カブをたくさん買ってきたので、ぬか漬けにしてみたら、本当に美味しかったです。今シーズンはまだつけていませんが、ミョウガやオクラのぬか漬けも最高です。来週くらいには材料を揃えたいと思いますが、今週はまだきゅうり、人参、生姜などをつけています。

    ぬか漬けをしばらくつけていると、だんだん水っぽくなってきます。野菜から出てきた水分がたまってくるのです。そこで秘密兵器の登場です。米の精米機です。玄米を2分づきから白米まで好きな状態に精米できます。精米したての米も美味しいのですが、ぬかが出てくるので、これがぬか漬けに使えるのです。精米機から出たぬかはフライパンでいってから、糠床に足します。やはりぬかを自分でたそうと思えば、米は無農薬に限ります。ぬかの部分に農薬が付いているし、精米する米は洗っていませんから、これは必須です。

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    それにしても、かす(粕)とぬか(糠)という字が面白いですね。米の白い方は粕です。米の健康な方は糠です。みんな白い方を食べて、健康な方を捨てていませんか?ぬか漬けは健康の素なんです。

  • 有機野菜

    クリニックの近くに有機野菜の店「畑まるごとマーケット・有機生活」というのがあります。佐土原の一休温泉の隣です。有機野菜、無農薬、減農薬などこだわりの食材を扱っています。日常の食材をすべて無農薬や有機野菜にしようとするとかなり食費がかかり大変なので、時々立ち寄る程度ですが、興味はあります。

    無農薬や有機野菜が必ずしも他より美味しいわけではないと思うのですが、安全性を考えるとやっぱりいいんじゃないかと思ってしまいます。ほとんどが県産の食材なので、地元農家の応援にもなるでしょう。

    たまに行って買うのは昔ながらの製法で作った本物の醤油と無農薬で作った緑茶。醤油は最近の安いものは偽物です。材料を見ると、大豆の絞りカス(大豆油を絞った残り)を化学処理して、カラメルで醤油の色をつけた茶色い塩水でできているのです。アミノ酸や化学調味料が入っているので、その醤油の味に慣れたら本物の醤油より美味しいと思うかもしれませんが、それは私たちの味覚がおかしくなっている証拠です。醤油の材料のラベルを是非見てみてください。どうせ1本の醤油を高く買ったとしても何ヶ月も持つので、これはちゃんとしたものを使うべきでしょう。もし醤油が安物の偽物でなく、高かったらドバドバとかけるのをためらわれますから、自然と減塩されてそれだけでも健康にいいです。

    お茶は当然無農薬がいいでしょう。洗うわけにもいかないので、最初から農薬を使わず作ったものが手に入るのなら是非そうしたいと思っています。しかも美味しいのです。

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  • 男は8の倍数

    女は7の倍数、男は8の倍数。これは成長、老化の節目の年が男女で違っていることと、そのサイクルについて2000年以上も前に中国の古典「黄帝内経」に書かれているものです。

    私の場合を考えると

    8歳:小学校で楽しく育つ、

    16歳:中学生。高校受験。

    24歳:医学部を卒業し、血液内科で研修医。

    32歳:大学院で論文も完成し、アメリカ留学が決まる。33歳でテキサスへ出発。

    40歳:アメリカで十分仕事をしたと、満足して帰国。第2内科から循環器内科に転向し、専門医に向けて救急病院で忙しく過ごす。

    48歳:内科、循環器科、東洋医学などの認定医、専門医を取り、一通りの仕事に責任を持ってできるという自信ができた。開業を決意。

    と、今ここまで来たところで49歳です。次の8年間はクリニックが軌道に乗り、経営安定、仕事に充実、といきたいものです。

    タニタの体重計には体脂肪、骨量、内臓脂肪量、などとともに、体年齢が出ますが、私の体年齢はいつも34歳。ランニングのおかげです。

    実年齢−15歳です !!(^ ^)/(設定でこれ以上若い数字は出ないことになっています)ますます健康には気をつけて頑張ります。

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  • 植物性乳酸菌

    乳酸菌に動物性と植物性があるのをご存知でしょうか?動物性は言わずと知れたヨーグルトを作るときの乳酸菌です。牛乳の中に入れてやると半日くらいでヨーグルトができます。昔、カスピ海ヨーグルトがはやったときに、ヨーグルトをスプーン一杯あたらしい牛乳の中に入れてかき混ぜ、40度くらいで保温すると、また新しいカスピ海ヨーグルトができたので、毎日継ぎ足しながら作っては食べていました。これは、カスピ海ヨーグルトだけでなく、市販されているほとんどのヨーグルトで可能です。

    一方、植物性乳酸菌はぬか床にいる乳酸菌です。ぬか漬けをつけすぎると、酸っぱくなりますが、あれが乳酸です。ぬか床につけた野菜を発酵して乳酸を作ります。私は2年くらい前にぬか漬けにチャレンジして、毎日毎日ぬか床をかき混ぜてはきゅうり、人参、ナスなどをつけていました。今の季節はそういった野菜が豊富で、気温が高いので乳酸菌も元気に発酵して美味しいぬか漬けができます。冬になると発酵のスピードが落ちるので、つける時間は長くかかります。

    ぬか漬けをしていると、野菜の汁でぬか床が水浸しになってしまうことがありますが、この水をすくって牛乳や豆乳に入れて一晩保温すると、植物性乳酸菌で作ったヨーグルトができます。とても美味しいです。しかも、動物性より植物性の方が胃酸に強く、生きて腸まで届くらしいです。

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    2年前につけ始めたぬか床は雑菌が入って残念ながら廃棄しましたが、この夏、再びぬか漬けにチャレンジしています。今週から始めたぬか床は次第に元気に発酵してきて、美味しいぬか漬けができるようになってきました。塩分の取りすぎには注意が必要ですが、発酵食品は健康の元です。