むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 炭水化物ダイエット中

    ただいま、私は糖質制限中です。そうは言っても、糖尿病ではないのでさほど厳しいものではなく、できるだけ減らしていると言った感じです。糖の原料となる炭水化物を取らないわけですから、おそらく血糖は結構低いと思います。炭水化物を制限すると、痩せる効果がてきめんです。これは、患者さんたちに炭水化物制限をするように勧めると、あっという間に痩せるので、間違いありません。高血糖は動脈硬化の原因となりますが、骨も糖化してしまい、もろくなります。骨折の頻度が上がるそうです。タンパクの糖化というのは料理でよく見かけますね。例えば鶏肉を甘い醤油だれで煮込むと肉も骨も糖化して茶色く変色します。そして、肉や骨は柔らかくなります。

    糖尿病の人はこの糖化現象が日々進行するため、血管も骨もボロボロになります。いったん糖化したら元に戻りません。料理した鶏肉が元の肉に戻らないのと同じ理屈です。糖化させないこと、つまり、血糖を上げないことが大切です。

    そして、私が炭水化物ダイエットを始めていいのが、仕事中ほとんど眠くならないことです。ご飯を食べれば眠くなりますよね。食べなければ眠くならないのは当たり前といえば当たり前です。

  • スーパードクター

    テレビを見ていると、全国には本当に腕のいいスーパードクターがいますね。皆さん患者さんの悩みを魔法のように解決して、素晴らしいです。私も、このような名医の紹介番組はよく見ています。とても参考になります。どのドクターも単に名医であると片付けてしまってはいけません。私は同業者として、これらのドクターがいかに現在のスーパードクターと言われるに至ったかというところにも興味があります。そういう目で見ると、第一にみなさん手先が器用です。ものすごく繊細な手術をいとも簡単にやってのけられます。これが第一条件です。そして、患者さんを思う気持ちに妥協のないところです。他の病院で原因がわからないとか、手術できないと言われたら、さらに闘志を燃やして頑張るようなタイプの人ばかりです。

    器用なことが第一条件と書きましたが、患者さんを思う気持ちと努力がなければその器用さは活かされません。逆に、患者さんを思う気持ちがたくさんあっても、手先が不器用だと治療はうまくいきません。その条件がバッチリ備わった人こそスーパードクターとなるのでしょう。

    テレビでスーパードクターと放映されてしまうと、その病院には全国から患者さんが殺到しますから、当分はむちゃくちゃ忙しくなり、大変な目に合うと思います。それを承知でテレビに出て惜しげも無くその腕を披露していただけるのはありがたいことです。江戸時代であれば、そのような名医と呼ばれる人には門下生として弟子入りして、何年も丁稚奉公をしないと教えていただけなかったものです。門外不出として、門下生以外には口止めされていたはずです、それを思うと、我々は家でご飯を食べながらスーパードクターの技を学べるなんて本当に恵まれています。

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  • COPD

    COPD(閉塞性肺疾患)という病気があります。肺気腫といったほうがわかりやすいかもしれません。喘息も似たような病態ですが、COPDの多くは喫煙と関連しています。月曜の夜はCOPDの勉強会に参加しました。以前はCOPD にはあまり治療法がなかったのですが、最近はいろいろいい薬があります。どれも吸入薬で、まだ内服薬はないのですが、そこは慣れるだけです。抗コリン剤、気管支拡張剤、ステロイドなどの吸入薬ですが、合剤もいろいろあり治療法はかなり進歩しています。

    COPDになると、少し動いただけで息切れします。息を吸えてもうまくはけないというのが特徴です。口すぼめ(ストローをくわえたように口を小さくすぼめる)により息が吐き出せます。そういった呼吸法の訓練も有効なのですが、文献的には呼吸リハビリの効果は限定的のようです。

    一方、吸入薬はかなり有効性がはっきりしているので、COPDと診断されていながら治療をせずに諦めている場合、是非吸入を試してみてはと思います。しかし、それより何より禁煙です。最近、電子タバコが話題です。電子タバコは水蒸気にタバコのフレーバーを入れているだけだから大丈夫、という意見が多いですが、本当に問題ないかどうかは今後の検証が必要となります。ただ、私が思うに、通常の紙タバコよりはマシではないでしょうか。

  • スキレット

    土曜の夜は大分の織部先生に漢方の講演に来ていただきました。日本のトップクラスの先生の講義は非常にレベルが高く、刺激的でした。もっと勉強して、少しでも先生に近づきたいと思います。

    さて、スキレットという鉄のフライパンが人気です。私は料理好きなので、小さいものから大きいものまで3つ持っています。大きいものは最近はほとんど使いませんが、アメリカでキャンプ用に買ったもので、実際に焚き火でオーブン料理をするのに使っていました。ところが、あまりに重くて洗ったりするのが大変です。今一番使うのは蓋つきの中型のものです。肉、野菜、魚、なんでもこれ一つで料理できます。スキレットで作った料理をそのままテーブルに並べるとインスタ映えすると言われますが、私はそれとは関係なく気に入っています。蓋つきがいいのは、蓋をしてとろ火にかけると火の通りが抜群にいいのと、焦げ付かないで無水料理ができることです。

    テフロンしか使ったことがない人は、鉄鍋だと焦げ付くとお思いでしょうが、ほとんど焦げません。卵焼きでも綺麗にできます。要は、最初によく油をなじませること、洗剤で洗わずお湯で洗ったら乾かして、薄く油を塗っておくことです。また、鉄が料理に入ってくるので貧血予防にはもってこいです。一方、テフロンは発ガン性物質が発生しますので高温にしないこと、傷つけないこと、酸味を効かせた料理を作らないことなど注意点がたくさんあります。

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  • 風邪に効くハーブ(アロマ)

    先日、漢方の講演をしましたが、大変好評だったとのフィードバックをいただきました。聞きにきていただいた方々には御礼申し上げます。内容は少し変わりますが、12月にもう一度漢方の講演を予定しています。参加ご希望の場合、クラシエ薬品にお尋ねください。(参加は無料ですが、事前申し込みがないと空席がないかもしれません)

    さて、風邪の予防にうがいをしましょうというのは古くから言われていることです。外国にはうがいをするという習慣がないため、それが風邪の予防になるなどとは世界中の人は信じていません。おそらく日本だけだと思います。風邪のウイルスは20分ほどで喉粘膜から体内に侵入しますから、入ってしまえばうがいでは取れません。したがって、うがいの感染予防に対してはかなり懐疑的で、最近は厚労省の感染対策マニュアルを読んでも手洗しましょうとは書いてありますが、うがいをしましょうとは書いてありません。

    そんな中、うがいに予防効果があるのかどうかを検証した論文があります。水道水、イソジンで比べてみたところ、なんとイソジンでうがいした方が風邪を<ひきやすい>ということがわかったのです。イソジンが喉の粘膜を障害するのが問題のようです。最近はほとんどイソジンを処方することはなくなりました。皆さんもうがいをするなら水道水でいいし、お茶も有効とされています。病院ではアズノールといううがい液を処方します。これはカモミールエキスです。ハーブの力で抗炎症作用があります。アロマでは、ユーカリ、ローズウッド、ミント、ティーツリーなどいろいろ風邪に有効なアロマがあります。詳しくはアロマショップで聞いてみてください。楽しいですよ。

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