むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 縄文人と弥生人

    縄文人はご飯を炊くのに、なぜあんなに気合の入った装飾のある鍋(土器)を作ったのでしょう? 謎ですね。一方、弥生式土器はシンプルで合理的です。コスパや時短を重視する現代人なら、弥生式土器に共感することでしょう。一方で、コスパよりも感性を大事にし、「好きなものは好き」という人もいます。そう考えると、私たち現代人も、縄文人的な感性派と弥生人的な合理派の2パターンに分けられるかもしれません。

    私は一見、理屈や効率を重視するように見えるかもしれませんが、実はかなり感性で動くタイプです。好きなことには時間を忘れて熱中します。

    先日、とある講演会を聞いていてピンときたのですが、買い物をするときに、Amazonなどでしっかり下調べをし、口コミをチェックし、さらに価格.comで最安値を確認し、1週間考えたうえで購入を決める人——これは弥生人タイプではないでしょうか。一方で、ジャパネットなどの通販番組を見ているうちに「これ、欲しい!」と思い、衝動的に即決で注文する人——これは縄文人タイプだと思います。

    縄文人は狩猟採集民だったので、一瞬のチャンスを逃せば食べ物にありつけません。一方、弥生人は農耕によって何ヶ月も作物を育て、計画的に収穫します。職場にも、こういう2パターンの人がいると思いませんか? プロジェクトにじっくり取り組んで成果を出すタイプと、チャンスを見極めて一気にやり抜くタイプ。そう考えると、人に仕事を頼んだり、一緒にプロジェクトを進めたりするときに、相手のタイプを知っておくと、よりスムーズに進むかもしれませんね。

    久木野 四季の森温泉にて モクレンの蕾と五岳

  • 桜が開花

    熊本では桜の開花宣言が出ました。
    さっそく健軍自衛隊前を散歩してみたところ、確かに咲いていました!まだ1~2分咲きといったところです。今週から来週にかけてが見頃になりそうですね。週間天気予報を見ると、今週は雨が多いようですが、満開前の雨ならそれほど心配はありません。時間があれば、夜桜を見に散歩に出かけようと思います。

    春分の日を過ぎた途端に、日差しが強くなり、気温もかなり上がりました。
    まだ空気が乾燥しているので汗ばむことはなく、快適そのものです。しかし、紫外線の量はかなり増えていると思われます。日焼け対策をしっかりしておかないと、シミやシワの原因になります。日本人はあまりサングラスをかける習慣がありませんが、強い紫外線は白内障のリスクを高めます。目を守るためにも、日差しの強い日にはサングラスの着用をおすすめします。

    日焼け対策として、長袖を着る、帽子をかぶる、日焼け止めクリームを塗るなどの方法が有効です。また、体の内側から対策するなら、ビタミンCの摂取が重要です。紫外線によってビタミンCは消耗しやすくなるため、1日2000mgを目安に摂るとよいでしょう。その際は、2~3回に分けて摂取するのがおすすめです。ビタミンCは水溶性なので、一度に大量に摂取しても尿とともに排出されてしまうからです。

    さて、今日はふと思い立って、革靴の修理をしてきました。
    もう数年履いており、買い替えのタイミングではあるのですが、履き心地は悪くありません。ただ、靴底がすり減ってしまい、濡れた道で滑りやすくなっているのと、かかとが斜めに削れてしまっているため、立ったときにバランスが悪くなっていました。そこで、靴底を張り替えればまだ使えるのではと思い、修理を依頼することにしました。

    鶴屋の地下2階に靴修理のお店があったのを思い出し、行ってみたところ、15分ほどで修理が完了。仕上がりは想像以上に良く、とても満足しました。これでまたしばらく履けそうです。

    熊本駅のレストラン街「コッキオ」にて 少し食べてから写真を撮りました

  • 寒の戻りと人生の苦難は似ている

    3月も後半に入ったというのに、寒の戻りです。朝、クリニックの玄関前を掃除していたら、吹雪になりました。体に雪がたくさんついて大変だったので、早々に清掃を中断して室内に入りました。天気予報によると、あと数日寒い日が続いた後、一気に春の陽気になるようです。ちょうど春分の日が近づいているので、その頃には本格的に春になりそうです。

    寒暖差が大きいため、体調を崩す患者さんも多く、今日は発熱で来院された方が25名ほどいました。コロナだったりインフルエンザだったり、胃腸炎だったり、さまざまです。学生の間ではインフルエンザB型が流行しているようで、昨年末にA型にかかった人も油断できません。今日だけでも、年末にインフルエンザA型にかかり、今日はB型にかかったという人が2名いました。

    寒の戻りで思い出しましたが、自然界では、物事は一直線に進むより、一進一退しながら少しずつ前進することが多いものです。特に、大きく進む前には一度後退することがあります。例えば、高くジャンプするには、一度膝を曲げて低い姿勢を取る必要があります。この考え方は、私が毎週参加している倫理法人会の経営者モーニングセミナーでもよく話題になります。

    会社経営では、業績が伸び悩んだり、赤字になることもあります。しかし、それをくよくよと悩んでも仕方ありません。一度立ち止まったり後退することは、次への大きな飛躍に必要なことだと知っていれば、何も憂える必要はないのです。

    そこで大切なのは、あきらめずに前に進む方法を考え抜くことです。ネガティブになって落ち込んでいては前進できません。明るく、朗らかに、喜んで働くことが大切です。しかし、試練が大きすぎて、どうにもならなくなることもあります。そのようなとき、無理に突き進むより、一旦すべてを手放し、裸一貫やり直す覚悟を持つという選択肢もあります。生きていれば、必ず何とかなるものです。新しい道を見つけるために、時には大胆な決断も必要でしょう。

    とはいえ、今日の寒の戻りは、そんなに大げさに考えなくても、季節は着々と春に向かっています。「寒くなった」と嘆く必要などまったくありませんね。仕事で行き詰まっても同じこと。寒の戻りのようなものだと思えばいいのです。

  • ガイドラインと個別対応の違い

    日曜は荒れ模様の天気となりました。先週までの暖かさとは打って変わって、まるで冬に逆戻りです。「寒い!」と思いつつも、私はこのヒヤッとした空気がなんだか嬉しくなり、小雨の降る中、健軍商店街まで散歩に行きました。もともと冷え性だったのですが、最近は暑がりの体質に変わってしまい、今日くらい冷えたほうが快適で気持ちがいいと感じました。

    昨日、蔦屋に行き、雑誌を2冊買いました。どちらもTarzanという雑誌で、特集テーマは「血圧・血糖値・コレステロールの大正解」と「科学的に正しいツボ押し」の2つです。最近、週刊誌や文庫本などで「血糖やコレステロールは高くても大丈夫」というような風潮を見かけますが、学会のガイドラインとはかけ離れた内容が多い印象でした。しかし、今回のTarzanの特集は、きわめて常識的で、私が見ても正しい内容だったので購入しました。待合ロビーに置いておきますので、興味のある方はぜひご覧ください。

    循環器の領域は数値として結果が明確に出るため、良い・悪いがはっきりします。学会でも「大規模臨床試験」といって、数千人規模の患者さんを対象に、どの治療法が予後を改善するかが科学的に検証されています。ガイドラインは、そうしたデータに基づいて作成されているため、無視するのはあまり良くありません。

    しかし、患者さんは「数千人の平均」ではなく、それぞれ個性があります。何を食べるか、どこに住んでいるか、どんな仕事をしているか、運動の習慣はあるか——そうした生活環境によって最適な治療法も変わってきます。したがって、ガイドラインに書かれている「平均的な治療方針」がすべての人に当てはまるとは限りません。ただ、こうした個別対応はエビデンスが少なく、科学的な裏付けが難しいのが現状です。

    この点で、オンライン診療やAIを活用した医療相談では、基本的にガイドラインに沿った回答しかできません。一方、私たちかかりつけ医は、患者さんの個性や生活背景を理解した上で、より適切な治療方針を考えます。ガイドラインを理解したうえで、その人に合った処方やアドバイスをする——そこが私たち医師の役割なのです。

  • 水春がリニューアルオープン!

    週末は雨になりました。そのおかげで花粉の飛散量が減り、過ごしやすかったのではないでしょうか。私も昨日から目がかゆくなり、慌てて目薬を探しました。今年は例年(平均)の6倍の花粉が飛んでいるらしく、「今年初めて花粉症の症状が出た」という人も大勢います。昨年使って効果があったアレルギー薬が、今年は効かないということもあります。症状がひどい場合は、薬の強さを変えたり、2剤を組み合わせたり、点鼻薬を併用するなどの工夫が必要です。

    さて、改装工事中だったイオンモール嘉島(クレア)の「水春温泉」が昨日リニューアルオープンしたと聞き、さっそく行ってみました。玄関を入った瞬間から雰囲気がガラッと変わり、明るくなっていました。これまで問題だと感じていた受付と会計の煩雑さも、すっきり改善されていました。システムは菊南温泉「あがんなっせ」に似た方式で、帰りに自動精算機で精算するスタイルになったため、以前よりスムーズに流れるのではないかと思います。ただ、不思議なことに、以前使えていたWAONが使えなくなり(イオンモール内にあるのに)、クレジットカードとQRコード決済のみの対応になっていました。

    お風呂の中も新しくなり、なんとサウナが増設されていました。小さめのサウナですが、「瞑想サウナ」と書かれており、テレビやBGMのない静かな空間です。ストーブには石が積まれており、温風機のような送風設備はありません。うれしいことにセルフロウリュ(ストーブの石に水をかけて蒸気を発生させること)もできるようになっていました。

    水春はお客さんが多く、館内がざわざわしていて、あまりリラックスできないと感じることがありましたが、このサウナは静かで快適な空間でした。また行きたくなりました。