むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 音声入力には外部マイクが良さげ

    最近、ブログで音声入力について何度も書きました。それを読んだ製薬会社のMRさんから、「自分も日報を書くときは音声入力です。その方が断然早いですから」という声をいただきました。どうやら音声入力は、すでにビジネスの現場でも欠かせないツールとなっているようです。

    かつてはタイピングが速いことが「仕事ができる人」の象徴のようなイメージもありましたが、今は違います。音声入力を使えば、誰でも手で打つより速く文章を作ることができます。精度の飛躍的な向上に加え、AIを使って「読みやすい日本語」へ一瞬で整えられるようになったことが、実用化を大きく後押ししていると感じます。

    形から入る「脱・気恥ずかしさ」

    とはいえ、パソコンに向かって一人でブツブツとしゃべるのは、どこか気恥ずかしいものです。なぜだろうと考えてみたのですが、どうやら「パソコンの内蔵マイク」に向かって独り言を言うようなスタイルが、気恥ずかしさの原因ではないかと思えてきました。

    そこで、Web講演会用に使っている本格的なスタンドマイクを接続し、それに向かって話してみることにしました。 すると、内蔵マイクより小さな声でも正確に音を拾ってくれますし、何より「収録」しているようなプロっぽい雰囲気が出て、気恥ずかしさが少し和らぐ気がしました。しばらくはこのスタイルで、音声入力をさらに使いこなしてみるつもりです。

    「慣れ」がもたらした、心の平和

    さて、当院ではこのところ、毎日100人前後の患者さんが来院されています。相変わらず発熱外来が忙しく、通常の診療と合わせて息つく暇もありません。 しかし不思議なもので、毎日これだけの人数を診察し続けていると、今では焦ることなく、マイペースで淡々と仕事に打ち込めている自分がいます。

    以前であれば、山積みのカルテを見て気持ちが焦ることもありましたが、今は午前・午後の各50人の診察も、心穏やかに一人ひとりの患者さんと向き合えている実感があります。「慣れ」の力というのは、本当にすごいものです。

    診療と漢方教育のバランス

    昨年から続いていた漢方の講演依頼も、昨日でひと段落しました。今年度の講演はこれで最後となります。 新年度になればまた新たな依頼をいただくかと思いますが、あまりの多忙さに、これからは少し回数を絞って診療に専念したいという思いもあります。

    一方で、私は日本東洋医学会の熊本県部会長という立場でもあります。後進の先生方の学びをサポートし、これまで培ってきた漢方のノウハウを伝えていく責任も感じています。 患者さんと向き合う「診療」と、漢方の知恵を広める「教育」。このバランスをどう取っていくかが、新年度に向けた目下の課題です。

    焼鳥すずや

  • ガラクタを捨てれば、心も経営も健やかになる

    小中学校ではインフルエンザB型が流行しており、あちこちで学級閉鎖が見られています。当院でも発熱を訴える患者さんが急増しています。

    ​そんな中、大人の方では最近、新型コロナウイルスの感染者がじわじわと増えてきました。年末まではインフルエンザA型、年が明けたらB型、そして今度はコロナ……。中には1月のうちにA型とB型、両方に罹患された方もおられ、皆さんの免疫力が落ちているのではないかと心配になります。

    まずは栄養と睡眠をしっかり取り、体調を崩さないよう十分に気をつけましょう。

    ​さて、昨日は産婦人科の勉強会で漢方についての講演を行いました。その後の慰労会もあり帰宅は遅くなりましたが、今朝は早起きをして6時からの「経営者モーニングセミナー」に参加してきました。

    ​今回の講師は鳥取からお越しいただいた方で、カレン・キングストン著『ガラクタ捨てれば自分が見える』という本を紹介されていました。そのお話があまりに示唆に富んでいたため、セミナー終了後すぐにAmazonで注文したところ、なんと仕事から帰宅したときにはもう本が届いていました。明日から早速読み進めるのが楽しみです。

    ​この本でいう「ガラクタ」とは、家の中にある不要なもののことです。

    「いつか使うだろう」と買ったものの結局使っていないもの、数回使ったきり棚の奥に眠っているもの。著者はこれらを「ガラクタ」と呼び、驚くべき指摘をしています。

    「私たちが払っている住宅ローンの30%以上は、こうしたガラクタのために支払われている」

    ​これは衝撃的でした。

    会社経営に置き換えれば、不要な在庫や、いつか使うと思って揃えた備品、捨てられずにいる物品などが、オフィスの大きな面積を占有しているということです。私たちは気づかないうちに、不要なもののために家賃や固定資産税を払い続けているのかもしれません。

    ​思い切ってこれらのガラクタを「断捨離」すれば、そこには価値のある新しいものが入るスペースが生まれます。キャッシュフローが改善し、経営も好転していくでしょう。

    ​これは家庭においても同じです。不要なものを手放すことで、探し物の時間が減り、心身ともに健康になれます。「いつか使う」と眠らせているものを手放すことは、幸運を呼び込む一歩なのだと著者は説いています。

    ​これからじっくり読み込みますが、読み終わる頃には、きっと家中の大掃除をしたくてたまらなくなっているに違いありません。

    中央街「焼鳥すずや」

  • 婦人科の痛みの漢方の講演をしました

    少しずつ暖かくなり、当院でも花粉症の患者さんが増えてきました。

    以前からお伝えしている通り、花粉症の予防には「ビタミンD」が非常に有効です。ビタミンDは処方薬ではなく市販のサプリメントとして入手可能ですが、選び方にコツがあります。市販品は1日1,000単位(IU)のものが多いですが、花粉症の予防には1日5,000単位程度の摂取が望ましいとされています。

    毎年花粉症に悩まされている方は、抗ヒスタミン薬だけでなく、ぜひビタミンDの併用を検討してみてください。飲み方がわからない場合は、受診の際にご相談いただければと思います。また、当院に通院中の方で花粉症の症状が出た方は、他科を受診し直さなくても当院で抗ヒスタミン剤や点鼻薬を処方できますので、お気軽にお申し付けください。

    インフルエンザ・コロナへの備え

    私が校医を務めている中学校では、現在インフルエンザの猛威による学年閉鎖が起きています。当院にも毎日、相当数の発熱患者さんが来院されています。暖かくなってきたとはいえ、感染症にはもうしばらく注意が必要です。

    インフルエンザワクチンはすでに終了していますが、今からでも免疫力を高めることは可能です。ここでも先ほどの「ビタミンD」が役立ちます。日頃から摂取することで、呼吸器感染症にかかりにくくなることが知られています。この時期、予防のために飲んでおくことをお勧めします。

    「女性の痛み」と漢方の力

    本日は診療後、産婦人科漢方研究会にて講演の依頼をいただいています。今回のテーマは「女性の痛みを漢方で治す」です。

    頭痛、腹痛、月経痛、さらには指の第一関節が痛むヘバーデン結節など、長引く痛みに悩む女性は多くいらっしゃいます。漢方薬は副作用が比較的少なく、長年の痛みが劇的に改善するケースも少なくありません。

    この分野では大豆イソフラボンやエクオール、プラセンタといったサプリメントや注射も普及しています。私の経験上、漢方薬は結構効くと感じていますが、状況に応じてこれらを併用するのも一つの手です。また、痛みの原因が更年期障害にある場合は、産婦人科での「ホルモン補充療法」が非常に効果的なこともあります。

    治療法を一つに絞り込まず、多方面からのアプローチを検討することが、痛みのない日常への近道だと考えています。

    お通しのもずくとこんにゃく:絶品でした 中央街「焼鳥すずや」

  • 「音声入力」という新しい執筆スタイル

    勝間和代さんが著書などで、Googleのスマートフォン「Google Pixel(ピクセル)」を激推しされているのをご存知でしょうか。Android端末としてはGalaxyに次ぐ人気を誇るモデルですが、勝間さんがこのスマホを推す最大の理由の一つが、その圧倒的な「音声入力」の性能です。

    タイムラグがほとんどなく、瞬時に、かつ正確に日本語を聞き取って文字に変換してくれる。その優秀さを聞き、私はがぜん音声入力に興味が湧いてきました。残念ながら私はPixelを持っていないのですが、手持ちのデバイスを使ってどれほど実用的なのか実験を始めてみました。

    デバイスによる「日本語力」の決定的な差

    さまざまな端末で試してみた結果、驚くべき発見がありました。

    • iPhone / iPad: 非常に優秀です。音声の認識が良く、レスポンスも極めてスムーズ。文章の長さに合わせて、後から句読点の位置を賢く修正してくれる点には感心しました。

    • Windows / Android(Pixel以外): 音声の認識が追いつかず、日本語の精度も今ひとつ。

    • MacBook: 意外なことに、私の環境ではiPhoneほどスムーズにはいかず、変換の遅さがもどかしく感じられました。

    結果として、私の手元にあるデバイスの中では、iPhoneとiPadが最も正確に私の「口頭入力」をサポートしてくれることが分かりました。

    「タイピング」という制限を外してみる

    もともと私たちは、自分のタイピング速度に合わせて頭の中で文章を組み立てる習慣がついています。いわば、指の動きが思考の「律速段階(ボトルネック)」になっているのです。

    音声入力に切り替えると、この制限が外れます。最初は「話すスピードで文章を考える」という訓練が必要ですが、慣れてくると頭の中のイメージがそのまま文字として現れるようになります。

    もちろん、口頭入力特有の「くどい表現」や、多少の誤字脱字は避けられません。しかし、そこで活躍するのがChatGPTやGoogle GeminiといったAIです。

    1. iPhoneで一気に音声入力する。

    2. その下書きをAIに渡し、校正とリライトを依頼する。

    この流れを作ることで、自分一人で書くよりも遥かに短時間で、かつ簡潔で分かりやすいブログが仕上がるようになりました。

    執筆の未来は「話す」ことにある

    昔の音声認識を知っている人ほど、今の精度の高さには驚くはずです。これまでキーボードを叩いてきた時間を、これからは「思考」そのものに使えるようになるかもしれません。

    文章をたくさん書く機会がある方は、ぜひ一度、最新のデバイスでの音声入力を試してみてください。その快適さに、きっと驚かれることと思います。

  • 父へ、A Iのススメ

     

    日曜日、両親から確定申告について教えてほしいと頼まれ、実家へ向かいました。とはいえ、私自身も税金の詳細には決して詳しくありません。そこで今回は、両親のタブレットに「ChatGPT」を導入することにしました。

    夢の道具を使いこなす時代

    設定を済ませ、両親が疑問に思っていた点をAIに質問してみると、素晴らしく整然とした回答が返ってきました。私があやふやな知識で答えるより、AIに尋ねる方がはるかに正確で安心です。

    ついでに、AIとの会話のコツも教えました。わざわざプロンプトを打ち込まなくても会話で「冷蔵庫の余り物で何が作れるか」など、日常の些細な相談もできることを見せると、両親も興味津々の様子でした。

    子供の頃、誰もが「家にドラえもんがいたらいいな」と夢見たと思いますが、今はまさにそんな時代です。夢が目の前にあるのです。AIを使いこなせば、仕事は格段に捗ります。まだ使ったことがない、あるいは設定が難しそうだと感じている方も、ほんの少しの手間を惜しまず調べてみてください。一度その利便性に触れれば、きっとその素晴らしさに気づくはずです。

    緑豆甘酒にチャレンジ

    さて、私は、毎日小豆を煮て米麹で発酵させた「小豆甘酒」を食べています。砂糖を一切加えないのに、ぜんざいのように濃厚な甘さに仕上がります。先日、妻がこの小豆甘酒を餡(あん)として使い、「いきなり団子」を作ってくれました。砂糖なしとは思えない甘さと美味しさに、正直驚きました。

    この「発酵」への探求心は尽きません。昨日、近所の中華料理店へ行った際、レジ横に「緑豆」が置いてあるのを見つけました。緑豆は小豆よりも火が通りやすく、甘くて美味しい豆です。「これを麹で発酵させたらどうなるだろう?」と思い立ち、今朝からさっそく「緑豆甘酒」を仕込んでみました。

    先ほど完成しましたが、小豆とはまた一味違う、上品で美味しい甘酒が出来上がりました。もはや立派な食後のデザートといった味わいです。これからも、いろいろな穀物を麹で発酵させて、新しい味を試してみたいと思っています。

    油淋鶏と麻婆豆腐が半々に乗った丼 海天(錦ヶ丘)週末スペシャルメニュー