むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 肉や野菜をゆでた汁こそ栄養の宝庫

    昨日、オール電化の話を書きました。最近私のお気に入りは卓上のIH調理器です。カセットコンロのようにガスを買ってくる必要はなく、コンセントに繋げば卓上で鍋ができます。以前はカセットコンロは災害など非常用に役に立つとおもって持っていましたが、結局熊本地震の際にも使わずそのまましまっています。それなら、取り扱いが簡単で後片付けも楽なIHが便利。保温やとろ火など火力の調整も簡単です。どんな鍋料理をするかと言うと、辛ラーメン鍋です。鍋に500ccほどお湯を沸かしてインスタントラーメンのスープ(粉)を入れ、更にコチュジャンなどで辛さとコクを足します。そこへ肉、野菜、きのこなどを大量に入れて、一度チゲ鍋として食べます。そして、残したスープに辛ラーメンの麺を入れてしばらく煮込んだら、しめのラーメン。これで、不健康そうなインスタントラーメンが健康的な料理に早変わり。しかも卓上でグツグツしながら食べるとごちそうに見えます。IH調理器は1万円かからないで手に入ります。冬には暖かくていいですよ。

    今日は、夜にWEB講演会でミネラルのセミナーを受講しました。ミネラルといえばどんな食材にも含まれるのですが、最近見かける加熱済みの野菜(人参やじゃがいもなどがすでに火を通してありすぐカレーなどにできるもの)などは茹でた時点でミネラルの大半が抜けているそうです。家庭で野菜を茹でて食べるにしても、茹で汁が栄養の宝庫ですから無駄に捨てないようにしましょう。

    銀座通りに熊KENという焼肉(サムギョプソル)屋さんがあり、そこのメニューにポッサムというゆで豚肉のメニューがあります。店のマスターに茹でた汁はどうするんですか?と訪ねたところ、「これが美味しいところなので捨てられません。いろいろ試作した結果、グリーンカレーにして出しています」とのこと。なるほど、この店のメニューになぜカレーがあるのか謎がとけました。そして、このカレーこそビタミン、ミネラルの宝庫であると確信した次第です。

  • 知らないと損する話

    連日インフルエンザの患者さんを大勢見ています。そのなかで気になることがあります。熱が出たから家にあったロキソプロフェンを飲んできた、という人が結構いるのです。実は、インフルエンザのときにロキソプロフェンは禁忌です。インフルエンザ脳症を引き起こす可能性が高くなると言われており、病院では絶対に処方しません。検査してインフルエンザが陰性だったとしても、家族や職場にインフルエンザの人がいて、状況的にはインフルエンザの可能性が高いという場合も、用心して使わないほうがいいと思います。安全なのはアセトアミノフェン(カロナール)です。イブプロフェンもそれについで安全とされているので、アセトアミノフェンでは飲んでも熱が下がらないという場合、イブプロフェンをおすすめします。熱があっても体調がそれほど悪くない場合は解熱しないほうが早く治ります。ウイルスが熱に弱いためです。熱のせいで頭痛がひどいとか、きつくて食事ものどを通らないという場合は体力温存のため解熱しても良いと思います。

    話は変わって、私の趣味的な好みでたくさん家にあるのがサーモスの保温カップです。コーヒーやお茶を飲むためのもので、大小様々なものを持っています。不思議なもので器によって同じものを入れても味が変わります。これは呑み口の大きさにより鼻に抜ける香りが違ったり、口当たりが変わることが原因だと思います。そこで、朝のコーヒー用、夜のお茶用、などと使い分けています。熊本地震のときに良い皿やカップはほとんど割れてしまって、ステンレスのマグカップなどだけがのこったので、もう陶器の皿は買わないようにしているのもあります。韓国料理を食べに行くと、ご飯も冷麺などのどんぶりもステンレスです。最近のものは真空2重構造になっており、ステンレスの器でご飯や麺類を食べるといつまでもアツアツ、あるいは冷たさを保っていて優れています。私は見かけより性能を重視するタイプなので、こういう一見安っぽいものでも高性能で好きです。

    私の自宅はオール電化で調理はIHです。IHで野菜炒めは美味しくできないと思っていませんか?それはIHのためではありません。鉄の中華鍋をつかうとIHでもプロ並みの火力が得られます。ジューと音がしないのはテフロン加工の鍋(フライパン)だからです。テフロンは表面温度が上がらないから焦げないのです。美味しく料理できるはずありません。もしテフロン鍋をアツアツに加熱したらテフロンが熱で変性してフッ素化合物が溶け出てくる可能性があります。毒性が高いので絶対にやめましょう。

  • 正月に糖尿が悪化しないように

    月曜は発熱患者さんが次々と来院されて怒涛の一日でした。昼休み、月曜は通常訪問診療はなしで銀行に行って1週間分のお釣りを両替したり、事務的な雑用をする時間に当てているのですが、今日は訪問患者さんの容態が悪かったので2件の老人ホームに往診に行きました。道中、銀行で両替も済ませて、クリニックに戻ったら5分も休まないうちに午後の診療開始です。すでに駐車場は車でいっぱいでした。どんどん診察をすすめて気がついたら最後の患者さん、夕方6時をまわったところで終了でした。忙しかったのは私だけでなく、インフルエンザの検査をしてくれる看護師さん、発熱患者さんを別々の発熱待合に案内したり、会計をする受付スタッフ、みんな目が回る忙しさでした。

    先週、院内の糖尿病のヘモグロビンA1cの検査値がおかしかったと書きましたが、試薬が悪かったみたいでメーカーが回収して違うロットの試薬に交換してくれました。お陰で検査値は正しくなりました。それにしても、最近糖尿が悪化している患者さんが多いです。正月を前に悪化したら、正月明けは更に悪くなっていそうで心配です。炭水化物を控えましょう。甘いものだけでなく、米、パン、麺類、芋、かぼちゃ、糖度の高い果物などどれも血糖が上がります。料理で要注意は一品料理。カレーライス、牛丼などは最悪です。タンパク質は血糖をあげませんので、焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶなどはたくさん食べても糖尿を悪化させません。

    今日は、漢方の勉強のため私の診察の陪席に来られました。北区のクリニックで訪問診療をされている先生です。初対面のときに漢方はまだ勉強を始めたばかりと言われていましたが、今日実際の症例を通して解説していたら、結構勉強されているのがわかりました。私の漢方スタイルは中医学をベースにしていますが日本漢方もミックスし、山本巌の理論も取り入れている折衷漢方なので説明が難しい。これを勉強して自分の施設で実践して患者さんを治していただけると教えた甲斐があるというものです。

    増上寺

  • 多忙な日曜日

    私にとって休みは実質日曜しかありません。その日曜にしかできない事が山積みで、ゆっくりしている暇はありません。朝からとにかく慌ただしくいろいろ動き回りました。12月というのに驚くほど暖かく、20度を超えていました。せっかくのいい天気なので布団を干したり、洗濯をしたり、洗車をしたり、買い物にでかけたり、自宅フローリングのワックスがけ、トイレ掃除などなど書けばきりがありません。それにプラスしてジムで5キロランニング。お歳暮も送ったし、頂いたお歳暮の御礼状も書いた。充実した一日でした。今日は青島太平洋マラソンだったみたいです。天気がいいのはいいですが、フルマラソンには暑すぎて過酷なレースだったと思います。

    先週は熊大の医学生が実習で来ていました。1週間私たちの仕事に接して学んだことを、これからの勉強のモチベーションにしてもらえたら嬉しいです。今週は、漢方の勉強(専門医を取るため)に私の診察の見学に来られる予定になっています。こちらは学生さんではなく、ベテランのドクターです。診察室で私の後ろに座っておられると思いますが、複数のドクターに見てもらって料金は同じなので、得したと思ってください。よろしくお願いします。

    あまりに暖かくてクリスマスが近いなんて信じられません。気温の変化が大きいので体調を壊す人も見かけます。自律神経の乱れだと思われます。熊本は夏が終わったら秋はほとんど無く寒い冬になると言われていますが、今年は過ごしやすい秋がずっと続いているようなふしぎな感じです。昨日温暖化の話題をTVで話しているのをみました。九州の農業はこの調子だとバナナやアボカドなどが中心になるかもしれないとのこと。熱帯雨林気候みたいですね。昨日の日経新聞の広告で私の心配していることが本になっていました。TSMC進出は熊本の令和の水俣病と書いてありました。工場稼働はこれからですが健康被害が出ないことを祈るばかりです。

    赤坂のイルミネーション

  • 週末の作り置きレシピ

    先週末東京に行ったので、週末にしかできないことが山積みで、今週末はとても忙しいです。土曜日は診療後、鶴屋にお歳暮を買いに行きました。ほとんどのお歳暮は楽天で送るようにしていますが、毎年いくつかだけ直接デパートで買ってきます。そんなに特別なものでもないんですけどね。自分の中の年中行事の一つです。夕方、ヘアカットの予約をしていたのですが、電話がかかってきて、床屋さんのご主人がインフルエンザにかかったので予約をキャンセルできませんかとのこと。だめとも言えないので、カットは延期となりました。私はいつも散髪中気を失ったかのように爆睡し、終わりました、の合図で目を覚まします。今日も床屋で寝ようと思っていたのですが、キャンセルになったので、自宅でしばし仮眠を取り、体力復活。

    友人から、卵を茹でるときに卵の底に小さな針穴を開けるときれいに殻がむけるという便利グッズ(押しピンみたいなもの)をもらったので、さっそく卵を茹でてみました。すごいです。簡単にツルッと皮がむけました。自動調理鍋ホットクックでゆで卵をつくると簡単で綺麗にできあがります。最近、煮卵を作るのを趣味にしており、週末にまとめて作ると1週間美味しいゆで卵を食べられます。私のオリジナルレシピは酒(今切らしているので白岳)醤油、みりん、水を全部大さじ1ずつ。それに八角をひとかけらいれてひと煮立ちして冷まします。ゆで卵とタレをあわせてポリ袋に入れて空気を抜いて密閉します。こうすると少量のつけダレで4−5個の卵をつけられます。冷蔵庫に保管して時々向きを変えると全体に味がしみます。美味しいですよ!

    もう一つ、毎週末に作り置きしているのが、ローストビーフです。イオンでブロックのビーフが700円ぐらいで売ってあります。これをステーキ用のシーズニングを振って準備します。前は、低温調理で加熱していましたが最近それも面倒になり、スキレットで裏表火を通したら酒(やはり白岳しかない)をかけて蓋をして弱火で蒸し焼きにします。肉のサイズによりますが、3−5分ほど加熱したら放置。スキレットの鉄板の予熱で芯まで火を通します。あとはスキレットにたまった肉汁ごとポン酢、サラダドレッシング、白だしなどを適当に混ぜたつけダレに漬け込み、まいにち少しずつスライスしてサラダに乗せていただきます。簡単です。味付けはつけダレの出来にかかっていますが、まず失敗しないと思います。