むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 恵みの雨

    経験したことのないような猛暑もひと段落となり、朝から曇っているなと思ったら昼前には雷が光ってざーと雨が降ってきました。恵みの雨です。カラカラに乾ききっていた土に潤いが戻りました。気温も信じられないほどの高温が和らぎ、涼しげに感じます。まだ30度は超えていますが、このところ路上は40度超えていますから、10度くらい涼しい感じです。

    そして、当クリニックでは本日より全職員さんが出勤をしてくれています。初の顔合わせとなりました。みんなをクリニック内見学してもらい、社会保険労務士さんにも来ていただいて一人ずつ雇用条件の説明を行い、契約書などを手渡しました。これも、自分ではできないことでした。社労士さんのプロとしての冴えたお仕事を見ながら関心いたしました。

    制服のサンプルが届いていたので試着してもらったのですが、なかなか可愛い感じで良かったです。職場が華やいだ感じになります。写真も撮らせてもらいましたが、本人の許可をもらっていないので、今日は載せません(残念ながら・・・。)

    院内全体がマックになっており、iCloudでデータを共有しているため、朝礼のネタや本日のタスクはメモやリマインダーの中に書き込み、みんなでiPadや受付にあるiMacでそのファイルを見られるようにしました。まずはペーパーレスのクリニックなので、そういうパソコンに慣れてもらうのもいいかと思いますが、初めての職員さんには「なんだこれ」って感じだったと思います。すぐ慣れますよ。

    そして、待合ロビーにはウォーターサーバーが入りました。阿蘇の天然ミネラル水です。フィルター水と違って、味がいいと思います。

    明日から注射器や点滴の道具などを整理して足りない物品の発注に入ります。

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  • 連携について

    熊本地震の後、街は車であふれ、渋滞がひどい。もちろん復興のために県外から沢山の応援が来ているのだろうけど、どうもそれだけではないように思う。というのは、最近車でちょこちょこ出かけると、信号にひっかかってばかりで一向に進まない気がするのだ。以前なら、一度赤信号に止まれば、そのあとしばらくはスムーズに進めた。それが、最近は、赤で止まり、青になったかと思うと、次の信号でまた赤になる。つまり、連携が取れていないのだ。これでは、スムーズな移動ができないため、時間もかかるし、燃費も悪くなるし、経済的損失は計り知れない。想像だが、信号網の連携を調整しているパソコンが壊れているんじゃないだろうか?

    仕事においても、連携がうまくいかないと全てがダメな印象を与える。一人一人が頑張っても、全体の流れが良くないと効率良く完結できない。そのために、コンシェルジェとかコーディネーターとかそういう仕事の人がいる。小さなクリニックではそういう人を雇うことは難しいが、一人一人の患者さんを問診、診察、検査、結果説明、会計とスムーズに誘導するために職員同士の連携が必要だ。患者さんの話を聞いて、ニーズを把握し、ドクターの診察内容から検査や治療の方針を把握し、全体の流れをコーディネートできる、そういう職員を一人でも多く育てたい。そこには、医療事務や看護師という本来の仕事の能力だけでなく、コミニュケーション能力とか気がきくとか、そういう素因が必要だ。

    病院と診療所の間には病診連携という言葉がある。入院を要するような状態の時は病院にお願いし、退院したら診療所(クリニック)で経過を見る、そういう連携のことだ。いずれにしろ、医療の現場は連携が大事だ。

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    クリニックの名前の入ったサイン工事は終わり、足元には植栽が植えられました。お隣の薬局には凌雲堂薬局という名前が入りました。優雅なネーミングです。なんとなく、漢方好きな僕の診療にマッチした薬局の名前だなーと思いました。

     

  • 医師会

    開業すれば医師会に入会するのは当然のように思っていましたが、最近では入会していない先生も結構いると聞きます。しかし、やはりこれは同業者の集まりでもあり、入ることでいろいろなメリットや便利なこともあるし、お互い様という助け合いの精神もあるので、入会(A会員)の手続きに行ってきました。

    医師会には隣保班というグループ分けがあり、近所のクリニックの先生たちを地区ごとに班わけしてあるそうです。そのリストをもらったので、来週にでも早速挨拶回りをしたいと思います。また、医師会には協同組合というのがあり、いわゆる生協みたいなものですが、トイレットペーパーから家電、家のリフォームまで何でも請け負ってくれるそうです。ちょうどクリニックの待合ロビーの壁掛けテレビや注射液を保存する冷蔵庫などが必要だったので見積もりをもらったら、大手家電量販店に負けない値段を出してきてくれました。助かります。電気屋さんに行く手間が省けます。

    私は、研修医の時に医師会病院(熊本地域医療センター)で内科研修医をしました。その後も大学に所属している間ずっと医師会病院の夜間救急を請け負っていましたので、医師会病院とは付き合いが長いです。また、最近は学校心臓検診で医師会ヘルスケアセンターに毎週行って診察しているので、こちらとも縁がありました。今回、開業にあたって、採血した検体の検査を外注する先を検討していたのですが、結局これも医師会検査センターに頼むことにしました。

    医師会の他に、保険医協会という組織もあります。こちらも非常に役に立つ勉強会や出版物が多数あり、お世話になっています。やはり、同業者の集まりはとても頼りになります。

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  • ラクスルって知ってますか?

    ラクスルといえば何かを楽するのかな、と思うだろう。あるいはアスクルという通販会社の間違いではないかと思う人もいるだろう。しかし、いずれも不正解。実は、ラクスルという会社はネット上の印刷会社だ。

    ネット上のということは、実態のない印刷会社。どういうことかといえば、全国の印刷会社と提携しているネット受注型の会社で、急ぎの印刷にも、1週間くらいゆっくりでいい印刷にも対応しており、スピードが値段に反映される。ゆっくりでいい場合は何人分かの注文を受けてからまとめて版を組み、印刷した後に裁断する方式。もちろん時間がないと組み合わせもできないので、急ぐほど高くなる。また、時間的余裕があると、印刷会社も暇な日に機械を動かせばいいので、安く受注しても割が合うということ。

    新聞の広告など見ていると、どうしても週末の広告の量は多く、週初めは少ない。そういう仕事の波は、印刷会社の仕事量にも影響する。ラクスルという会社は、そういう仕事の波をうまく利用して、印刷価格にも幅をもたせて、しかもネットで受注し、全国の印刷会社で手の空いたところに回すという効率追求の仕事をしてくれる。

    今、開業の準備のために名刺を作ったりクリニックの案内状を作ったりしているが、ほとんどはパソコンでレイアウトし、PDFにしてラクスルにアップロードすると、10日ほどで仕上がって郵便で送ってくるという流れ。一度注文すると、500円のクーポンをもらえるので、さらにお得となる。例えば、名刺裏表フルカラーで印刷して200枚で1000円。クーポンがあればたったの500円だ。

    時間的余裕さえあれば、高品質で格安のプリンター代わりにラクスルで印刷、という新しいやり方が、あまりに便利で助かっているので今日はご紹介しました。

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  • 7月も終わりに近づく

    気がつくと7月も最後の週に入る。僕はクリニックオープンまで桜十字病院の外来を担当しているが、この仕事もいよいよ最後の週に入る。かれこれ6年間ここで働いた。そして、桜十字での6年間は東北の大震災で始まり、熊本地震で終わるという震災というキーワードで「」される6年だった。

    桜十字という病院はテレビのホスピタルメントのCMもあってとても広く知られているが、名前が有名なのとは裏腹に、どんな病院かは謎に包まれている。医療関係の人からもどんなところかわからないとよく言われる。しかし、働いてみるとそんなに不思議なところではなく、今までいろんな職場で働いたが、楽しく働けた場所だった。外来患者さんもこの6年でかなり増えて忙しくなったし、それなりに実績を認めてもらえたと思う。この経験をもとに、自分で独立してやってみたいという気持ちと自信が湧いたのも事実だ。感謝の気持ちでいっぱいだ。

    桜十字の事務員はドクターの数の5倍以上いる。同じくリハビリ職員も5倍以上で、総勢1000人を超す職員数だ。このマンパワーで、診療報酬改定や病院機能評価などいろんな場面は乗り切ってきた。チームワークと底力は大したものだ。これだけの大所帯を指揮している理事長や院長、事務局長さんたちは本当に大変だろうと思う。

    僕はこれから10人にも満たない小さなクリニックを始めるわけだが、それでも人を雇って新しい事業を始めるという責任の大きさや借金の額を考えると身の引き締まる思いだ。患者さんを大切にし、従業員とその家族のことまで身内のように大切にしていきたい。これからはクリニック立ち上げに専念するため、7月末で桜十字を退職する。

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    クリニックの駐車場のアスファルト工事も終わり、ラインも引かれた。コンビニ並みに広い駐車場だ。