むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コードレス掃除機のバッテリー交換で復活!

    昨年からこの冬は寒いとの予報が出ていました。そこで、私は寒波に備えてUSBモバイルバッテリー(携帯などをチャージできるやつ)で暖かくなるダウンベストを買いました。毎朝、日の出前の最も寒い時間にクリニック前の落ち葉を清掃する時このベストがいかに温かいか。買ってよかった、と思っていたら、しばらく暖かい日が続いて出番がありませんでした。しかし、明日からしばらくは毎朝氷点下となります。いよいよ電熱ベストの出番です!思い起こせば、私が小学校頃は冬といえば霜柱が立ち、水たまりは凍っているのが当たり前でした。毎朝氷点下だったし、昔の家は今ほど断熱もよくないので、寒かったと思います。寒波が来るといいますが、以前はこのくらいが普通の冬だったような気もします。

    そんな中、患者さんで足が火照って眠れない、気持ち悪くてどうしようもないという方がおられました。いろんな病院に相談しても治らず、何年もたって諦めかけていた頃、当院の漢方の噂を聞いて車で1時間以上かけて遠いところはるばる来院されました。漢方ではほてりとか冷えなどの治療は日常茶飯なので、すぐに処方をきめてお渡ししました。今日1ヶ月たって来院されたのですが、飲んだその日からほてりは取れて眠れるようになったそうです。そして、毎日3回飲んでいたら今度は冷えてきたので一日1−2回にのむ回数を調整したらすごく調子いいと言っておられました。漢方のパワーはすごいです。処方した私もそれを聞いて嬉しくなりました。

    話は変わって、私はクリニックの床磨きを趣味のようにしています。毎日モップで磨いています。そして、集めたホコリを吸うのにはダイソンのコードレス掃除機を使っていました。すでに買ってから7年ほどたち、先日ついにバッテリーがダウンしてうんともすんとも言わなくなりました。買い換える時期だと判断して、一旦は廃棄と思ったのですが、もしかして交換バッテリーを売っているかも、と思いアマゾンで探したらすぐ見つかりました。今日届いたので指示通りネジを外して分解し、バッテリーを入れ替えたら生き返りました。ダイソンすごい。買ったときのパワーが蘇りました。大量生産、大量消費の時代は終わりました。ものを大切にする、捨てない、修理して使う。これこそ最先端、はやりのSDGsです。

  • インフルエンザがふえてきました

    このところ、毎日のようにインフルエンザ患者さんが出ています。まだ流行期というほどではないのですが、3年ぶりにみるインフルエンザです。みなさん、インフルエンザに対する抗体は切れていると思われますので、注意が必要です。特にコロナワクチンを何度も打っていると、コロナ以外の免疫が極端に低下するようで、帯状疱疹にかかる人やもともと体内に潜んでいたガンが急速に悪化したと思われる症例が見られます。同じ理屈で考えると、コロナワクチンを何度も打っているとインフルエンザにかかりやすいのではないかと推測されます。今年どうなるかでその予想が正しいか証明されると思います。

    では、インフルエンザワクチンも打てばいいと思うかもしれませんが、今シーズンのインフルワクチンはほとんど終了です。余っていればまだ少し打てるかもしれません。しかし、過去20年のデータでインフルワクチンが有効だったのは若い世代だけです。正確なデータはいま手元にないのですが、60歳を超えた世代でインフルワクチンが有効だったのは過去20年で2−3回だけであとの17年は無効だった事がわかっています。従って、ワクチンに過大な期待をしてはいけません。ほとんど気休めです。

    しかし、気を落とすことはありません。自分の免疫力を高めておけば、いいだけの話です。これまで何度もこのブログに書いたのですが、また書いておきます。栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレスを避ける、適度な運動、体を冷やさないが基本です。お菓子を食べながらイヤイヤ残業を夜遅くまでして睡眠不足、なんて最悪です。栄養の面ではビタミンCを2000mg(朝夕1000mgずつ)、Dを5000単位(隔日)が必須です。できればセレニウム、亜鉛、マグネシウムも適量とっておきたいものです。

  • 学校や仕事前の腹痛・下痢の治療について

    季節外れに温かい一日でした。朝、クリニックに出勤して室内の温度を見たら22度ありました。暖房不要のびっくりの暖かさです。折しもこの週末は大学入試(共通テスト)です。学生さんたち、頑張ってください。ご両親も心配でしょう。うちはもう大学入試は終わっているのでこんな心配は終わりました。

    当院でみている患者さんで、試験の時にお腹が痛くなるという人、手に汗をかいて答案用紙が水浸しになるという人、すぐトイレに行きたくなる人などいろいろな相談を受けています。毎年似たようなことで相談があるので、だいたい治療法は漢方で何パタンか考えています。このような症例では、安定剤を下手に使って試験中眠くなると大変なので、漢方がいいと思います。たいていの症例はなんとかなるのですが、試験までの日数が短すぎると漢方で効き目が間に合わないこともありますので、ご相談は一日も早めに、時間に余裕を持ってお願いします。こちらも治療法の選択で一つが効かなかったら次を考えています。それらを試して一番効く治療法を選ぶので、一発で決まらないこともあるのです。

    土曜日の夜は私が主催している熊本東方医学研修会という漢方勉強会でした。去年からWEB開催となりました。私は前回、家でWEB講演をしたらうちのゴンが喜んでワンワンと大騒ぎだったので、今日はクリニックの診察室から配信しました。飯塚病院の漢方部長の田原先生の講演でテーマは便秘と下痢の漢方治療でした。学生さんが朝からトイレに籠って出てこないような腹痛・下痢・便秘をどう治療するか、コツを教えてもらいました。大変参考になりました。

    大観峰

  • 特定健診を受けましょう

    最近よく聞かれるのが特定健診は当院でも受けられますか、ということ。もちろん受けられます。いつもやっていますので、ほとんどおまたせすることはないと思いますが、念の為電話で予約していただくと助かります。いまお手元に届いているクーポンは3月までが期限だと思います。そこで、今月や来月の薬をもらいに来る時ついでに検診を受けたらどうかと思います。4月以降は来年度の新しいクーポンが届きますので、いまお手元にあるぶんをお早めにご使用ください。

    特定健診は人間ドックほど検査項目が多くはありません。そこでおすすめは健康保険を使った検査を組み合わせることです。例えば血圧でかかっていれば心電図やレントゲン、心エコーなどは保険で検査できます。もしドッグだと10割自己負担ですが、保険の場合2−3割の負担ですからだいぶ安くなります。甲状腺の治療中だったり、過去に甲状腺異常があって定期的にフォローとなっている場合、採血の甲状腺ホルモンの測定と甲状腺エコーは保険内で検査できます。男性で頻尿とか尿の勢いがないといった場合、前立腺のエコーやPSA(前立腺がんのマーカー)の採血などは保険でカバーできます。こういったものと特定健診を組み合わせるとその人にあった検査メニューとなります。どういった検査がいいかわからないときはご相談ください。

    時々、自費でいいから腫瘍マーカーをたくさん測ってほしいと言われる方がいます。肝臓がん、胃がん、肺がん、子宮がんなどの腫瘍マーカーというのが存在しますが、私はそういうオプション検査はおすすめしません。特異度が高くないので、もし異常値が出た際にどこを精密検査すべきかがはっきりしないのです。再検査で無駄な検査が増えると同時に癌かもしれないという心配ばかりすることになります。ガンの検査は採血よりは内視鏡やCTなどの画像診断のほうがいいと思います。

    立田山 登山というより散歩道です 気持ちいい!

  • 老人ホームはコロナ対応に追われている

    新年明けて早々忙しかったので、この連休は天の恵みです。提携している老人ホームではあちこちでコロナ患者さんが発生しており、診療のあと帰宅する前にぐるっと施設を回って往診し、コロナと確定した患者さんたちの容態を見て回りました。熱や咳があるのは仕方ないですが、皆さん入院するほど重症化していないのが幸いです。施設は90歳超える人達ばかりなので、ちょっとしたことが命取りになる場合があります。肺炎など起こしていないか気になるところです。どの施設も、スタッフの皆さん体力的にも精神的にもかなりまいっているようです。スタッフの方が倒れてしまわないか心配です。実態はインフルエンザ程度なのに、いまだに2類扱いのため、保健所の対応、書類作成、感染対策などマンパワーと時間は限られているのにしないといけないことだらけで、結局いちばん大切な患者さんの世話や掃除などの環境衛生に時間がかけられずにいます。コロナ患者さんの部屋に行ってみると、ゴミ箱にティッシュが山のようになっていて部屋は散らかり放題、大変です。こういうときこそ徹底して掃除してあげないといけないのに、人が足りない、時間がない、感染者の部屋に入りたくない、などなど・・・。

    もう一つ気になるのは、老人ホームは病院に比べて手指消毒用のアルコールの設置が少ない点です。たいてい病院のナースは腰にウエストポーチみたいなものをつけて、携帯用のアルコールを全員が持っています。1処置1消毒が基本です。ところが、老人ホームではおむつ交換その他濃厚接触の機会がたくさんあるのにアルコール消毒が見当たりません。あっても数が少ない。私は、往診に行く時は小さな消毒ボトルをポケットに入れて行きます。百均に売ってあります。もちろん100円です。

    いまだに謎なのが、フェイスシールドとかペラペラのビニールエプロンみたいな使い捨てガウン。コロナは空気感染であって、接触感染ではないのであんな防御は無意味。空気感染というのはタバコの煙のように同じ空間のどこかに煙があればどこにいても匂います。煙がウイルスなら臭った時点で体に入ったということ。防ぎ様はありません。各自の免疫を上げる以外ありません。昨日も書いたようにビタミン、栄養、睡眠を取り、ストレスを避けること。これにつきます。