むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 効率よい暖房にはサーキュレーターが便利

    正月をずらして息子が帰省してきました。1年ぶりくらいでしょうか。元気にやっているようで何よりです。外食に連れ出そうと思っていたのですが、「家のご飯が食べたい」と言うので、急きょ家庭料理を作りました。久しぶりに実家のご飯が食べたいと言ってくれるのは、親として嬉しいものです。明日は友人の結婚式に出席するそうで、同級生が結婚する年齢になったのだなあと、しみじみ感じました。

    普段は家全体をエアコン1台で暖めていますが、「暖かい」というより「寒くない」程度です。今回は子どもが帰ってきて「実家は寒い」と言われないよう、この数日もう1台のエアコンも稼働させています。そのおかげで家の中は快適でしっかり暖かくなりました。一方、外はかなり冷え込んでいます。空気が乾燥しており、ハーっと息を吐いても白くなりません。これだけ寒いと息が白くなりそうなものですが、少し珍しい現象です。週末にかけて雪になる可能性もあるようです。寒暖差で体調を崩す方も増えていますので、どうぞお気をつけください。

    私は毎朝6時半にはクリニックに入っています。そんなに早く来て何をしているかというと、新聞を読んだり診断書を書いたりしています。ただ、もう一つ大事な仕事があります。それは、エアコンを入れて待合室を温めることです。診療開始までの約2時間を使って、部屋全体をしっかり暖めています。

    そこで役に立つのがサーキュレーターです。床付近にたまった冷たい空気を天井に向けて吹き上げると、天井付近の暖かい空気が自然に下りてきます。これをするだけで、部屋が格段に早く暖まります。扇風機でも代用できるかもしれませんが、ポイントは「床に近い冷たい空気を撹拌する」ことです。ご家庭でも同じ方法が使えますので、ぜひ試してみてください。

    ところで、昨日のNHK「トリセツ」で「しびれ」について特集していましたが、ご覧になりましたか。私は運転中に少し見ただけだったので、帰宅後に続きを見ようとしたらすでに終わっていました。そこでオンデマンド(NHK ONE)で見直しました。手足のしびれや痛みについて、私が日頃患者さんに説明している内容を、とても分かりやすく整理して解説していました。しばらくはネットで視聴できるようですので、興味のある方は早めにご覧ください。

    📺 NHK「トリセツ」しびれ特集(見逃し配信)
    手足のしびれや痛みについて、とても分かりやすく解説されています。
    ご興味のある方は、こちらからご覧ください。

    ▶ NHK公式ページ
    https://www.nhk.jp/g/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pyDjZr09jz/bp/pBpvxGJ8vD/

    久木野

  • 冷え症を治す

    日中は晴れて気持ちのよい天気でしたが、気温は予報通り4度までしか上がりませんでした。暖房の効いた部屋で日光浴をすると心地よいのですが、外に出てみると思いのほか寒く感じました。往診の際も、車の中は暖かく、降りた瞬間に「寒む~」という感じです。

    老人ホームなどへ訪問すると、夏は冷房も入れず灼熱の部屋でも涼しい顔で過ごされているお年寄りが、冬になるときちんと暖房を入れて快適に過ごされています。やはり暑さよりも寒さのほうが辛いようです。

    冷え性には漢方薬があります。人参や附子といった生薬を用いて体の「陽の気」を補う方法や、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」という長い名前の処方で、四肢末端の血流を改善し、しもやけを予防する方法などがあります。不思議なことに、西洋薬には冷え性そのものを改善する治療法がなく、これまで誰も本格的に作ろうとしなかったのではないかと思います。

    私の経験では、ダイエット、特に食事制限をしすぎるとエネルギー産生が低下し、体が冷えやすくなります。この時期はマラソン大会などもあり、走り込んでいる方も多いと思いますが、体重が落ちてくると冷えを訴える人が増えます。エネルギーを最も効率よく産生できる栄養素は、脂肪と炭水化物です。

    ランナーはタンパク質中心の食事になりがちですが、その結果、冷え性が悪化したり、風邪をひきやすくなったりします。さらに、炭水化物をエネルギーに変換するためには、ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)、鉄などが必須です。バランスの取れた食事でなければ、効率よく熱や力を生み出すことはできません。

    今日、患者さんから「養命酒を飲み始めたら冷えが改善した」と聞きました。私が子どもの頃、両親が養命酒を飲んでいたのを思い出します。小さなカップに注いで飲んでいました。当時は、どんな生薬が入っているのか全く分かりませんでしたが、気になって先ほどWEBで調べてみると、なかなか理にかなった内容でした。

    子どもの頃にはよく分からなかった薬用酒も、今は漢方を専門にしているため、成分を見るとだいたいの効能が想像できます。なんだか良さそうなので、この冬は試しに飲んでみようと思います。

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  • 健診の再検は必要か?

    明日から冷え込むとの予報が出ていますが、すでにかなり寒くなってきました。北風が冷たく、家の外に出ると身にこたえます。九州では雪の心配は少ないでしょうが、明日の最高気温は4度との予報です。相当な寒さです。体調管理にはくれぐれもご注意ください。

    クリニックでは、寒い日は患者さんの出足が悪く、来院はパラパラとした感じになります。その代わり、昼の少し暖かくなった時間帯に集中する傾向があります。混雑を避けたい方は、寒くても朝早い時間帯のほうが比較的空いているようです。

    先日、勝間和代さんのYouTubeを見ていたところ、寒さ対策には電熱ベストが良いと言っていました。私も2年前に電熱ベストを購入して使っていましたが、今年はあまり寒い日が続かなかったため、出すのを忘れていました。先日から引っ張り出してきて、USBをモバイルバッテリーにつないで着てみると、ぽかぽかと温かいです。極寒のときには、このベストの上からダウンジャケットを羽織ると最強です。ベストで発生した熱をダウンが逃がさないため、非常に暖かく感じます。

    寒さの影響で血圧が上がっている方が増えています。このような患者さんに対して、「寒い時期は血圧が上がりやすいので、一時的に降圧薬を増やしましょう」と提案すると、「それは嫌だ、運動を頑張るから薬は増やしたくない」という方と、それほど高くないのに、「最近血圧が高いから強い薬が欲しい」という方に、極端に分かれます。

    また、良かれと思って薬を増やしても、「120まで下がったらふらついたので、もらった薬は飲みませんでした」と、自己判断で調整される方も少なくありません。そうなると、こちらとしても「あれほど悩んで調整しなくても、様子見でよかったのでは」と思ってしまうことがあります。学会が血圧をやたらと下げる方向でガイドラインを設定していることについては、個人的にはあまり賛同できません。特に高齢者では、ある程度高めでないと全身に十分な血流が行き渡らないように感じます。

    ガイドラインといえば、コレステロール値についても、示された通りに下げる必要があるのか疑問に思うことがあります。心筋梗塞などを一度起こした方では、二次予防として下げる意義がありますが、健診でたまたま高値だったという理由だけで、すぐに下げる必要があるのかは考えものです。ガイドラインから大きく外れることはできませんが、裁量の範囲内で「しばらく様子を見ましょう」として、薬を出さずに経過観察とすることも少なくありません。

    経過観察の最たるものが、健診で見つかる心電図異常です。無症状の心電図異常を拾い上げて再検査や精密検査を行うメリットは、ほとんどないと考えています。健診で再検査となり来院される場合、検査結果を健診センターにフィードバックする必要がありますし、患者さん自身も「異常が見つかった」という通知を受け取り、不安を抱えています。そのため一応再検査を行い、「心配ありませんので様子を見て大丈夫です」と説明しますが、ほとんどの場合、再検査自体が不要だったのではないかと思っています。

    健診は、医療というよりも一種のビジネスであり、診療とは別の世界だと感じることがあります。

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  • サウナとストレッチで体リセット

    日曜も穏やかに晴れた、良い一日でしたね。私は朝7時前から、久木野の「四季の森温泉」まで行ってきました。朝風呂に来る方は結構多く、洗い場は座る場所がないほど。朝日が昇る前の阿蘇はマイナス1度でしたが、お風呂で温まった後はちょうど気持ち良い気温でした。地元の皆さんもお元気そうで何よりです。

    阿蘇から戻った後は、WEB講演会に参加しました。講師はハーバード大学の先生と慶応義塾大学の先生のお二人で、テーマはアンチエイジングの最新トピックでした。

    驚いたのが、NASAの実験の話です。バクテリアを国際宇宙ステーションに持っていき、真空・極寒・宇宙線・紫外線という過酷な環境に100日以上さらした後、地球に帰還させたところ、そのバクテリアはなんと生存していたそうです。

    過酷な環境に耐えるために、強力な抗酸化作用や特殊な遺伝子が発現しているのではないかと研究を進めた結果、確かに宇宙空間で生き残るための力を獲得していたとのこと。さらに、そのバクテリアの培養液が素晴らしい抗酸化作用を持っていることから日焼け止めに良いだろうと、化粧品に応用してみたそうです。すると、顔のシミやくすみが取れただけでなく、短期間でシワも薄くなるなど、驚くべきアンチエイジング効果を発揮した……というお話でした。

    嬉しいことに、その化粧品はすでに商品化されており、日本でも入手可能だそうです。ただ、まだ一般販売はされておらず、医療機関だけが慶応の先生から直接購入する事ができる形だそうです。興味津々で、さっそく「ものは試し」と注文してみました。今後、私がどんどん若返っていったら「あの化粧品のおかげだな」と思ってください(笑)。自分で試して良ければ、また皆様にご案内しますね。

    午後は、Dr.ストレッチの日でした。このところ診療が忙しく、毎日100名近い診察をこなしていたため、一日中座りっぱなしのパソコン作業が続いていました。そのせいで筋肉が固まってしまい、せっかく柔らかくなっていた関節もまた硬くなってしまったようです。肩も肘も股関節も足首も、どこを施術されても悲鳴が出そうなくらい痛かったのですが、これほど硬いまま放置しなくて本当に良かったです。

    終わってみれば体は驚くほど軽く、足取りもスムーズになりました。私にとって定期的なストレッチは、温泉やサウナと同じくらい大切な「体のリセット」です。

    霜の降りた南阿蘇久木野

  • 日光浴でビタミンDを増やそう

    驚くほど暖かい一日でした。この週末もこの気温が続くそうです。「寒いとどうしても家から出て運動する気が起きない」という方も多いと思いますが、せっかくの陽気です。散歩でも良いので、外に出て太陽の光を浴びながら体を動かしましょう。

    日光を浴びることで、体内のビタミンDが活性化されます。ビタミンDは骨を丈夫にするだけでなく、免疫機能の維持にも大きな役割を果たしており、風邪の予防にもつながります。

    そして、もうすぐ花粉症の季節がやってきます。早い方はすでに準備を始め、当院にもお薬を取りに来られています。去年は例年より花粉が多かったのですが、今年はどうなるでしょうか。

    私のおすすめは、やはり「ビタミンD」です。早めに抗ヒスタミン剤を飲み始めるよりも、今のうちからビタミンDを補っておくことを推奨します。以前もこのブログで触れましたが、ビタミンDの花粉症予防効果は絶大です。私のアドバイスで飲み始めた方々からは、「何十年も苦しんでいた花粉症が嘘のように軽くなった」という声をたくさんいただいています。

    このビタミンDは市販のもので構いませんが、一点だけ重要なのがその「量」です。日本でよく市販されているものは1粒1,000IUの商品が多いのですが、花粉症予防には最低でも一日5,000IUは必要です。それでも効果が不十分なときは、1万〜2万IUくらいまで増量しても構いません。

    もし1粒1,000IUのものだと一日5〜10粒も飲む必要があり、あっという間になくなってしまいます。iHerbやAmazonなどで海外製(アメリカ製など)を探すと、1粒5,000〜10,000IUのものが安価に手に入りますので、そちらの方が続けやすいでしょう。

    具体的な選び方や飲み方がわからないときは、診察の際、私に直接お尋ねください。

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