むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ストレッチポールがいい

    日曜朝からは毎週「元気の時間」というTBS系列の健康番組を見ます。今朝は脊柱管狭窄の話でした。司会の三宅裕司さんも苦しんだというエピソード。あまり放置すると痺れが残ったりするので、きちんと病院を受診するようにという内容でした。しかし、整形外科では脊柱管狭窄には血流をよくする内服薬を使う程度であとはよほどひどくなったら手術しましょう話になります。手術しないで経過を見ている人は相当数いると思いますが、内服でよくなるかどうかはかなり微妙です。また、MRIの検査は感度が高すぎて、特異度が低いという問題があります。どういうことかというと、検査で狭いところが見つかることと腰痛や痺れがあるということとは一致しないのです。

    腰や足が痛い・痺れるという人のMRI検査をすれば一定数の狭窄が見つかります。しかし、腰痛も何もない正常者を検査しても、かなりの割合で狭窄が見つかるのです。したがって、MRIで狭いところがある=それが腰痛の原因、とは限らないのです。

    先月、私の父も足が痺れるといっていました。整形では脊柱管狭窄でしょうといわれたようです。そこで、私はストレッチポールを勧めました。以前もこのブログに書きましたが、ウレタンでできた1メートル程の丸太状のリハビリ用品です。その上に毎日10分ほど寝転がるだけですが、かなり調子が良くなったそうです。おすすめです。

  • ビタミンとミネラル摂取の勧め

    私の診察ではビタミン摂取を勧めています。それも、処方薬ではないので、薬局で普通に売ってあるものやネットで取り寄せてもらうようなものです。また、食事療法についても結構お話しします。やはり、体は食べたり飲んだりしたものでできているので、その辺りがしっかりしていないと治るものも治りません。食事の基本は高タンパク低炭水化物です。体調の悪い人に何を食べているかを聞くと、多くが炭水化物に偏っています。食欲がないから、忙しくて食べる暇がないから、と理由はいろいろありますが、パンやおにぎりなどをちょっと食べる程度で、あとはチョコレートなどを合間につまむというような話が非常に多いです。

    体はタンパク質(筋肉など)と脂肪からできています。炭水化物はエネルギーにはなりますが、体の構成成分にはなりません。そこが問題です。1日に必要なタンパク量はおもったよりもたくさんです。以前ブログに書いたので覚えている方も多いと思いますが、体重1キロ当たり1gのタンパクが必要です。60キロの人なら60gです。その60gのタンパクを取るためにはステーキでいうなら300g相当です。1日をコーヒーとおにぎり1個程度で済ませるという人はほとんどタンパクが取れていません。体調が悪くなるのも当然です。

    一方、ビタミンも体の中では合成できませんから、必要量を必ず食事から取る必要があります。バランスよく食べているという人でさえも足りていないのが日本人の現状です。そこで私が患者さんにオススメしているのはビタミンBミックス(B1,B2,B3,B6,B8,B12など)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンDです。さらにミネラル補給として、カルシウム、マグネシウム、亜鉛は必須です。私はこれらのビタミンを毎日とっています。食事とは別です。

  • ビタミンCの取り方

    日曜朝からTBS系列でやっている「ゲンキの時間」という健康番組があります。今週はビタミンCの話題でした。ご覧になりましたか?ビタミンCは日焼けにいいと言われていますが、それだけではありません。体の酸化(老化)を抑えてくれるのです。番組では1日1000mgの摂取を推奨すると言っていました。また、一食でたくさん取るより3食に均等に分けて300mgずつとったほうがいいと言っていました。その根拠として、デスクワークや散歩などいろんな活動をすることで血液中のビタミンCはどんどん消費されるそうです。減った分を補うという意味で3食に分けて取るという方法を推奨するということです。しかし、レモンで1000mgのビタミンCを取るのは難しいし、レモンはポストハーベストという防カビ剤の心配があります。みかんやイチゴでは糖度が高すぎて糖尿が心配です。やはりサプリが一番安全だと思います。

    ビタミンCは水溶性ビタミンなので取りすぎた分は尿中に排泄されてしまいます。最近は、そのようなビタミンCの性質を改良して、すぐには尿中へ抜けない仕組みのビタミンCがあります。徐放型とか脂溶性に化学修飾したものです。しかし、一番コスト的にもいいのは、通常のビタミンCをこまめに取ることです。私の場合は朝昼夕の3回に分けて1000mgずつとっていますから、合計は3000mgです。通常市販のビタミンCは1カプセルで330から500mgのものがおおいとおもわれます。そこで、1日6個から9個くらいのカプセルを飲む必要があるのです。その際、一気に飲まずに1時間に一粒という感じで取るのが理想的なようです。

    また、ビタミンCを増強するのがビタミンEです。ビタミンCが酸化されるとビタミンEがリサイクルしてくれます。ビタミンCを取るときはビタミンEも取るようにするといいでしょう。

  • リラックスするコツ

    月初めは毎月レセプトのチェクがあります。レセプトとは診療報酬請求のことですが、皆さんが窓口で負担した額は3割で、残りの7割を国保や社保に請求するのです。そのためには、行った診療行為の記録とそれに対応する病名などをきちんと書いておかないといけません。診療が終わった後からの請求なので、すでにコストは発生しているのですが、国保や社保が書類の不備を理由に全額払ってくれないことがあります。それはこちらとしても困るので、毎月1000枚以上のレセプトをチェックします。この土日はちょうど月初めの週末ということで、朝は5時からチェックを始めました。

    1日やって、まだ終わっていないのですが、もう限界です。疲れました。こういうストレスは気の巡りを悪くします。漢方では気滞といいます。気の滞りは漢方薬で巡りをよくすることができます。ちょうどアロマのような香りのいい漢方薬です。それ以外にも、もちろんアロマセラピーもいいし、ハーブティーもいいと思います。また何より効果的なのは運動です。私は気分転換にウォーキングに出たら、復活しました。体を動かすことで気の巡りをよくすることができます。膝や腰が痛む時も軽く運動することで気の滞りを治すことができるため、痛みが軽くなります。

    また、ストレスは交感神経の緊張なので、ストレス解消は副交感神経の刺激が効果的です。よく寝ることは基本ですが、気の置けない友人とゆっくり食事するのもいいでしょう。マッサージや鍼灸も非常に効果的です。そのほか、公園や森林で自然の気をいただくのもいいでしょう。弁当などを持って、立田山くらいの低山ハイキングなどでも「体を動かす」+「自然の気をいただく」+「食事」というトリプルの癒し効果が期待できますよ。

  • 脂肪燃焼スイッチ

    週刊誌を読んでいたら、脂肪燃焼のスイッチを入れるという表現がありました。それを読んで、自分の脂肪燃焼スイッチは壊れていると言っているスタッフがいました。脂肪燃焼スイッチはどうやって入れたらいいのでしょうか。

    まず、体に炭水化物があると、そちらを先に燃焼します。したがって、脂肪はいつになっても燃えません。炭水化物を燃やした方が体にとって簡単だからです。筋肉や肝臓に蓄積されているグリコーゲンはそういった糖分の貯金です。グリコーゲンはマラソンで約30キロを超えたときに枯渇するということが知られています。したがって、フルマラソンは30キロ過ぎてからが急にペースダウンしてきつくなります。わたしも、30キロ過ぎてから何度歩いたことでしょう。走ろうという気持ちはあっても体がついていかないのです。

    逆にいうと、30キロマラソン程度は体内に糖分の蓄積があるため脂肪は簡単には燃焼しません。炭水化物の枯渇した条件で運動しないと脂肪燃焼スイッチは入らないのです。朝ご飯前の空腹時にウォーキングしたりジョギングすれば確実に脂肪燃焼スイッチが入ります。朝食前の運動で大事なのは、脱水にならないように水分補給をしてから走ることです。もう一つは、脂肪を燃焼しやすくするためにはビタミンB群とカルニチンという物質が必要です。サプリでもいいと思います。努力なしに脂肪燃焼スイッチは入りませんが、コツがわかれば誰でも可能です。

    クリニック周辺は麦畑です。刈り取り前の今の時期を麦秋と言うそうです。今日麦刈りが一斉に終わったようです。これが終わればいよいよ田植えの準備が始まります。