むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 朝鮮半島の記念すべき日に考えた

    午前の診療を終え、訪問診療に出かけたところ、ニュースやワイドショーは南北朝鮮の首脳会談の話題で持ちきりでした。これまでにない歴史的な一日となったようです。金氏は命がけだったと思います。韓国がもし罠を仕掛けようと思えばどのようにでもできる状況に肝をくくって飛び込んだのは勇気ある行動だったと思います。昼食は車で北朝鮮側まで戻って食べたというのは戦略としては非常にもっともなことで、慎重この上なくまた判断をあやまらずに一旦冷静になる時間を作ったのは素晴らしいと思います。毒をもられたり狙撃されたり、盗聴されたりどのような可能性もあったわけですから、相当緊張したと思います。国境近くを会談場所にしたのはこのようにすぐに国境をまたいで心穏やかに過ごせる場所があるという、アウェイでありながらホームの近くという絶好の場所を指定したと考えられます。大した戦略家です。今後、いい方向に和平が進展することを期待します。

    ところで、会社で働いている人で、このようにいつもアウェイの感じが抜けない人がいます。同僚を仲間や身内と見ることができず、馴染めないのです。そうすると、一日の大半が敵に囲まれて過ごすような感覚でストレスは大きいことこの上ありません。そういう人も帰宅して奥さんや子どもたちに優しくしてもらえれば家庭という癒やしの場があるのですが、それすらもない人は心休まる時間がありません。次第に体調が悪くなるのは理解できます。

    こういうストレスに長時間さらされると、交感神経が緊張しっぱなしとなります。ドキドキしたり眠れなくなったりします。副交感神経にスイッチを切り替えるには、ゆっくり食事をすること、スポーツをして汗を流すこと、サウナや温泉で汗を流すこと、マッサージや鍼治療をしてもらうことなどがあります。自分なりにリラックスして肩の力を抜く時間を持ちたいものです。

  • 「見守る」ことの大切さ

  • 花見日和

    週末は絶好の花見日和でした。天気は快晴。暖かく、部屋にじっとしているのがもったいない一日でした。私は日頃仕事では診察室の椅子に一日中座っているので、運動不足を感じています。この土日はせっかく天気もいいので運動を心がけました。携帯の万歩計を見たら土日で4万4千歩歩きました。たまたま通りかかった水前寺公園は無料開放されており、花見をしている人がたくさんいました。私も、明るい時間と、夕暮れと、夜桜と3回見に行きました。無料なので何度も出たり入ったりしました。水前寺公園内の出水神社には先月子供の受験の願掛けに来たのですが、今回はお礼参りができました。

    花見を見ていて感じることは、日本は平和だということです。アメリカでもワシントンなど桜の名所がありますが、日本のような花見はありません。もちろん公園でピクニックのようにサンドイッチを食べたりはするでしょうが、日本人の花見のように桜の木の下で宴会はしません。なぜかというと、アメリカでは公衆の場での飲酒が禁じられているからです。公園やビーチのような場所でお酒を飲んだら逮捕されます。私がアメリカに留学したとき、気をつけるようにとまず最初に日本人の先生から申し送りを受けました。

    そういうことで、日本の花見はお酒を飲みながらワイワイできるので平和だと思うのです。一方、昔は公園でバーベキューができたところも多かったですが、最近は公園の管理上の問題か、バーベキューを禁止されているところが多いです。騒ぎすぎるからか後片付けが悪いからか、火の用心からか、禁止された理由は色々あるでしょうが、ちょっと残念ですね。

    水前寺公園 ライトアップされた夕暮れ

  • 診療報酬は公定価格

    株価大暴落です。私は株を持っていないので、無傷でしたが、今日の下げは大きく、痛かった人も多いのではないかと思います。トランプ大統領が鉄鋼の輸入に高額の関税をかける決断をしたのが理由ですが、関税をかける相手国がナンバーワンの中国は想定内ですが、友好国の日本まで名指しされたものですから、日経もすごい下げとなりました。きっと、アメリカ抜きでTPPを推し進めた日本へのペナルティー的な決断でしょう。国会は森友問題ばかりで空転しているうちに世界はどんどん進んでいます。国会議員ははずかしい勢力争いはやめてきちんと仕事をしてほしいものです。

    ところで金曜の夜には4月からの診療報酬の改定に関する説明会があり、参加してきました。県立劇場のコンサートホールが超満員で立ち見状態でした。わたしたち医療関係及び製薬関係は自分たちの仕事に対する対価(価格)を自分で決めることができません。国が公定価格を決めるのです。価格を決めるだけでなく、その請求に関するルールも改定のたびに電話帳のような本になるので、読み込んで理解するのが大変です。例えて言うならたこ焼き屋さんでたこ焼き1個あたりいくらで10個以上なら1つあたりをいくらに値下げするとか、鰹節をトッピングすればいくら加算するとか、全部国が決めているようなものです。ちゃんと理解しないと値段がつきません。うっかりすると、上に載せた鰹節の値段を知らずに取り損なって損することもありえます。

    このように自由経済に反して国が政策的に価格を決めて誘導するのを計画経済といいます。計画経済は社会主義で、ソ連も中国も失敗しました。経済の有るべき姿は自由競争です。計画経済の寿命は70年程度と言われています(中国もソ連もそのくらいで社会主義が崩壊した)ので、日本の医療保健制度ももうしばらくで崩壊すると予想されています。我々クリニック経営者としてはそんな大混乱は望んでいませんが、世の社会原理がそうなので、今のうちから対策を考えるしか有りません。おそらく日本経済がデフォルトをおこすより先に医療経済に破綻が起こるのではないかと危惧しています。

  • ココナッツ油は認知症予防

    日曜は地域医療センターの出動協力医として救急外来をお手伝いしました。インフルエンザも下火となり、いつもになく静かな外来でした。これからしばらくは気候もよく過ごしやすい毎日ですから、風邪なども少ないと思います。一方、決算月でもあり、卒業、転勤、引っ越しなど人生の節目となる時期でもあるため、多くの人にとってストレスがかなり大きい時期です。実はかなりのストレスでも、あまりにもしないといけないことが多すぎて体調に異変を来しても気力でなんとかしてしまう時期でもあります。くれぐれも無理しないようにしましょう。

    今年は花粉症がかなり多いようです。抗ヒスタミン剤、ステロイドの点鼻薬、目薬など通常病院ではそういう薬を処方します。一方、サプリの関係では、ビタミンA, ビタミンD, オメガ3などが花粉症に有効だとされています。こういったビタミンやオイルだと、眠気は来ないし、副作用の心配もなくこんなにいいことはありません。もしお困りでしたら、こういったサプリも摂取しておくことをおすすめします。

    オイルは色々話題のものがあります。亜麻仁油やえごま油などはからだによいと言われる代表ですが、やたら高いし、料理にどう使うのかよくわからない。結局私自身は亜麻仁油もえごま油もとっていません。一方、ココナッツオイルは大好きです。野菜炒めをするにもいいし、カレーに風味付けにしてもよい。コーヒーにスプーン1杯入れてもいい。ココナッツ脂は中鎖脂肪酸でほとんど体で燃焼してしまって身につきません。肥満の心配がないだけでなく、ケトン体となって脳で栄養となるため認知症に抜群の効果を発揮すると言われています。わたしは毎日スプーン1杯のココナッツ脂をとるようにしています。