むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 一流品の価値はなにか?

    韓国ドラマを見ていると、あちらの携帯は二つ折りが結構使われています。もちろん、サムソンの提供(スポンサー)があるのだろうと思います。日本で昔使っていた折りたたみガラケーとは違います。スマホがきれいに二つ折りになっているのですが、開くと切れ目のない画面が現れます。縦に二つ折りになると、ポケットなどに収納しやすい形になります。一方、文庫本みたいに横に開くタイプだと、大画面になります。90度に開いて小さなノートパソコンみたいにテーブルに置いて、立てた方の画面でオンライン会議などにアクセスし、テーブルに置いた側の画面をメモのアプリにするといった、マルチタスクが可能です。すごくいいなーと思っていたら、日本でもギャラクシーからその二つ折りスマホが発売になったようです。私は、仕事でマックを使っているのでデータのやり取りなどの問題からiPhoneを使いますが、このギャラクシー(二つ折りスマホ)にはちょっと心惹かれました。

    このように、アンドロイド携帯ならサムソンが一流ですが、ものにはそれぞれトップの会社があります。売れ筋で言えば安くてたくさん売れているのが他にあるかもしれませんが、品質、ブランド力など総合して、他を寄せ付けない会社です。パソコンならアップルやレノボ、腕時計ならロレックス、ボールペン・万年筆ならモンブラン、車ならベンツやポルシェ、カメラならライカ、バックならビトン、髭剃りならブラウン。こういった一流品は持ってみないとその良さはわかりません。例えば、1本4万円のモンブランのペンと、100円のペンは字を書くという目的においては差がありません。400倍の価値というのは簡単には言い表せないとおもいます。

    そして、日本は経済的にもどんどん他国に追い越され、先進国で唯一給料が30年間上がらなかった国。外国製の一流品は高くて買えない。100均で十分いいものが揃うから贅沢を知らない、買わない。その結果、世界に名を馳せる一流品を作ることはできません。最近日本からそういった優れた品が世に出ていないのは我々が企業を育てなかったからかもしれません。

    チョコならゴディバですね