むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 一生食べていける職業は?

    どんな不況でも自分の腕一本で食べていける職業はなにか考えたことがありますか?医者もある程度は不況に強く、腕一本で食べていけると思うのですが、内科医は薬がないと治療できないし、外科医は手術室などの設備や麻酔科医、介助してくれる看護師さんなどの手伝いがないと腕を発揮できません。私の弟子入りした漢方の師匠(御船の牟田先生)は、床屋(美容師)はそうだといわれていました。ハサミさえあれば仕事できるし、どんな不況でもみんな髪は伸びるからです。

    今は割と景気もよく就職率がいいため腕に職をつけるという発想は少ないかもしれませんが、2020東京オリンピックが終われば一気に経済は冷えて来ると言われています。もう1年しか残されていませんが、そのあとは腕がないと食べていけないと思います。さて、どんな仕事が良いでしょう。今日、たけしの家庭の医学を見ていたら、日本人の身体3大不調の特集でしたが、1.腰痛、2.肩こり、3.不眠でした。ということは、みんな困っている腰痛と肩こりを治せる腕があれば、一生食べるに困ることはないでしょう。これらを治す職業は整形外科医とは限りません。整体師、鍼灸師、マッサージ師、リハビリ(理学療法士)などいろいろあると思います。

    ただ、こういう職業は、国家資格をとったらめでたく開業というわけにはいきません。独り立ちするには、その道で際立って腕のいい師匠について腰痛のプロ、肩こりのプロになるまで修行しないといけません。ただ、いったんそのレベルに達したら、一生モノだと、今日TVを見て確信しました。