むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • WindowsとOffice

    クリニックのあらゆるパソコンはマックです。電子カルテその他、全体がマックですので、必然的に自宅でもアップルのMacBookAirとiPad、iPodなどをいくつも使っています。それなのに私はWindowsも大好きです。なぜか、職場の医局に置いているノートパソコンだけはWindowsを使っています。マックを使い続けると、それに慣れてしまって、Windowsは使いにくいとか、フォントがきれいでないとか、いろんな不満が出てくるのですが、逆にどうしてもWindowsでないと困ることもあります。

    学会のスライドなどは大半がWindowsとマイクロソフトのパワーポイントを使うので、マックで作ったスライドを失敗なく映すには注意が必要です。最近はマック用のパワーポイントがあるので、ほとんど文字化けしたりはなくなりました。そんな中、先日の東洋医学会を主催するにあたり、やはりプロジェクターとの相性などもあってマックはうまくいかなかったらどうしようという心配がありました。自分がいち発表者ならなんてことないのですが、主催者ともなれば、全員分のスライドが滞りなく映って当たり前の世界です。失敗は許されません。

    そこで、うちの近所の中古パソコン屋さんに行ってパナソニックのLetsNoteというビジネス界では定番のノートパソコンを買いました。Core i5というCPUですからスペックは十分。3万5千円でした。WPSというオフィスと「ほぼ」互換性のあるソフトをタダでつけてくれたので、うちに帰って発表者からいただいたスライドを映してみたら、全く文字化けもなく問題ありませんでした。いやーWindowsは安いし、いろんなソフトがあっていいもんだ、と、久々にWindows愛です。

    ホスピタルメントさくら西館にて

  • スーパードクター

    テレビを見ていると、全国には本当に腕のいいスーパードクターがいますね。皆さん患者さんの悩みを魔法のように解決して、素晴らしいです。私も、このような名医の紹介番組はよく見ています。とても参考になります。どのドクターも単に名医であると片付けてしまってはいけません。私は同業者として、これらのドクターがいかに現在のスーパードクターと言われるに至ったかというところにも興味があります。そういう目で見ると、第一にみなさん手先が器用です。ものすごく繊細な手術をいとも簡単にやってのけられます。これが第一条件です。そして、患者さんを思う気持ちに妥協のないところです。他の病院で原因がわからないとか、手術できないと言われたら、さらに闘志を燃やして頑張るようなタイプの人ばかりです。

    器用なことが第一条件と書きましたが、患者さんを思う気持ちと努力がなければその器用さは活かされません。逆に、患者さんを思う気持ちがたくさんあっても、手先が不器用だと治療はうまくいきません。その条件がバッチリ備わった人こそスーパードクターとなるのでしょう。

    テレビでスーパードクターと放映されてしまうと、その病院には全国から患者さんが殺到しますから、当分はむちゃくちゃ忙しくなり、大変な目に合うと思います。それを承知でテレビに出て惜しげも無くその腕を披露していただけるのはありがたいことです。江戸時代であれば、そのような名医と呼ばれる人には門下生として弟子入りして、何年も丁稚奉公をしないと教えていただけなかったものです。門外不出として、門下生以外には口止めされていたはずです、それを思うと、我々は家でご飯を食べながらスーパードクターの技を学べるなんて本当に恵まれています。

    熊本空港

  • 土曜はいつもと違う

    土曜日の診療は平日とは雰囲気が違います。平日に来院できない現役世代の方が多いのですが、土曜しか来られないという人がたくさんいるため、待合はごった返してしまいます。平日は世間話やお悩み相談などゆっくり時間をとってお話ししますが、土曜日はその余裕がありません。申し訳ないと思いながらも、短時間診療になってしまいます。心療内科の患者さんだと、本当ならじっくりと話を聞いて何か一つでも役に立つアドバイスや認知行動療法のようなことをしたいのですが、土曜日は必要最小限になってしまいます。それでも、一言でも次の外来につながる宿題(例えば早起きして散歩しましょう)のような声かけは忘れないようにしたいと思っています。

    スタッフも土曜日はテキパキとしないとこなせません。血圧を測ったり、インフルエンザのワクチンを打ったり、採血したり、慌ただしいです。通常の一日分に相当する患者さんが午前中に集中します。愛想を振りまく余裕もないかもしれませんが、ご容赦ください。

    ところで、去年クリニックのオープン時にお祝いにいただいた蘭の花がたくさんあったのですが、花が終わってから自宅に持って帰り、せっせと水をやったり日に当てたりして一年が経ち、ついに花が咲きました!嬉しいです。

  • アップルTVでカフェの雰囲気

    最近は、合剤がたくさんあります。合剤というのは、通常だと2−3種類の飲み薬に相当する内容が一錠中に含まれるものです。例えば血圧の薬。2種類の血圧の薬が一つになっていると、2錠飲んでいる人は1錠にすることができます。糖尿病薬もあります。1つで2つぶんの薬を含んでいます。こういう錠剤を組み合わせると、たくさんの錠剤を飲んでいる場合も2−3錠にすることができます。また、糖尿病薬で週1回でいい製剤もあり、驚くことに毎日飲まなくてもちゃんと効きます。もちろん食事療法や運動療法は大事ですが、こんな便利な薬でコントロールできる時代なのです。

    話は変わりますが、テレビが面白くないとき、どうしますか?消す、という人は潔くて素晴らしいですが、興味ない番組だけど音がないと寂しいからダラダラとつけているという場合も多いのではないでしょうか?私はアップルTVという小さな端末をテレビにつけています。とても便利です。手元のiPadやiPhoneからテレビに映し出すミラーリング機能もありますので、小さな画面を自宅のテレビで楽しめば、YouTubeなども迫力が出ます。

    たまたま昨日知り合いの先生がSNSに書き込んでいたのですが、YouTubeでカフェ音楽やカフェの雑踏などを検索するとたくさん出てきます。オシャレな喫茶店風の音楽が流れてきたり、カフェでのお客さんたちのガヤガヤしたノイズだけを延々流し続けるものがあります。これは結構いいです。何も見たい番組がないときにテレビでカフェの雰囲気を流すと、自宅がカフェのようになります。仕事がはかどりますよ。アップルTVはそういう使い方があったかと目からウロコでした。

  • 毎日読書

    私たちクリニックで働く医師の仕事といえば、患者さんとのお話とパソコン作業(電子カルテにデータ入力)の繰り返しです。一日中やっています。しかし、それだけで一日を終えてしまえば進歩はありません。今の実力でストップしてしまいます。それを打破してさらなる高みに進むには、日々の勉強しかありません。大きな病院で働いていれば、いろいろ教えてくれる専門医が周りにたくさんいますが、私たちのように一人で開業していると誰にも聞きようがありません。最近はネットの発達で、いざとなったらすぐその場で検索できる環境にあるのが、心の支えです。

    ネットもいいですが、やはり大切なのは読書です。読書といっても小説などではなく、専門書です。私たちは学生時代から大量の活字を読むのが仕事でしたから、読むのは早いし、大事なところ以外は読み飛ばします。新聞を読むのは大体2−3分です。雑誌もあっという間に読みます。しかし、今とり組んでいる漢方の解説書は半年がかりで読んでいます。大分の織部先生という重鎮の先生の著書です。今度熊本に講演に来ていただくのですが、その際私が座長をするため、基礎知識として著書を読んでいるのです。あまりに役に立つ情報が満載のため、忘れないようにノートを取りながら読んでいます。そのせいで半年たってもまだ読み終わりません。

    このように、じっくり読んで自分のものとすると、一生の宝となります。大抵は1冊の本から役に立つ情報が1文あればいい方です。その、たった1文から臨床の幅が広がります。そういったキラリと光る1文との出会いを求めて毎日夕食後は寝るまで本を読んで勉強しています。

    下江津湖。手前のフェンスが修復されて新しくなりました。