むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 介護保険主治医意見書

    介護保険の利用にはまず、要介護認定を受けなければいけません。どの程度の介護が必要かの度合いを判定するものです。通常は65歳以上で寝たきりや認知症の場合介護認定が受けられます。40歳から64歳までの比較的若い世代でも、がん末期状態や脳血管障害、パーキンソン病などがあれば申請できます。自分の親や家族に介護保険が使えるのかどうか知りたい場合は、地域包括支援センター(近所のささえりあ)または区役所にご相談ください。

    今日は、7時ごろに何とか仕事が終わりただちに医師会の会合へ出掛けました。会では介護保険審査で必要な主治医意見書に関する研修会でした。介護保険認定調査では我々が書く主治医意見書と、訪問調査からなっており、最終的に認定審査会での話し合いで要介護度が決定されます。調査員が家庭にお邪魔して色々話をすると、不思議といつもは困ったおじいちゃんおばあちゃんもこの時ばかりはしゃきっと受け答えができてしまって、認知症はないのではないかと言う印象を与えてしまうことがあります。そうすると、実際よりも軽い要介護度しかもらえません。

    そういうときに大切なのが、主治医意見書です。これは、認知度や寝たきり度などの実際を書き込むと同時に、どんな物忘れエピソードがあるとか、家族が介護に苦労している話を自由に書き込むスペースがあります。ここをいかに書き込むかで認定結果が大きく変わってきます。当院では、通常の外来診察で気づきにくい家庭での些細な失敗談(認知症を疑わせるエピソードなど)まで事細かにお伺いして丁寧な意見書作成をしています。家庭で介護に困っていたら、一人で抱え込まずに是非介護サービスの導入をお考えください。

  • 日差しが強い

    寒い寒いと言っているわりに、、昼の日差しの強さには驚かされます。室内でひなたぼっこでもすれば、その陽射が相当強いことに気づきます。私は、この寒い中、夏のことを思って一つ行動をとりました。「ゴーヤの種を植えた?」ハズレです!でも近いです。夏の日差しを遮って室内を涼しく保つにはゴーヤカーテンもいいですね。しかし、ゴーヤは1年草で毎年枯れては植え直さないといけません。クリニックの私の部屋は西日がすごく、カーテンを閉めないと夏場は過ごせません。去年はすだれでも買おうかと思いホームセンターまで行きましたが、結局買いませんでした。

    そこで今回私がしたのは、ガラスにフイルムを貼ってもらう工事です。3Mが出している遮熱、UVカットのフイルムです。見積もりに来た業者の人に実物を見せてもらいましたが、その効果には驚きです。透明で光は普通に通すのに、熱を通さないなんてマジックのようです。夏の暑い日差しから熱エネルギーだけをカットします。その効果に期待しています。冬に種を植えないと春に花は咲きません。それと同じく冬のうちに夏対策です。

    ところで、強い光を浴びると脳の中にセロトニンという物質が増えます。これは、うつ病を改善する働きが有ります。気持ちが沈んでしまっている様なら、明るい昼間に外を散歩しましょう。きっと元気になりますよ。

     

     

  • 声が枯れるまで話します

    だいぶインフルエンザの患者さんが減ってきました。風邪で来院される患者さんはまだ多いのですが、検査をすると、陰性が多いです。インフルエンザでない普通の風邪のようです。今年のインフルエンザはB型が流行りました。通常年末から年始にかけてA型が流行り、それが一段落すると4月頃までB型が流行るのですが、今年のパタンは非常に珍しいです。今後、B型が収束したあとA型が流行ってくるなんて展開にならないことを祈ります。

    さて、わたしの声が診察中に枯れてしまうことが最近ありますが、これは風邪のせいではありません。私は昔から長く話をしていると声がかれるのです。よく講演で2時間位の話をすると、やはりその後声がかれます。それと同じで、外来患者さんとのお話をしているうちに声がかすれてきます。聞き取りづらかったらすいません。そもそも私が患者さんと話す声のトーンはかなり抑え気味にしています。これは、わざとです。

    よく、病院のドクターは「〇〇さん、今日はどうされました?」と大きな声で話しかける風景を目にしますが、私からすると、どうもそれは演技臭い。「医師という職業人」を演じてしまうと、外来の椅子に座っているのは本物の自分ではなく作られた(医者を演じている)自分であり、患者さんとの間に演じることによるバリアができてしまう様に感じます。私はそれが嫌で、バリアを作らない話し方に徹しています。接客マニュアルにあるようなバカ丁寧な話し方もしません。私は、来院いただいた皆さん一人一人が自分にとっての大事な人であると思いながら話をします。実際にはめったにしませんが、手をにぎって話をしたいようなそんな気持ちです。

    まだまだ寒いですが、日差しがかなり強くなってきました。今年の夏はすごく暑いのではないかと心配しています。

  • レセチェック

    毎月月初めにはレセプト(診療報酬)の書類のチェックがあります。1ヶ月分の診療内容をA4の用紙にプリントしたもので、診療行為や処方した薬に対して適切な傷病名がついているかとか、診療報酬の規則通りの請求ができているかをチェックするのです。今は、レセプトチェッカーというソフトも売られており、そういうソフトの力をかりて短時間に片付けることもできるそうですが、そうはいっても最終的には目で確認して仕上げをしないといけません。

    当院でも、ベテランの事務職員さんたちが細かくチェックしてくれていますが、それを私がもう一度全部見ます。A4用紙で積み上げれば10センチ以上あります。膨大な量のレセプトを、一枚一枚確認します。今月も、この土日に雪降る窓の外を見ながらレセチェックを行いました。土曜の夕方から初めて、日曜の夕方までかかりました。

    それ以外にも、週末にしかできない買い物などあれこれ済ませないといけない用事もあります。平日はクリニックと自宅の往復以外ほとんど何もする時間がありませんので、週末は忙しいのです。それにしても、寒い一日でした。寒いと免疫能が落ちます。体を暖かく保ちましょう。そして、暖房がきいた部屋は空気が乾燥します。乾燥した空気はウイルスを拡散します。風邪の予防は保温と加湿です。

  • 昼休みには何をする?

    当クリニックの昼休みは12時半から午後2時半までの2時間あります。昼食を食べるだけなら30分、ゆっくり休んでも1時間あればいいのでは?と思うかもしれませんね。実は、私は昼休みも休んではいないのです。5分ほどで弁当を食べたら、すぐに往診に出かけます。日によって違いますが、毎日2人から7-8人を訪問診療します。往診が終わってクリニックへ帰ってくるのが2時20分位になりますから、10分位休めばすぐに午後の診療です。訪問診療から帰ってきたときにすでに駐車場がいっぱいになっている時もあります。そういう場合は、午後の診療を10分ほど早めに開始することもあります。つまり、全く休み無しです。

    なぜそこまでして働くのか?別に借金を返すためとか、そういう切羽づまった話ではありません。わたしたち国立大学出の医師は医学部で一人前になるために一人あたり1億円ほどの税金をかけて養成されています。それは、文科省や厚労省から大学や附属病院への補助金として交付されているわけですが、間接的に我々の教育に使われているのです。それを思えば、健康で働ける我々の世代は、汗水たらして文句を言わず皆さんの役に立たなければいけません。それは恩返しでもあり、使命だと思います。

    そして、そういう休み無しで働くために必要なことは、自分の健康管理です。私たちドクターはめったに他の先生に診てもらうことはありませんから、自己管理あるのみです。食事に気を使い、適度な運動をし、ビタミンなどいいと思ったものを積極的に取ります。通勤や往診の際には事故にあって仕事ができなくなっては患者さんや職員全員に迷惑をかけるので、頑丈な車にしか乗りません(残念ながらベンツではありませんが)。そのように、日々プロ根性で働いているのです。

    先週日曜にあった郡市対抗女子駅伝の様子。私もマラソンに出たりしていましたが、クリニック経営者としては事故に遭ってはいけないという思いもあり、過酷なフルマラソンはやめました。最近はもっぱらウォーキングです。