むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • もし別荘があったら

    連休が明けて、通常の生活に戻った方も多いと思います。当院も、休み中に薬が切れてしまった患者さんなどが多く、朝から夕方までずっと忙しい日が続いています。

    一方、連休中はいろいろな用事があり、いつものチョコザップでの運動もできていませんでした。
    昨日、ようやく約1週間ぶりにジムへ行ってみたところ――床にはホコリやゴミ、ゴミ箱にはウエットティッシュの山。すっかり汚れてしまっていました。そう、私が1週間掃除に行かなかったからです。

    ランニングどころではなく、まず掃除機をかけ、ゴミをまとめ、トイレや洗面所もキレイにして……と働いていたら、かなりの時間が過ぎていました。せっかく来たのに掃除だけで終わるのももったいないので、最後に10分だけランニングして帰宅しました。チョコザップには、私以外にも「お掃除会員」が何人かいますが、やっぱり私がやらないと、と改めて実感しました。

    ところで、私は以前、アメリカから帰国した際、日本でもアメリカのように大自然の中で暮らしたいという思いから、阿蘇に別荘を建てることを本気で考えていた時期がありました。けれど、自宅のローンなどの事情もあり、その計画は断念しました。今になって、あの時建てなくて良かったなと思うことがあります。

    というのも、もし別荘を持っていたら、きっと今のチョコザップのように、行くたびに掃除・草取り・ムカデ対策・家の修理…と「くつろぐ暇もない」週末になっていたはずです。そんな生活、今の私の日常では無理。

    私は、「大自然の中で窓を開け放ち、新鮮な空気を吸いながら音楽やコーヒーを楽しむ」――そんな時間を夢見ていたのですが、実際の自分は、そういうのんびりスタイルが性に合わないということが、年々よくわかってきました。

    先日、連休中に玉名の温泉に行った際も、サウナの汚れが気になり、他に誰もいなかったので勝手に掃除させてもらいました。この温泉も「お掃除会員」として、ただで温泉に入れてくれるなら毎週掃除に通ってあげるのに、と思ったりしました。つくづくのんびりできない性格ですね。

  • あずき甘酒をつくってみました

    最近、コラーゲンを気軽に毎日摂る方法として、ゼラチンで手作りゼリーを作って食べています。市販の小分けゼラチン(コラーゲン100%)が1袋5gなのですが、私はそれに「フランス産お魚コラーゲン」というパウダーを小さじ1杯追加。1日あたりのコラーゲン摂取量はおそらく10g近くになっていると思います。

    コラーゲンは、ただ摂取するだけでは体内でアミノ酸に分解され、一般的なタンパク質として利用されます。しかし、ビタミンCを一緒に摂ることで、体内で再構築されやすくなり、肌・血管・骨・軟骨などの材料として役立つのです。実際、「ちょっとぶつけただけでアザができる」「白目の部分に出血が起きやすい」などの症状は、血管の脆弱性=コラーゲン不足のサインかもしれません。こういう方には、ぜひコラーゲンとビタミンCのセット摂取をおすすめしたいです。

    さて、ゼラチンだけで作るゼリーは味気ないので、私は甘さ控えめの「市販の水煮小豆」を加えてゼリーを作っています。ゼラチンが固まると、小豆とゼリーの2層に分かれて、見た目もきれい。しかも美味しい。ただし、既製品だと砂糖の量がちょっと気になる……。

    そんな話を妻にしていたら、「ホットクックで小豆を自分で煮たらいいじゃない」と提案されました。正直、小豆を煮るのは火加減が難しく、自分ではうまくできないと思っていましたが――
    なんと、ホットクックに小豆と水を入れてスイッチを押すだけで、簡単につぶあん(砂糖なし)が完成。しかも、豆をあらかじめ水に浸す必要すらなし。これはすごい!

    さらに、もうひと工夫。
    この「砂糖なしのつぶあん」に、米麹と水を加えて甘酒モード(低温調理)で6時間。すると、小豆がまるで甘酒のようにとろとろで自然な甘さの発酵小豆に変身します。

    これがもう、美味しい! ヘルシー!この発酵小豆をゼラチンに混ぜてゼリーにしてみたいと思います。

    正直、ここまで簡単に豆料理が作れるとは思っていませんでした。たぶん、聞いただけではその便利さは伝わりにくいと思います。でも、一度やってみると「なぜもっと早く試さなかったんだろう」と思うくらい、手軽で美味しくて驚きますよ。

  • サウナで心も体もリフレッシュ

    ゴールデンウィーク最終日はあいにくの雨となりました。みなさん、どのように過ごされましたか?
    当院は、ブログでもお知らせしていた通り、休日当番医を担当しました。
    現在、コロナやインフルエンザが流行しているわけではないのですが、朝から夕方まで、発熱や胃腸炎の患者さんが次々と来院され、わりと忙しい一日でした。

    中でも印象的だったのは、「国内で健康診断を受けると、仕事の都合で結果が間に合わないので、すぐに結果がもらえるフィリピンの病院で健診を受けてきた」という方。なんともインターナショナルな話で驚きました。世界をまたにかけて働く方にとっては、こうした距離も「日常」の範囲なのかもしれません。

    さて、そんな多忙な中でも、せっかくの連休最終日、仕事の後でなんとかサウナに行く時間が取れました。最近では妻もサウナ好きになり、一緒にストレス解消しています。サウナでしっかり汗を流すと、不思議なくらい体の疲れもストレスもスーッと抜けていきます。こんなにも手軽にリラックスできる方法は、他にないのではないかと思うほどです。

    理屈で説明するなら――サウナの熱い空間と、続くギンギンに冷えた水風呂で、交感神経は一気に緊張状態になります。その後、椅子に座って外気浴をしていると、体の芯にこもった熱がじわじわと汗になってあふれ出してきます。
    この汗は、サウナ室で出る汗とは違い、副交感神経が優位になっているときに出る「リラックスの汗」です。つまり、サウナから外気浴までの流れで、2種類の汗をかくことになるわけです。

    自律神経は交感神経と副交感神経の揺らぎによって整えられ、最終的には「ととのう」状態――深いリラックスモードに入っていきます。

    心療内科の診察中、ストレスの原因についてお話を伺っていると、涙を流される患者さんも少なくありません。実は、この「涙」にもストレスを発散させる効果があるといわれています。泣いたあとは不思議とスッキリした気持ちになること、ありますよね。「小学校以来、泣いたことがない」という人は、もしかするとストレス発散がうまくできていないタイプかもしれません。

    不思議なもので、汗と涙はどちらも「ストレス解放」に通じます。仕事などでストレスがたまっていて、発散の仕方がわからないという方は、まずサウナに行って汗を流してみるのもおすすめの方法です。

    目安としては、

    • サウナ6分

    • 水風呂1〜2分

    • 外気浴(私は6分ほど)

    これで1セットとし、3セットを目標にするといいと思います。途中でお風呂に入ったりせず、サウナ→水風呂→外気浴をリズムよく繰り返すことが「ととのい」への近道です。

    「何だか心身が疲れているな」と感じている方にはぜひ、試してみていただきたいリフレッシュ法です。

    ジギタリスという花です。心不全治療薬のジギタリスです。

  • GWはペーパードライバーが増える

    今日は昭和の日でお休みでした。よく晴れて、まさに行楽日和でしたが、私は訪問診療があったため、いつものように4つの老人ホームを回りました。市内は車の量が少なく、道も空いていたのでスムーズに移動できました。

    ただ、ペーパードライバーと思われるようなノロノロ運転や、曲がりそうで曲がらない、どちらに進むのか分かりにくい車、さらにはクリニック近くの極細の道で、離合の際にとんでもない場所で止まってしまい、前にも後ろにも動けなくなる……という場面もありました。ゴールデンウィーク中はこういった車が増える印象です。いつも以上に安全運転を心がけて、思わぬ事故に巻き込まれないよう注意したいですね。

    せっかくの休日も、ダラダラ過ごすとあっという間に終わってしまいます。私は、訪問診療が昼からだったので、午前中は自宅の掃除や洗濯をしました。普段の日曜日には手が回らないような場所の掃除や、冬物の洗濯、シーツや枕カバーの洗濯などに励みました。太陽光パネルで蓄電し、自転車のバッテリーも満タンにしました。夜は「ミフネテラス」のサウナへ。いつもより時間をかけてじっくり汗を流しました。深くリラックスし、「ととのい」ました。

    先日開催された内科学会総会のアーカイブを、毎日のスキマ時間に少しずつ視聴して勉強しています。専門外の分野の講演も非常に勉強になります。今日は「医学知識のアップデートと自己学習にチャットGPTを活用する」というシンポジウムを視聴しました。私も日頃からAIを使って診療中に自分の知識を補い、判断が間違っていないかを確認しているので、その有用性は実感しています。

    よく患者さんがネット検索で自分の症状を調べ、「これに違いない」と思い込んで来院されることがあります。問題は、その検索結果の理解や判断が素人ゆえに誤っているケースが多いことです。

    私たち医師が調べると、一瞬で「これは必要」「これは不要」と情報を取捨選択できますが、患者さんが見ると、その判断がつかず、少し似ているだけで「これだ」と思い込んでしまいます。この思い込みはとても厄介で、診察時に役立つどころか、誤解を正すために余分なエネルギーを使うこともしばしばです。

    今後は、AIを使って症状を調べることが主流になるでしょうから、たとえ医療の素人であっても、より精度の高い情報にアクセスでき、正しい方向へ導かれるようになることを期待しています。

  • ゼラチン=コラーゲン

    今日は晴れたり雨が降ったり、雷がなったりと目まぐるしい一日でした。気温は割と暖かく、私は室内では半袖で過ごしました。暑くなると頭の回転が鈍るので冷やしておかないと診察がはかどりません。ちょうどコンピュータも過熱するので、サーバー室はエアコンで冷やしておかないといけないのと同じですね。

    さて、最近はゼラチンデザートを毎日作っています。なぜゼラチンかはすでに書きましたが、もう一度書いておくと、ゼラチンは100%コラーゲンからできているからです。化粧品メーカーが販売している美肌効果をうたったコラーゲンドリンクには、コラーゲンが2g程度しか含まれていません。一方、私の作るゼラチンデザートは、森永のクック・ゼラチン1包5gを使用しています。さらに、以前買っていたフランス産お魚コラーゲンを5gほど追加して、1つのゼリーに合計10gのコラーゲンを入れています。かなりの量です!コラーゲンで美肌といえば、豚足を思い出すかもしれませんが、そんなの毎日は食べられません。ゼラチンなら可能です。

    実は、フランス産お魚コラーゲンは低分子化されているためか、お湯に溶かして冷やしても固まりません。せっかく作るゼリーは美味しく食べたいですね。そうでないと毎日続きません。ぷるんとした食感は口当たりもよく、食欲をそそりますが、何も入れないゼラチンは味がしません。

    そこで考えたのは、スーパーで売っているゆで小豆のパックを買い、ゼリーに混ぜることです。私が買ったのは微糖の小豆です。これを一緒に入れて混ぜて冷やすと、小豆は下に沈み、上の方は透明なゼリーとなり、まるでお店で売っているデザートのようになりました。

    まだ食べ始めて3日ほどですが、こころなしか目の周りのシワが薄くなってきた気がします。コラーゲン、頑張れ!

    ここで、注意点。コラーゲンはビタミンCを一緒に取らないと、ただの栄養になってしまいます。タンパク源となるのも悪くありませんが、ビタミンCを2000mgほど摂取すると、食べたコラーゲンはいったん消化されてバラバラのアミノ酸になりますが、組織でもう一度コラーゲンに生成されます。みかんやレモンだけでは十分なビタミンCを摂るのは難しいため、食品に加えてサプリも活用すると効率的です。