むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 頭の回転を良くするサプリ

    11月に入りましたが、まだ温かいです。私は昼は半袖で仕事していました。毎日目が回るような忙しさで、頭もオーバーヒートしそうです。高齢者で最近物忘れが気になるとか、今までみたいに頭が働かないと言う相談はよくあります。私はまだそんな歳ではないのですが、持てる能力(脳力)をフルに発揮しないとこんなに多くの患者さんを見ることはできません。そこで、自分の頭をフル回転させるためにとっているサプリがあります。まず、オメガ3(EPA/DHA)です。魚の油をソフトカプセルにしたものです。通常は高脂血症の治療薬ですが、血液をサラサラにする働きや抗炎症作用などもあり健康にいい油の代名詞です。次に卵黄レシチン。卵の黄身に含まれる成分で体内でアセチルコリンという神経伝達物質の材料となります。3つ目はカフェインです。仕事の合間に台湾烏龍茶(高山茶)を飲みます。エナジードリンクも効くのですが、カフェインが多すぎてあとから反動が来るのでおすすめできません。4つ目は仕事中眠くならないように朝と昼は炭水化物を極力取らないことです。

    コロナ感染の後遺症で頭に霧がかかったようにボーとして仕事にならないという人がたくさんいます。ブレインフォグといいます。当院は後遺症外来をしているため、これまで相当数の患者さんを見ました。最初はブレインフォグには漢方を使っていました。それなりに効果はありましたが、最近、別のアイディアから西洋薬を少量併用していい効果を上げています。それは、トリンテリックスという抗うつ剤です。うつで頭の回転が落ちた人にこの薬を出すと、霧が晴れたように世界が明るくなる、というのを聞いて、コロナ後遺症のブレインフォグにも効くのではないかと思って使い始めました。結果、半錠から1錠くらいで予想通り改善した患者さんが続出しています。

    ブレインフォグにはアリセプトというアルツハイマー型認知症の治療薬が効いたという報告を聞いたことがあるのですが、そちらは試したことはありません。コロナ後遺症の人のほとんどはアルツハイマーのような高齢者ではなく働く世代に多い気がします。したがって、アリセプトよりトリンテリックスのほうがいいのではないかと思います。また、前述の卵黄レシチンやオメガ3も使ってみる価値があると思います。これを読んでいる他施設の先生方、ぜひ追試をお願いします。

  • GLP-1作動薬という糖尿治療薬が著効した話

    糖尿病の治療はこの数年で格段に進んでいます。新しい薬剤が出てくることでこれまで難治症例ではインスリン注射しかなかったのですが、最近はかなりのところまで内服治療で治せるようになってきました。当院かかりつけの患者さんで、どんどん数値が悪化してきてもうインスリンを導入しようかと思っていた人がいたのですが、ちょうどその頃長期投与ができるようになったGLP-1作動薬の内服薬があったので、それを処方してみました。それまで、GLP-1作動薬はインスリンのように自己注射するしかなかったのですが、薬剤の特殊な剤形デザインに成功し、内服薬が出てきたのです。

    使い始めてしばらくはまあまあいいかな?と悪くはないけど期待したほどでもない印象でしたが、ずっと使っていて、今日再来されて検査したところびっくりです。ものすごく良くなっていました。おかげで、糖尿の治療薬をいろいろ組み合わせて多剤併用していたのが、GLP-1作動薬だけでよくなりました。何か食事療法を頑張ったりしましたか?と訪ねたところ、特には何もしていないけど、食欲が抑えられてあまり食べなくなった、と言われました。

    そうなんです。このGLP-1作動薬は膵臓のインスリン分泌を促進して血糖を下げるのですが、それだけでなく食欲をなくす働きがあるのです。おかげで、薬は減らせたし、インスリンはしなくてよくなったし、体は痩せて軽くなったし、いい事ずくめでした。新薬はどう効くか文献ではわかっていても、目の前の患者さんでこのように著効すると感動します。

  • ホットクックの料理が楽しい

    シャープのヘルシオ・ホットクックを最近は毎日使っています。簡単な料理から時間をかけるものまでいろいろ試しています。今日は患者さんに小松菜を頂いたので、ホットクックに入れて蒸してみました。洗ったときの水分だけで無水調理です。塩コショウ、おろしニンニクを少々入れてスタート。10分で完成です。仕上げに醤油をたらして味を整えたらバッチリです。蒸すときなべにごま油を垂らしたらもっと美味しかったのではないかと思います。次にゆで卵。だいたい鍋に6個卵が入ります。そこに100mL の水をいれてスイッチを入れます。100mL といえば、卵の下半分も浸からないのですが、かき混ぜユニットが割れないように上手に転がしながら茹でてくれます。

    昨日は週末だったので、ローストビーフを作ってみました。イオンで買ったOGビーフの塊、300gで600円をジップロックに入れてバターやローズマリーをいれ、空気を抜いたら57度で90分の低温調理です。通常ローストビーフはオーブンで作りますが、ヘルシオで作れば低温調理で火加減などの調節もいらずほったらかしです。低温ですから栄養素も保たれます。出来上がったら、ワインや醤油、味醂などを合わせたつけだれに浸して味をつけます。ムチャおいしくできました。先日は、中華料理屋さんの冷凍中華まんを買ってきたので、ヘルシオのせいろむしのプログラムで蒸してみたところ、ふかふかに蒸し上がりました。すごいです。これがあれば、レストランができそうです。

    このようにホットクックもいいですが、実は私が好きな調理具は鉄鍋(スキレット)です。キャンプで直火にかけられる蓋つきのフライパン(鉄の鋳物)です。昨日ツタヤに立ち読みに行ったら、最近流行りの付録付きの本で手に取ったらずっしり重かったので何だろうと思ったらスキレットが付録についていました!凄すぎる!買いたかったけど、うちにはすでにスキレットは大小いくつも持っているので買いませんでした。スキレットで作った料理はとにかく美味しい。鉄の補給もできて体にもいいです。

    新しく買ったASUSのChromebook トラックバッドがテンキーになる優れもの!

  • 快適な毎日、運動しましょう

    温かい週末でした。私は半袖半ズボンで小学生みたいな格好をして一日過ごしました。ボシタまつりが延期になっていたのがこの週末あったらしいのですが、まったくお祭りらしい音も聞こえてこなかったので、気がついたら終わってました。土日は2日連続でジムに行きランニングと温泉でだれた体を引き締めました。とはいえ、2日頑張ったくらいでは何も変わりません。来週もずっと晴れみたいで、気温も丁度いいのでできるだけ徒歩通勤をしたいと思っています。熊本の短い秋ですが、今こそ秋を満喫したいところです。

    ジムで走ったあとにイオンモールに行ってみたところ、先日も書いたアサヒの低アルコールビールビアリーの白が売ってありました。これまで何度もこの売場には来たのですが、黒しかおいてなかったのに、ついに白が並んだところを見ると、その美味しさに皆が気づき始めたのかもしれません。そして、その売場になんと新商品、ホップの香る緑のビアリーが並んでいました。早速買ってみました。確かにホップの香り高くおいしい。これも好きな味。どれを買うか迷いますね。いっそのこと白黒緑の3色セット(6缶入り)なんて売ってくれれば味比べが楽しめます。

    実は私は基本的にビールをのむことはありません。お歳暮に1ダースくらいもらったら1年持ちます。居酒屋などに行ってもノンアルコールビールしか注文しません。何故か自分でも理由はわからないのですが、酔わないからすごい!というところが大きい気がします。昨日は最近オープンしたメキシコ料理屋さんに行きタコスなどを食べましたが、ノンアルコールビールを飲んだあと運転して帰り、その足でジムに行って運動しました。酔わないから時間が有効に使えるというわけです。

     

    メキシコ料理PELAO(下通り) テキーラがカウンターに並んでいます

  • 最近多い中高生の患者さんたち

    しばらくはコロナの後遺症の患者さんも各地から殺到して相当忙しい日々が続いていましたが、このところコロナも落ち着き、後遺症で悩んでいる人もずいぶん減ってきました。それでも、阿蘇や天草、八代など熊本の各地から後遺症で来院されます。たいていは2−3ヶ月経過し、近くの病院で咳止めや解熱剤などをもらっているけど治らないという症例です。私も後遺症をたくさん見ましたが、西洋薬ではほとんど太刀打ちできないと思います。しかし、漢方を通常の風邪より多めに組み合わせることでかなり治せています。なかには、単なる後遺症ではなくコロナ感染をきっかけに鬱になったり不安神経症や自律神経失調を合併している人も多く、心療内科的アプローチがないと治せない場合も多々見受けられます。当院では、心療内科は予約制になっており、現在のところ待ちが1ヶ月程度となっていますが、コロナ後遺症で鬱や自律神経失調になった場合、通常の内科扱いで素早く診察しています。

    コロナ後遺症が減ってきた代わりに最近良く来院されるのが中高生の睡眠障害。夜寝付きが悪く朝起きが苦手。多くは午前中の授業には間に合わず昼から登校していると言った患者さん。血圧が低く午前中は体が動かない。起立性調節障害の診断になることが多いのですが、多くの小児科ではあまり専門にしているところがないみたいです。私も専門というわけではないのですが、漢方で結構朝起きられるようになり、なんとか出席日数が足りたとか言っていただけているので、ダメ元でも漢方を飲んでみようという場合はご協力します。

    似たような疾患で、中高生が朝から学校に行こうとするとお腹が痛くなってトイレに籠ってしまい、結局1限目に間に合わず遅刻するというもの。これは過敏性腸の場合が多いです。生徒さんがストレスを自覚している場合もありますが、全く自覚していない場合も多々あります。それでも土日はどうもないのに学校の日の朝だけお腹が痛くなったり下痢するというのは心身症的なので、小児でも使えるたぐいの安定剤を併用して治療しています。この場合、漢方だけではなく、漢方と西洋薬の併用となります。中西医結合です。

    神戸のモアイ?