むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今年最大の出来事:前屈で指が床についた!

    季節がわからなくなるほど暖かかった昨日とは打って変わって、今日は12月らしい寒さとなりました。暦を見ると、明日は冬至だそうです。夜に水春の温泉に入りましたが、ゆず湯が用意されていて、この季節らしい雰囲気を感じました。湯船には100個以上のゆずが浮かんでいました。

    さて、昨日も書いたように、13連勤してようやく迎えた日曜日。寝て過ごすのももったいなく、いつもよりしっかり寝たにもかかわらず、朝7時には起床しました。疲れは、やはり寝れば取れます。この2週間は忙しすぎて、チョコザップにもほとんど行けませんでした。一日中、診察室の椅子に座って診察やパソコン作業をしているため、運動量はゼロに近く、首や肩がかなり固まってきます。

    今日は以前から予定を入れていたので、午後から新市街のDrストレッチへ。今年最後のストレッチということもあり、目標は「前屈して指先が床につくこと」です。来店時の事前チェックでは、中指の先は床まで10センチ以上届いていませんでした。果たして今日は届くのか、不安半分でした。

    ストレッチが始まると、半年ほど前に通い始めた頃のように、肩も肘も脚も、どこを施術されても痛い。インストラクターさんからも「かなり固くなっていますね」と言われ、やはり連勤で体に相当なダメージが来ていたようです。上半身から下半身まで、2時間近くかけてしっかりストレッチしてもらい、最後にもう一度前屈してみると――なんと、指先が床に届きました。まるで魔法のようです。もともと体が硬い私にとって、指が床についたのは中学生の体力測定以来ではないかと思います。本当にびっくりしました。ストレッチ後、アーケード街を歩く体は、生まれ変わったように軽く感じました。

    ここで少し今年を振り返ってみると、年初にはまったく予想していなかった出来事が二つあります。一つは、水素吸入をクリニックに導入し、自分自身も毎日吸入する習慣ができたこと。もう一つが、Drストレッチに通い始めたことです。

    どちらも、忙しい生活の中で自分の体を健康に保つための、非常に良い投資になりました。もしこの二つと出会っていなければ、今ごろ忙しさに押しつぶされて、体はボロボロになっていたかもしれません。そう考えると、今年は本当に運の良い一年だったと思います。

    美食「一米三餐」 東区戸島西

  • 多忙な当番医でした

    クリニックは日曜当番医でした。診療時間は9時から17時ですが、朝8時を少し過ぎてクリニックに到着すると、すでに駐車場には何台もの車が止まっていました。慌てて鍵を開け、エアコンを入れて部屋を温めるなど、準備に追われました。まもなく問い合わせの電話がひっきりなしに鳴り始めました。

    幸い、受付スタッフも早めに出勤してくれたため何とか対応できましたが、電話はその後も一日中鳴り続けました。看護師スタッフもベテランがそろっており、発熱患者さんへの個別対応や感染対策を行いながら、インフルエンザなどの検査もテキパキとこなしてくれました。おかげさまで、夕方5時を少し過ぎたところで診療終了となりました。総勢120名の診察で、ほぼ全員が新患の発熱患者さんという、この時期特有の当番医業務でした。

    私は昼休みを取ることができず、インフルエンザ検査の合間に診察室でサンドイッチを食べました。それでも、食べられただけラッキーです。開業して約10年になりますが、診察室で食事をしたのは今回が初めてでした。

    明日からまた新しい1週間が始まるため、結果的に2週間ぶっ通しの連勤となります。こういうときこそ、日曜らしくきちんと休まないと疲れを持ち越してしまいます。いつものように夜は水春の温泉にゆっくり浸かり、サウナにも4回入り、汗と一緒に疲れをすべて流してきました。さっぱりです。

    先週から忘年会などでご馳走を食べる機会が続き、美味しい料理を楽しめているのはありがたいのですが、よく考えてみると、ほとんど野菜を食べていませんでした。昔は「一日30品目食べましょう」と言われていましたが、これはすでに廃止されています。毎日そこまで気にする必要はありませんが、1週間単位ではできるだけ単調にならないよう、いろいろな食材を取りたいものです。

    そこで今日は、当番医の疲れも吹き飛ぶくらい辛い、真っ赤なスープの鍋にしました。肉は控えめにして、野菜をたっぷり。締めに少しご飯を入れて雑炊にしたら、やはり間違いない美味しさでした。食事とサウナのダブル効果で、疲れがすっかり飛んでいきました。

    福岡 渡辺通

  • 4毒抜き

    本屋を定期巡回していて「4毒抜き」という本があったので購入しました。「4毒」のうち2つは想像がつきやすく、「甘い物」と「油もの」です。これらは食べすぎれば体に良くないので、控える努力が必要でしょう。

    残りの2つは意外かもしれませんが、「小麦製品」と「乳製品」です。小麦はグルテンというタンパク質を含んでおり腸への負担が大きく、アレルギーを誘発しやすいと言われます。パン、パスタ、菓子類などは要注意です。乳製品はカゼインというタンパクが問題とされ、それ以外にも乳糖不耐の体質では牛乳を飲むと下痢が出ることもあります。牛乳だけでなくヨーグルトも良くないとされています。牛乳が骨を丈夫にするというのも真偽の程は定かではありません

    もちろん、本に書いてあることをすべて実践するのは現実的ではありません。しかし、4毒を減らしてみて体調が良くなるのであれば、その食材は自分の体に合わないと判断して良いでしょう。たとえば「ヨーグルトにシリアルとはちみつ」の朝食は、乳製品・小麦製品・甘い物の“三毒”なので、おすすめできません。

    こう考えると、ご飯、味噌汁、焼き魚、納豆といった伝統的な和食が体に良いことにも納得がいきます。

    さて、話は変わって、先日で年内頼まれていた私の漢方の講演は一通り終わりました。しかし、年明けにすぐ2つ講演を頼まれています。そのひとつは九州全体のセミナーを熊本で開催し、WEBとリアルのハイブリッド形式で予定されています。正月が開けにはスライド提出の締切となるため、診療の合間に構成を考えています。

    ちょうど今は、朝から晩まで発熱患者さんが次々と来院され、休む暇もないほど忙しい状況です。発表内容を考えるにしても、隙間時間の1~2分しかありません。しかし、1分でも一日積み重なれば15分や20分にはなるだろうと期待して、電子カルテの横にスライド原稿を開いておき、思いついたことを書き込んでいます。

    ここでとても頼りになるのがチャットGPTです。従来は、うろ覚えの内容を文献検索したり資料を読み込んだりしながらスライドを作っていました。しかし今はAIに質問すると、不足している知識を瞬時に補足してくれます。そのお陰で、講演資料の作成が随分と短縮されます。いま4分の1程度できたところですが、なんとか間に合いそうです。

  • アルピニスト

    私の毎日飲むサプリの中に、一つだけ変わったものがあります。以前もブログに書いたことがありますが、ニナファーム(フランスのサプリ・化粧品メーカー)の抗酸化サプリ「オキシリア」です。これはビタミンCなどとは異なる種類の抗酸化作用を持ち、オリーブ葉や黒インゲンなどから抽出した抗酸化物質をもとに製品化してあるそうです。

    ニナファームは他にも様々なサプリを出しています。その中でも興味深いのが、フランス・アルプスの山頂に研究所を構え、登山帰りの人たちが抱える筋肉痛・関節痛などの不調を改善する目的で開発されたドリンク「アルピニスト」です。医薬品ではないため効能の表示はできませんが、その開発背景から「いざというときに良いらしい」と噂を聞き、私も1箱常備していました。

    先週はレセプトチェックや漢方講演の準備でデスクワークが多く、多忙を極めました。さらにインフルエンザ急増で日中も嵐のような忙しさ。おそらくそのせいで日曜には腰痛が出てきました。ストレッチに行って一旦軽くなった気はしたものの、完全には治りません。自宅でストレッチポールやマッサージ機を使っても改善せず。

    そこで月曜、職場に着いてすぐにアルピニストを1本飲みました。その日は大きな変化はなかったのですが、火曜も朝1本飲んだところ、今日(水曜)にはすっかり痛みがなくなり、自分でも驚きました。サプリがこんなに効くことがあるのかと感心したほどです。さっそくチョコザップでランニングも再開しました。

    注)商品を推奨するものではなく、個人的な感想です。

  • 認知症の将来展望

    最近、クリニックを受診された方はご存じかもしれませんが、私はこのところ毎週末ずっと予定が詰まっており、髪の毛がボサボサのままで、なかなか切りに行く暇がありません。今度の週末は休日当番医なので、最短でも2週間後の週末しか床屋に行けません。平日、休まず診療をしていると、こうしたちょっとした時間のやりくりが難しく、大変な面もあります。誰かに頼める用事ならまだしも、さすがに自分の散髪を頼むわけにもいきません(笑)。

    さて、今日は診療後に認知症の勉強会があったので参加しました。驚くほど多くの参加者が集まっていたので、何事かと思ったら、大学の精神科に新しい教授が10月から赴任され、その初講演だったようです。専門の先生たちは、どんな教授が来たのか楽しみにしていたようで、現地参加されていた方々も多かったです。私は精神科の専門家ではないのですが、認知症の話を聞きたくて参加しました。運よくその初講演を聞くことができました。

    最近、認知症に関する話題では、アミロイドベータに対する抗体治療ができるようになったことが注目されています。この治療は非常に高価で、治療ができる施設も限られています。しかし、今日の講演では、認知症は症状が現れた時点で、もうおしまいだと聞きました。症状が出る前、すなわち20代、30代からすでに勝負が始まっているということです。遺伝的な要因と生活習慣が合わさった結果として、何十年もかけて進行します。高齢になり、認知症と診断された時には、もう後戻りできないレベルに進んでいるというのが現実です。

    当院でも、高齢の患者さんから「最近物忘れが気になる」「ボケたのではないか」と相談を受けることがありますが、実際には治療するにはすでに遅すぎるみたいです。現在、できることは観察される症状をいかに軽くし、進行を食い止めるかが主な目標となりますが、認知機能を元に戻すことは非常に難しいです。現在使われている認知症治療薬も、さほど大きな効果が期待できるわけではありません。

    今後の展望として、最近アメリカでは血液検査で認知症のマーカーを測定できるようになりました。この検査は認知症の進行度合いときれいに相関しており、まだ症状が出ていない段階でも認知機能の低下を証明できるようになっています。また、生活習慣を改善することで進行を食い止められたかどうかもわかるようになります。現在、日本ではこの検査は保険適用外ですが、将来的には実施できるようになると考えています。

    とにかく、今私たちができることは、若いうちから血圧や血糖をきちんと管理すること、適度に運動すること、そして社会的に孤立しないようにすることだと思います。

    クリスマスマーケット サクラマチ前