むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • Google Keepは便利

    一日中、冷たい雨が降ったり止んだりでした。天気予報を見ると、今週末の「熊本城マラソン」当日も雨の可能性があるようです。 私は以前、何度もこの大会に出場しましたが、一番の心配事は当日の天気と気温でした。それによって、用意する雨具やウェアの選択が大きく変わってくるからです。

    フルマラソンにとって、極寒も、あるいは予想外の暑さも過酷です。当日の服装で調節する以外に策がないため、事前の情報収集は欠かせません。ランナーの皆様のためにも、当日は雨にならず、良いコンディションで開催されることを心から願っています。

    さて昨日は、患者さんから「ケンミンの焼ビーフン」をいただきました。幼い頃に食べた記憶はありますが、口にするのは本当に久しぶりです。 作り方は、肉や野菜をさっと炒めた上に麺を乗せ、お湯を加えて蒸し焼きにするだけ。非常に手軽でありながら、具だくさんでヘルシーな一品が完成しました。

    驚いたのは、インスタントラーメンのような別添の調味料がなく、麺そのものに味がついている点です。これが実に美味しい。こうしたインスタント食品は、どうしても自分の好みが固定されがちで、普段買わない商品はなかなか目に入りません。今回のように人から頂くことで、隠れた名品に出会えるのは嬉しい発見ですね。

    最近は韓国の辛いインスタント麺もよく食べていますが、今のお気に入りは「トゥーンバ」という焼きそばです。これまでにない濃厚でクリーミーな味わいが癖になります。パッケージをよく見ると「辛ラーメン」の焼きそばシリーズの一つだったようです。

    ところで最近、私は仕事の内容に応じてAndroid、iPhone、Windowsの3つのデバイスを使い分けています。そこで一つ困るのが、デバイスをまたいだ「データのやり取り」です。 送りたいのは大きな書類ではなく、ちょっとしたテキストメモであることがほとんどなのですが、これが意外とスムーズにいかないこともあります。

    そこで改めて使い始めたのが「Google Keep」です。 このアプリはOSを問わず利用でき、メモは常にクラウド上で同期されるため、どの端末からでも最新の状態を確認できます。最近のブログ執筆も、iPhoneやAndroidでの音声入力から始め、AIで誤字脱字を校正するスタイルをとっていますが、この途中経過をGoogle Keepに保存しておくことで、端末間の移動が劇的に楽になりました。

    また、Google Keepにある「ラベル分類」をどう使うべきか考えていたところ、本文中にハッシュタグ(#仕事 など)を付けるだけで自動的に分類されることが分かりました。 非常に直感的で便利な機能なので、これからさらに使い込んでいこうと思っています。

    サクラマチBFにあるSNOOUPの宮崎辛麺。

    この店の定番トマトラーメンの辛麺です。イチオシはトマトチーズラーメンです。超美味しい

  • マイナス4度

    昨日の雪に引き続き、夜は一段と冷え込みました。今朝の出勤時の気温はマイナス4℃。早朝からクリニックに入り暖房をフル稼働させましたが、冷え切った建物はなかなか暖まらず、始業の8時半になってもまだ室内に寒さが残るほどでした。

    特に今は発熱患者さんが多い時期のため、感染対策としての換気が欠かせません。窓を少し開けるたびに、せっかく暖まった空気が逃げてしまい、ようやく室内が快適な温度になったのはお昼時でした。これほどの冷え込みは、今シーズンこれが最後であってほしいものです。「三寒四温」の言葉通り、少しずつ春の暖かさが近づいてくるのを期待しています。

    相変わらず発熱外来は混み合っていますが、インフルエンザ診療には特有の難しさがあります。それは、タミフルなどの抗インフルエンザ薬は「発症から48時間以内」に開始しなければ、十分な効果が期待できないという点です。

    月曜日の外来には、週末に体調を崩し、日曜休診を経て受診される方が多くいらっしゃいます。こうしたケースでは、受診時にすでに発症から48時間ぎりぎり、あるいはそれを超えていることも少なくありません。検査で陽性と出ても、今から抗ウイルス薬を使うべきか、あるいは対症療法に切り替えるべきか、非常に悩ましい判断を迫られます。

    もし、タイミングを逃して薬の効果が得られないと、熱が下がらないまま二次感染(細菌感染)を起こし、激しい咳や痰で再受診される方もいます。こうなると必要なのは抗ウイルス薬ではなく、抗生物質です。 血液検査を行えば、白血球の数値などから「ウイルス」か「細菌」かはある程度判別できますが、すべての患者さんに採血を行うわけにもいきません。日々の診療は、こうした判断の連続です。

    さて、今週の水曜日は「建国記念の日」で祝日ですね。最近は月曜日が祝日になるケースが多いため、週の半ばに休みが入るのはどこか新鮮な響きがあります。「あと一日頑張れば一休み」と思えるのは、心理的にも少し楽になります。

    とはいえ、私自身の仕事がお休みというわけではありません。クリニックの外来は休診ですが、訪問診療のスケジュールは曜日固定のため、祝日も関係なく患者さんのもとへ伺います。また、普段同行してくれる看護師さんも祝日はお休みですので、この日は私一人で車を走らせます。

    一人での訪問は、準備を一つ怠るだけで現場で慌てることになります。普段、どれほど入念な事前準備を看護師さんが担ってくれているか……。一人で回る祝日は、スタッフのありがたさを改めて痛感する一日でもあります。

    地域医療センター裏の公園

  • ブラックライトを買ってみた

    天気予報の通り、今日の熊本市内は雪となりました。私は医師会病院の出動協力医として、日曜の朝から出勤でした。 家を出たときはまだ降っていませんでしたが、診療中はずっと吹雪のような雪が舞い、駐車場の車もみるみる白くなっていきます。「無事に帰れるだろうか」と心配になるほどでしたが、昼過ぎからは気温が少し上がり、幸いにも雪は溶けてくれました。

    診療後は、少し遅めのランチをとりに街まで歩いてみました。さすがに人出はいつもの日曜日より少なめです。今日は郡市対抗駅伝が行われており、雪の中で懸命にランナーを応援する姿があちこちで見られました。さぞ寒かったことでしょう。来週はいよいよ熊本城マラソンですが、この雪が来週でなくて本当に良かったですね。

    地域医療センターの休日外来は、患者さんの大半が発熱や胃腸炎でした。いつもの倍近い患者さんが来院され非常に多忙でしたが、この規模の病院では検査結果が出るまでに時間がかかり、外来の流れが停滞しがちなのが課題です。 自院で診療する場合と比較すると、どうしても待ち時間が長くなってしまう印象は拭えません。動線や電子カルテの運用など改善の余地はまだ多いと感じますが、1〜2年前と比べればスタッフの動きは以前よりスムーズになっており、その点は評価すべきだと感じました。

    ところで、皆さんは「ブラックライト」をご存じでしょうか。紫外線に近い365nm(ナノメートル)程度の波長を持つ、肉眼ではほとんど見えない光ですが、これを当てると蛍光物質が鮮やかに光り出します。昔、ディスコの照明で白いワイシャツが光って見えた、あの光といえば分かりやすいかもしれません。

    最近、このブラックライトがペン型で、1,000円ほどで売られているのを見つけて購入してみました。 釣りをする方は魚をさばく際のアニサキス発見に使ったり、家庭ではペットの尿汚れを見つけたりするのに重宝するそうです。面白そうなので、さっそく我が家でも試してみました。

    うちのゴンの周囲を調べてみると、やはりトイレシートはピカピカと光ります。一方で、リビングのカーペットに汚れがないことが確認できて一安心。さらにトイレを照らしてみると、自分では掃除したつもりでも汚れが残っている場所が一目瞭然でした。 試しにお札を照らしてみたところ、一箇所だけマークが浮かび上がるように光りました。偽札鑑別の技術がこんな身近に隠れているとは……。なかなか奥が深く、おもしろい道具を手に入れました。

    駕町通りでパスタランチ。味はまずまず。星3つ。

  • 漢方の講演が無事終了

    本日は漢方の講演でした。テーマは「漢方による『気』の治療」です。 当院には心療内科的なお悩みを抱えた方も多く来院されるため、気分の不調は決して珍しいものではありません。「抗不安薬や抗うつ薬に頼らず、漢方で治療したい」というご希望も多く、漢方が活躍する場面は多岐にわたります。また、西洋薬を最小限に抑え、漢方を併用することで症状を安定させるケースも増えています。

    本日は、臨床現場でよく用いられる4つの代表的な処方について解説しました。

    1. 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

    当院で使用頻度が非常に高い処方です。職場や子育てのストレス、月経前症候群(PMS)など、イライラや気分の落ち込みが強い際に用います。心が穏やかに整い、睡眠の質の改善も期待できます。

    2. 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

    「体がだるい」「食欲がない」といった、エネルギー不足の状態に用います。過労による疲労蓄積や、うつ状態で気力が湧かないとき、また大病後の体力回復にも適しています。昨年は新型コロナ後遺症による強い倦怠感を訴える方にも、この処方が大きな力を発揮しました。

    3. 加味帰脾湯(かみきひとう)

    漠然とした不安が強く、不眠に悩む方に適した処方です。当院開設当初は熊本地震の直後で、余震の恐怖で眠れないという患者さんに非常に有効でした。また、今の時期ですと「子どもの受験が心配で眠れない」とか、「子どもが進学や就職で家からでていき、さみしくなった」という親御さんの不安感の緩和にも効果が期待できます。

    4. 加味逍遙散(かみしょうようさん)

    更年期障害の代表格ですが、実際には幅広い年代の方に用いられます。気分の浮き沈みが激しく、顔や頭に熱がこもって汗をかく(ホットフラッシュ)一方で、足は冷えるという「上熱下寒(じょうねつげかん)」の状態に最適です。循環器疾患を抱える女性患者さんで、この処方によって血圧が安定した症例も経験しています。


    本日はこれらの処方を通し、漢方がどのように「気の巡り」を整え、心身を癒していくのかを解説させていただきました。日々の診療においても、これらの漢方の力を活かして、希望に沿った治療を提案していけたらと考えています。

  • 漢方講演の準備

    「2月は逃げる」と言いますが、気がつけば早くも一週間が過ぎました。今週は比較的患者さんの数は落ち着いており、全体としてはのんびりした雰囲気でしたが、一方で発熱外来の対応に追われる日々でもありました。

    現在、水素吸入の回数券をご購入いただいた方には、できる限りご希望の時間帯にご利用いただきたいと考えております。しかし、発熱患者さんの対応が重なると処置室が満室になってしまうことが多く、思うようにご案内できない状況が続いております。ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。

    さて、私は明日土曜日の夕方、漢方の講演を予定しています。参加者は現地とオンラインを合わせると260名を超えそうだと聞いています。日赤の加島先生と分担し、4つの処方について解説した後、後半はフリートーク形式で漢方処方のコツなどをお話しする予定です。これまでスライド作成や処方解説の準備にかなりの時間を費やしてきましたが、最近はAIのおかげで思考の整理がずいぶんと効率よく進むようになりました。

    ところで、皆さんは買い物をするとき、「すでに持っているのに、また別のものが欲しくなる」という経験はありませんか? 今あるもので困っているわけではないけれど、少しだけ機能やデザインが違う新しいものが気になってしまう。こうした収集癖は、どちらかといえば男性に多いのかもしれません。ゴルフクラブを何本も揃えてしまう方など、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

    実は私にも、つい増えてしまうものがいくつかあります。

    一つは、タブレット端末です。iPadやAndroid端末をいくつも並べ、用途に合わせて同時に複数の作業をこなすのが私のスタイルです。

    二つ目は、ペンライトやLEDライトなどの「明かり」。なぜか昔から光るものが好きで、ついつい手が伸びてしまいます。

    三つ目は、目覚まし時計。特に正確な時刻を刻み続ける「電波時計」には強い安心感を覚えます。各テーブルに置いておきたいと思うほどで、寝る時も食事中も、常に時間を意識して行動するのが習慣になっています。

    皆様には、理屈抜きについ集めてしまうものはありますか?