むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 熊本地震から10年目の今こそ断捨離

    このところ、毎日断捨離を続けています。少し掃除をするだけで山のようにゴミが出てくるので、毎日袋いっぱいのゴミを捨てています。よくこれほど溜め込んだものだと我ながら驚きます。

    思い返せば10年前、熊本地震の際に棚からたくさんの物が落ちて壊れたり散乱したりし、多くのものを廃棄しました。あの時にだいぶ片付いたつもりでいましたが、今捨てているのはその後の10年間に積み重なった不用品なのだと思います。

    熊本地震から10年、そしてクリニック開業から10年。節目の年だからこそ、断捨離を一気に進めて、すっきりとした気持ちで新たな10年を迎えたいと思っています。

    捨てるのに一番苦労するのは本です。重くて運ぶのが大変なうえ、仕事柄どうしても増え続けるのが悩みです。今回は相当な数をブックオフに持ち込んだり、売れそうにないものは古紙回収に出したりしました。これを機に、これからはできるだけ電子書籍を購入しようと決めました。

    以前はKindleを使っていましたが、当時は表示が遅かったり画面が暗かったりと、少し使いにくさを感じていました。最近、TCLという会社の「疑似電子ペーパー」タブレットを購入したところ、これが非常に優秀です。通常はカラーディスプレイとして使えますが、スイッチひとつで電子ペーパーのような表示に切り替わります。Kindleアプリで電子書籍を表示してみると非常に読みやすく、画面の切り替わりも速くてストレスがありません。これならどんどん読めると確信し、久しぶりに電子書籍への意欲が戻ってきました。

    せっかくなので最初に購入したのが、櫻庭露樹氏著『全捨離したら人生すべてが好転する話』です。読んでみると、「家にある8割のものは不用品なので捨てるべし」と、断捨離をさらに徹底するよう書かれていました。やや極端に感じますが、「やればやるほど運が舞い込んでくる」という考え方は、以前読んだ『ガラクタ捨てれば自分が見える』にも通じるものがあります。

    この本の対談集の中で特に印象的だったのは、「断捨離を始めると体調が悪くなることがある」という記述です。不用品やゴミには「悪い気」がついており、それを捨てようとするとその気にやられてしまうというのです。しかし、思い切って手放さない限り、家に良い運気は入ってこないとのこと。

    確かに、このところ断捨離を続けていると、たいして無理をしていないのに妙な疲れを感じていました。もしかすると、これが「ゴミの持つ悪い気」の仕業なのかもしれません。妙に納得してしまいました。

    不用品をすべて手放したあと、家の中がどれほど清々しい気で満たされるだろうかと思うと、今からワクワクしてきます。

    ステーキ菜の花添え 北山迎賓館にて

  • 口内炎を水素吸入で治した

    数日前から私を悩ませていた口内炎。喋るのも辛いほどの痛みでしたが、今回はあえて薬に頼らず、クリニックにある「水素吸入」でその効果を試してみることにしました。

    いつもの倍以上の時間をかけて水素を吸入したところ、翌朝には驚くほど痛みが和らいでいました。2日目もたっぷりと吸入し、あわせてビタミン摂取も再開したところ、すっかり完治。その即効性に私自身も驚いています。

    「回復力」は「抗酸化力」

    若い頃に比べて口内炎の治りが遅くなったと感じるのは、単なる老化ではなく、炎症を抑える力——すなわち「抗酸化力」の衰えかもしれません。 吸入された水素分子は血中に入り、炎症部位で悪玉の活性酸素と反応して消去してくれます。これが水素の持つ強力な抗炎症作用です。ステロイドのような副作用の心配がなく、自然に炎症を鎮めてくれる水素のメリットを、身をもって実感する貴重な体験となりました。

    現在、クリニックでは発熱外来のピークが落ち着き、吸入スペースにも余裕が生まれています。これまで発熱患者さんが多くて水素吸入があまりできませんでした。回数券をご購入の患者様には大変ご迷惑をおかけしました。ぜひこの機会に「炎症ケア」を再開しにいらしてください。

    断捨離から生まれた「さつまいも甘酒」

    話は変わりますが、私はほぼ毎日、小豆を米麹で発酵させた「小豆甘酒」をデザート代わりに楽しんでいました。最近では中華屋さんのレジ横で見つけた緑豆を使った「緑豆甘酒」にも凝っているのですが、先日、さらなる新メニューが誕生しました。

    キッチンの断捨離をしていたところ、さつまいもが1個出てきたのです。 「これで甘酒を作ったらどうなるだろう?」 ふと思い立ち、茹でたさつまいもを米麹と混ぜ、60度で6時間発酵させてみました。

    出来上がったのは、クリーミーな「金時あん」のような、濃厚でリッチな味わいのデザート!この「さつまいも甘酒」、一度食べるとやみつきになる美味しさです。

    身の回りの整理(断捨離)をすると、こうした思わぬ発見や新しい楽しみが見つかるものですね。美味しくて健康にも良い自家製甘酒、皆様もぜひ試してみてください。

    イオンモール嘉島(クレア)内のインド料理BISHNUのカレーセット ここは美味しいお店です!

  • 粉の洗濯洗剤で白衣が真っ白に!

    先日から断捨離に火がついて、家とクリニックの自室を毎日片付けています。本棚の本も見返してみると、いらないものばかり。一旦自宅に持ち帰って部屋の一角に積んでいましたが、週末にやっと「売れそうな本」と「捨てる本」を仕分けしました。売れそうな本を紙袋いっぱいに詰めてブックオフへ持っていったところ、全部で1,200円ほどになりました。ラッキー!他にも使わなくなったものをセカンドストリートへ売りに行くと、こちらは600円。買ったときはそれなりの値段だったはずですが、まあいいか。不用品をどんどん手放していくと、身も心も軽くなる気がします。

    いまのところ、棚にスペースができただけで、まだきれいになった実感はありませんが、これから少しずつ仕上げていきたいと思います。毎日ゴミ収集カレンダーを見ながら「今度はこれを出そう」と計画的に進めています。

    片付けの途中、洗濯機の近くから古い粉の洗濯洗剤が出てきました。最近は液体洗剤が主流ですが、ある程度の年代の方なら粉洗剤に馴染みがあるのではないでしょうか。せっかくなので、毎週自宅で洗っている白衣をこの粉洗剤で洗ってみました。すると、びっくり! いつもの液体洗剤より、ずっと白くきれいに仕上がったのです。

    「昔の粉の方がきれいになるとは、一体どういうことだろう」

    そこでふと思い出したのが、昔の洗剤CMで耳にした「蛍光剤入り」という言葉です。粉洗剤には蛍光増白剤が含まれており、太陽光(紫外線)に当たると光を発することで、白さをより引き立てる仕組みになっているのです。

    試しにブラックライトで洗濯機の周りを照らしてみると、飛び散った粉洗剤がピカピカと光っています。これは大変と拭き掃除を始めたのですが、拭き取るたびに今度は雑巾の方が光り出すのが、なんとも面白い体験でした。

    日曜午後はいつものようにドクターストレッチで手足の関節をほぐしてもらい、そのままサクラマチの地下にある大戸屋で昼食をとりました。以前からこの店の存在は知っていましたが、入るのは初めてです。メニューはどれも美味しそうで健康的。目についたサムギョプサル定食をいただいたのですが、これまであちこちの韓国料理店で食べたものと比べてもかなり上位に入る美味しさでした。

    東京ではあちこちにある大戸屋ですが、熊本ではサクラマチだけみたいです。いいお店を見つけました。

    大戸屋のサムギョプサル定食

  • 口内炎のケア

    土曜日の夕方、東区医師会の集まりに参加してきました。定期開催されている会ですが、私が参加するのは3年ぶり。顔なじみの先生も少ないかと思っていましたが、いざ話をしてみると、近所の先生や、かつて私が指導したことのある後輩が近くで活躍していることが分かりました。たまには外へ出て、同業者と親睦を深めるのも良いものですね。

    さて、そんな中、私自身を一昨日から悩ませているのが「口内炎」です。 食事のたびに痛み、診療中も患者さんとお話しするたびにしみて、なかなかつらいものです。私はもともと口内炎ができやすい体質なのですが、マルチビタミンやミネラルをしっかり摂るようになってからは、ここ1年以上、一度もできていませんでした。今回は体調の良さに甘んじて、サプリメントの摂取が少しおろそかになっていたのが一因かもしれません。

    なぜ口内炎を繰り返すのか?

    口内炎の原因は、実は人によって千差万別です。

    • 胃の調子が悪い方

    • ストレスや疲労が溜まっている方

    • 歯並びや噛み合わせの問題

    • 栄養(ビタミン・ミネラル)不足

    塗り薬で一時的に炎症を抑えることはできますが、根本的な原因にアプローチしなければ、またすぐに再発してしまいます。大切なのは「原因を正しく見極めること」です。

    1. 漢方で「胃の熱」を取る

    私が自分自身の体験も踏まえてよく処方するのが「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」です。 漢方的には「胃の熱を取る」働きがあり、特に胃の不調が原因の口内炎には、痛みを和らげ治癒を早める高い効果があります。ただし非常に苦いのが難点ですので、当院では飲みやすいカプセル製剤で処方しています。

    再発予防としては、「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」を継続的に用いることで、胃腸の調子を整え、口内炎ができにくい体質へと改善していく方法も有効です。

    2. マルチな栄養補給で「修復力」を高める

    栄養面からアプローチする場合、一般的にはビタミンB2不足が疑われます。しかし、私の経験上、単一のビタミン剤よりも「マルチビタミン」で全体を底上げする方が、回復が早いと感じています。

    また、意外に見落とされがちなのが「ミネラル不足」です。亜鉛やセレン(セレニウム)といった微量元素は、粘膜の修復に欠かせません。これらも個別のサプリメントより、「マルチミネラル」としてバランス良く摂取するのが、継続しやすくお勧めです。

    おわりに

    口内炎は小さなトラブルに思えますが、毎日の「食べる」「話す」を妨げるストレスフルな病気です。 「たかが口内炎」と放置せず、ご自身の体からのサインと捉えて、内側からのケアを見直してみませんか?気になる症状があれば、診察の際にお気軽にご相談ください。

    明石海峡大橋(たぶん)

  • 高齢者はフレイルを予防しよう

    当院では、日々さまざまな高齢者施設への訪問診療を行っています。数多くの現場を見ていると、その施設が本当に「良い場所」かどうかは、雰囲気でおおよそ伝わってくるものです。

    先日、ある患者さんの転居に伴い、新しく訪問を始めた施設がありました。初めは明るく和気あいあいとした印象だったのですが、回を重ねるうちに、少し気になる変化が見えてきました。入居者の皆さんが無言でうつむき、活気のない、どこか沈んだ空気感に変わってしまったのです。

    「座りっぱなし」が招く、体へのリスク

    介護現場の人手不足は深刻です。勝手に歩き回ると転んでけがをすることが日常茶飯のため、スタッフの目が届くよう、入居者全員を同じテーブルに座らせておくのが「効率的」であることは理解できます。しかし、医学的な視点で見ると、ここには大きな落とし穴があります。

    長時間椅子に座り続けると、夕方には足がパンパンに腫れ、翌朝になってもむくみが取れないことがあります。さらに、じっと動かずにいることで筋力は著しく低下し、いざ歩こうとしてもふらついて転倒の危険が高まってしまいます。

    「フレイル(筋力低下)」を食い止めるために

    高齢者の自立を妨げる大きな要因が「フレイル」です。加齢とともに筋力や活力を失っていく状態を指しますが、何もしなければ誰でもこの状態に陥りやすくなります。

    これを防ぐために有効なのが、「通所リハビリ(デイケア)」の活用です。専門スタッフによる集団体操や個別訓練など、介護度に応じた適切な運動を継続することで、筋力の維持・向上が期待できます。

    こうしたサービスは、ケアマネジャーが作成する「ケアプラン(計画)」に基づいて提供されます。限られた介護保険の枠の中で、入浴や食事介助とのバランスをどう取るかが鍵となります。

    介護生活をより良くするためには

    どの施設を選ぶかも大切ですが、入居した後に「自分らしい生活」を守るためには、次の2点が非常に重要です。

    1. 自分の希望を、ケアマネジャーに迷わず伝えること

    2. どのようなサービス(リハビリなど)を受けたいか、意思を明確にすること

    「年をとってまで運動なんて……」と遠慮される方もいらっしゃいますが、言われるがままの生活では、体はどんどん弱ってしまいます。

    ご本人やご家族がケアマネジャーとしっかり話し合い、納得のいく計画を立てること。それが、いつまでも自分の足で歩き、元気に過ごすための「第一歩」になります。

    大阪ー熊本便はなんと天草エアラインでした。私の座席番号6Aは飛行機の真ん中付近でした!全部でたった14列ぐらいです。機内では天草サブレとジューシー(みかんジュース)をいただきました。