むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • まだまだ熱中症にはご注意を

    お盆休みが開けて慌ただしく週が過ぎて行きました。結局お盆休み中も訪問診療をしたりその後看取りもあったりで、全く気が休まらない1週間でした。今週からは通常モードに戻ることと期待しています。ご存知のとおり「忙」という字は心をなくすと書くように、忙しすぎると自分が自分でなくなってしまいます。これで鬱になってしまう人も数多くいます。当院で見ている患者さんで忙しすぎて体を壊すナンバーワンは学校の先生です。今やなり手がいなくて定員割れしているブラック職業です。子供と接したり授業で教えたりするのは好きなのに、一日の大半を管理とか評価とか事務的なことに費やし、夕方は委員会や部活までさせられて、残業の量が凄まじい。心を失わず自分を保つには自分の時間を確保することです。最悪なのは、そんな忙しい職場が転勤で通勤に1時間以上かかるような時です。往復2−3時間を無駄にすると、自分の自由な時間が更に減ってしまいます。忙しい人はできるだけ職場の近くに住んで通勤時間を短くすることが大切だと思います。

    さて、話は変わって、今日は車の点検でディーラーにいきました。車検ではないので待っているうちにできるのですが、ちょうどもみほぐしの無料体験会の催しをやっており、点検が終わるまで肩や腰を揉んでもらいラッキー!施術していただいた整体師さんとお話をしたところ、なんと当院からすぐ近くの、以前ペンギン・カフェだったところにオープンしたCHOICEさんでした。ここは、当院でよくお願いしているほねつぎという鍼灸・整体のお店から独立された方の店だと聞いていましたが、実は、その人は私の父の足腰の痛みも治療してくれた人でした。奇遇です。It’s such a small world。

    朝晩少し涼しくなってきましたが日中はまだ危険な暑さです。私はエアコンの効いたスポーツジムでランニングや筋トレをしましたが、路上や公園などを走る気にはとてもなりません。時々走っている人を見かけますが、熱中症に気をつけましょう。私が訪問診療する高齢者の半分以上はエアコンをつけずに過ごされています。老人ホームでは全館エアコンが入っているので、個室でエアコンが入っていなくても多少涼しいですが、窓をあけている人もいます。外からは35Cくらいの熱風が入ってきます。高齢者は暑さに強く寒さに弱い人が多いですが、大丈夫と言わずエアコンを適切に使いましょう。

  • 私の「推し活」

    「推し活」という言葉もだいぶ広く使われてきていますが、皆さんの「推し」はなんですか?私はTVを見ないので俳優さんやアイドルなどは全然知りません。そういう意味では推し活をする対象がいないのが現状です。しかし、私の最近の「推し」はキッチンカーでTEX-MEX(テキサス風メキシカン)を販売しているLittle Joshです。FBで今日どこにいるかみて、近所なら行きます。メニューでイチオシはタコスですが、その他も美味しいです。メキシカン好きにはたまりません。今日は土曜の午後、近所の公園で町内会主催のマーケットをやっていて、なんとLittle Joshがそこに出店するという情報をゲットし、昨日からワクワクしていました。仕事帰りに早速会場となる公園によってみたら、まだ始まっていませんでした。残念。 夕方出なおしたところ、いました!早速いくつか注文しました。

    せっかくなのでマーケットをぐるっとみてみたら、なんと去年まで健軍マック前にあった韓国料理ソナムのおばちゃんが店を出していました。ソナムは建物老朽化で閉店となってしまい、私は近所の行きつけの店を失いとても残念な思いをしていましたが、ひさしぶりにソナムのキンパ、海鮮チヂミ、ヤンニョムチキンなどをゲットして帰りました。どれも懐かしい。わたしのソウルフードといえば、和食を除けばテキサスのメキシカンやBBQ、韓国料理などです。それらが一同にあつまったマーケットは私にとって夢のような出来事でした。

    美味しいメキシカンとコリアンフードを頂いたあと、カロリー消費のためジムで5キロランニングしました。そのあと水春で温泉に入ったのですが、ちょうど高校野球をやっていてみんなサウナのTVを食い入るように見ています。時間を忘れてサウナに入るのは危険ですよ!それに今日は異様に小さい子供が多く、温泉内を走り回ったり水ぶろで泳いでいる子供だらけで、騒がしすぎてととのうことはできませんでした。

     

  • 幸せな看取り

    当院は100名近い訪問診療をしています。今日はその一人を看取りました。当院で訪問している高齢者の殆どは老人ホームの入居者さんなのですが、今日の人は個人宅でした。これと言った病気もなく、老衰での最期だったためとても穏やかで全く苦しむことない素晴らしい最期でした。1週間ぐらい前からそろそろと思っていたため、ご家族も心の準備はできており、息を引き取ったのが午前中だったため家族みんなに見送られました。こんな幸せな最期もあるんだなと感心しました。よほど日頃の行いが良かったのでしょう。私は診療中だっため、少し遅れて駆けつけたのですが、なんと私より先にお坊さんが到着されていました。これまた長い経験上初めてのことでびっくりでした。

    個人宅での看取りはこのように難しいことではなく、私たち訪問診療(ドクター)と、訪問看護の協力で実現します。場合によっては在宅酸素を入れて家庭での酸素吸入や点滴などの処置は可能となります。それぞれのサービスを契約する必要がありますので、そういう状況になった際にはこちらから提案して話を勧めます。また、最後になって家族だけでなく、遠い親戚などが病院に送ったらどうかとか、いろいろ言い始めるともめる原因になるため、事前に意思を固めて置く必要があります。

    先月から当院では訪問診療に助っ人のドクターをたのんでおり、二人体制で回っています。その先生がいたおかげで、今日の看取りが実現しました。もしその先生がいなかったら、私は一時外来をストップするか、昼の訪問診療を大回りして無理して長距離を回らないといけないところでした。本当にドクターを頼んでおいてよかったです。

  • 秋の気配

    今日も駐車場に止められないほどの混雑となりました。この数日、発熱患者さんは減ってきて今混んでいるのは通常の血圧などの患者さんと、新患の患者さんたちです。新患さんが増えているのは、お盆休み中にネットサーフィンしていて当院のブログなどにたどり着いて予約してこられたような例が多いのではないかと分析しています。再診の方は時間がかからないので、多少多くてもどんどん進むのですが、新患さんは話を一から聞いて病歴を理解するところから始まり、治療方針決定まである程度の時間を要します。新患が多くなると診療スピードが落ちてしまいますが皆さん難しい症状で本当に困っておられるので、なんとか元気になっていただきたいと思います。定期薬をもらうだけなのに時間がかかって、といいう患者さんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

    当院がこのように怒涛の混雑をするのは年に3回です。正月明け、GW明け、そしてお盆休み明けです。結局、数日の休診が前後の診療にすごいしわ寄せになります。これを考えると、休みなく均等に働いたほうがどんなに楽かと思いますが、世の中が休みなので仕方ありません。さて、お盆休みが開けて、まだまだ暑いのですが、昨日の診療が終わって帰ろうとした時、秋の虫の音が聞こえてきて、あー急に秋になったなーと感じました。すると、今日診察に来た患者さんも似たことを言われていました。もう冷え始めたのであちこちの関節が冷えて痛み始めた、とのこと。すごい敏感です。夏のあいだ血圧が下がる人は血圧の薬を軽くしています。今がまさに1年で一番低い時だと思うのですが、今回の処方で軽くすると、来月や再来月はもう冷えてきて血圧が上がり始めます。それを考えると、いま血圧が低いからと言って薬を軽くするのは賢くないのですが、患者さんの中には今低いから薬を軽くしてほしいと力説される方がいます。(高齢男性にこの傾向が強い)

    とりあえず希望には応じてはいますが、グッドアイディアではありません。すでに秋を感じている私や冷え性の患者さんのことは無視できません。今を見て動くのではなく先を見て動く訓練をしましょう。ファッションショーなどで夏には秋冬もの、冬には春夏ものを先取りして発表します。あれと同じです。ただ2歩先を行くとグルっと回って先を見ていないのと同じになることがあるので、先読みしすぎないことも大事です。

  • ブレインフォグを治す

    お盆休みが明けた初日で朝から忙しい1日となりました。休み中に薬が切れてしまって血圧が上がった患者さんもいます。今日ばかりは混雑しても薬をもらって帰らないと、と言う感じです。学生さんたちも、夏休みはいよいよ来週いっぱいという人も多く、今のうちに体調を整えて2学期に備えたいという人も多い1日でした。学生さんで、朝起きられないとか、朝ごはんを食べるとお腹が痛くなるというのは気持ちの問題もありますが、気合を入れてもどうしようもないことです。私の外来で早く起きなさい!と気合を入れることはしませんが、漢方で自然と朝起きられる体を作ります。みんながうまくいくとは言えませんが、多くの患者さんたちが学校に行けるようになっています。私もそれを聞くと嬉しくなります。

    昨日、ミフネテラスで温泉に入っていたら、30代の会社員らしき人たちの会話が聞こえて来ました。「最近、指示されたことをすぐ忘れてミスばかりする。家でも物を置いた場所を思い出せないとか、明日の予定とか、いつもなら忘れるはずもないことをうっかり忘れてしまって、どうしたんだろう」実は、このような相談は当院にくる患者さんで結構あります。珍しいことではありません。原因として思い当たることは2つ。一つは、仕事や家庭あるいはその他に大きな心配事があり、そのことばかり考えている時。例えば、親や子供が病気とか、夫婦仲の問題などで夜も眠れない日が続くと、健忘症が出てきます。2番目はコロナ後遺症です。ブレインフォグと言います。私も温泉でそのお兄さんに聞きたかったです。「最近コロナにかかりませんでしたか?」と。もし半年以内くらいにかかっていたら、たいていそのせいだと考えます。

    こういう患者さんを相当見てきたので、治療の方向性はだいたいわかっています。コロナ後遺症に認知症の薬は使ったことがないですが、ネットニュースなどでは有効だとの噂もあります。私はオメガ3油を使います。DHAという魚の油が頭の栄養となり、頭の回転が復活する例をたくさん経験しました。一部の人は抗うつ剤が効いた例もあります。トリンテリックスという新しい抗うつ剤は一つの候補です。