むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 当院に高校生の職業体験実習が来ました

    今週は当院正面にある東稜高校の生徒さんが職業体験実習に来ていました。男女一人ずつです。ふたりとも高校生らしく元気ハツラツで、病院内も明るい雰囲気に包まれました。若い人の持つエネルギーの高さには驚かされます。私も常に元気なのですが、高校生は太陽のようにそこにいるだけでエネルギーを放出しているような存在感です。すごい。かなわないなーと思いました。

    私が彼らくらいの年にはすでに、なぜか漢方が好きで好きで、将来はツムラに就職して漢方を極めようと思っていました。その後高校3年になる時、やっぱり製薬メーカーより医学部に行って漢方を使う医者になりたいと思い始め、医学部志望に決めました。あとは、ひたすら熊大医学部に向けて勉強しました。今はどうか知りませんが、当時熊大医学部は東大農学部や理学部(理科2類)くらいの難易度でした。熊本高校で東大が10名、熊大医学部が40名ほど合格していた時代なので、50番以内に入らないといけないという目標でした。現役合格なら当然もっと上にいないと難しい。結局、なんとか熊大医学部に合格し、卒業したらすぐ東洋医学会に入会しひたすら漢方を勉強し、今ではおそらく熊本いち漢方を使っていると思います。

    そう考えると、高校時代にやりたいことが見つかり、それに向かって一心不乱に突き進むのは悪くないと思うし、それが天職なら幸せだと思います。今、Netflixで「生まれ変わってもよろしく」というドラマを見ていますが、19回輪廻した人が、何故か前世のことを覚えている話。すごく面白い!このドラマを見て、私はきっと前世でも漢方医だったに違いないと思いました。

  • 時計のベルトを替えました

    昼に訪問診療が終わってクリニックに向かっていると、東の方から雨雲がどんどん近づいて来ました。降りそうだね、と言いながら建物に入ったら雷がなり始め、まもなく凄まじい雷雨になりました。お陰で午後の外来はいつもより少なめでのんびりでした。仕事が終わって外に出てみると、昨日までとは打って変わってちょっと涼しい。深呼吸すると空気が胸に入ってきます。蒸し暑すぎて息苦しかった昨日までとは随分違います。生き返った〜。

    私は中国製の安いスマートウォッチを使っていますが、機能的には十分満足しています。最近は時計もどんどん進化して、体温、酸素飽和度、脈拍、心電図、血圧などが自動的に記録されるものもあります。医療機器ではないので正確性にかける恐れはあるのですが、参考にはなります。また、SUICAなどの電子マネーが使えるものやGPSがかなり高精度なものもあります。ただ、私はそれほどの機能は必要としていません。私に大事なのは、スマホの着信音を消しているので、着信があったら腕時計が知らせてくれること、アラーム(無音でバイブ)機能、メールやSMSが時計の画面で読める、程度ができれば十分です。あとは、風呂に入る時以外24時間つけっぱなしなので軽くてつけ心地に違和感のないことが重要です。

    というわけで、中華スマートウォッチを愛用しているのですが、ベルトが傷んで切れそうになりました。ベルトのために壊れてもいない時計を買い替えるのはもったいないし、新しい時計が機能が豊富で優れているのはわかっていても、軽さやつけ心地が優れているかわからない。そう思っていたら、アマゾンで替えのベルトを見つけました。800円(送料込み)でした。びっくり。早速買ってみたところ、簡単にベルト交換はできたので、私の時計はまだまだ使えそうです。

  • 興味深い2症例

    製薬会社の協力でこれまで血圧手帳を無料で配っていましたが、いよいよ在庫が切れてしまいました。今まで使っていたものに似た様式のものを仕入れていますので、必要な方には1冊50円で販売することになりました。血圧手帳はスマホのアプリにもありますから、そちらのほうが管理しやすいという方の場合はスマホに記録して診察の際に見せていただけたらと思います。もちろん、血圧手帳やスマホのアプリなどを使わなくても100均にある小さな手帳やメモ帳みたいなものに書いていただいても構いません。血圧は病院で測ると家庭で測るより高くなる方が多く、あまりあてになりません。診察時の血圧を信じて薬を調整すると、家庭では下がりすぎてしまう場合があります。ぜひ、家庭血圧を測って記録する習慣をつけてください。

    今日来られた患者さんで、頭痛、吐き気、下痢で困っていると言う方がいました。この時期、熱中症でもこのような症状がありえます。暑いので冷たいものを大量に摂取することで胃腸機能が落ちて吐き気や下痢が出るというパタンです。しかし今日の患者さんはどう聞いても熱中症みたいなエピソードもなくしっくり来ませんでした。なぜこんな症状が出ているんだろう・・。しばし、患者さんといろんな話をしながら探っていたところ、わかったのは、家庭のストレスがかなり強いこと。それでわかりました。ストレスから来た心身症の症状でした。熱中症でもおかしくないような症状ですが、やはり第一印象で患者さんを目の前にして、そうじゃないような・・としっくりこないところがポイント。症状が出ている背景が分かれば治療方針も決まってきます。

    もう一例印象的なのがありました。ひざ裏が熱を持ったようになりふくらはぎがジンジンして痛いというもの。よく聞くと足先は冷えるとのこと。普通、漢方で上熱下寒と言って上半身は暑くカッカしているのに下半身は冷えるという更年期で見られるパタンは有名ですが、膝部分が熱く足先が冷えるという上熱下寒は聞いたことがありません。膝関節を清熱するか、気をめぐらして寒熱のバランスを調整するか考えましたが、まずは直球で膝の関節を冷やす処方を出してみました。どうなるのか興味深いですが、うまく行かなかったときの次の候補やその次の候補など3つぐらい先まで処方を考えています。将棋のような治療です。

  • 夏にやり残したことは?

    8月も残すところあと1週間になりました。早いものです。私は毎朝5時に起きていますが、最近の朝5時はまだ暗く、季節の移り変わりを感じます。学生さんたちは夏休みの宿題のラストスパート。間に合うか毎日大変でしょう。夏休みの宿題といえば、自由研究は大変ですね。日頃、学校の授業に自由なんてほとんどないのに夏休みだけ自分で好きなようにしろと言われても困ってしまいます。結局、親の力を借りずに自由研究ができる家庭は少ないのではないでしょうか。私がアメリカにいた頃、家の子供は幼稚園に通っていましたが、日本人の同僚で少し年上で小学校や中学校に通っているお子さんをお持ちの家庭は毎日日本の自由研究のような宿題があり、むちゃくちゃ大変そうでした。結局、アメリカ人が発想豊かでクリエイティブなのは小学校からの積み重ねです。常に自分でテーマを持って調べたり発表したりが大学生になるまでずっと続くのです。日本人が太刀打ちできるはずありません。

    さて私がこの夏にしたいと思っていたことでやり残したこと。それは冷やし中華を食べること!なんて小さな目標!実は、訪問診療の際に車の中でFMを聞いていて、話題だったのが関西の人は冷やし中華にマヨネーズをかけるという話。そんなぶっ飛んだ発想はなかったのですが、結構当たり前みたいでした。それならこの夏試してみたい!と思っていましたが、夏が終わりそうでちょっと焦っています。みなさんは冷やし中華にマヨネーズかけて食べますか?

    あとは、この夏したかったことは特になし。お盆休みに休日当番医だったこともあり、どこにも行かず実家にも行かずひたすら働いて、疲れを取るため近場のサウナやスポーツジムに通っただけで夏が過ぎてしまいました。なんて、働き蜂なんでしょう。そういえば、妻と健軍のビアガーデンにいったのは唯一この夏にした夏らしいことでした。あとは、「サ道」をみてサウナでととのう方法を知り、西の聖地と言われる「湯らっくす」に初めていったのはこの夏のいい思い出でした。

  • 残暑(猛暑)の中のコロナ患者さんの発熱はつらい

    今日の暑さは半端ないですね。気温もさることながら湿度がむちゃくちゃ高くて不快この上ない。汗が吹き出し、息苦しさを感じます。この暑さと湿度で私の喘息も悪化しています。日頃サウナで暑さにはなれているはずなのに、今日はきついです。以前シンガポールに行ったときぐらい蒸し暑いです。クリニックはエアコンをバンバン入れていますが、換気のためにすこし窓を開けています。そこからすごい熱風が入ってきます。お陰でエアコンの効きが悪い。せっかくペアガラスで断熱材もたくさん入れたり高気密住宅仕様にしているのに、窓を開けてしまっては意味がない。残念。

    ところで、この残暑の中39C くらいの発熱で来院されるコロナやインフルエンザの患者さんは本当にきつそうです。こういう場合、葛根湯や麻黄湯など体を温める処方を単独で使っては熱がさらに上がってしまいます。逆効果ですから注意してください。当院では清熱作用のある小柴胡湯加桔梗石膏や越婢加朮湯をあわせて使います。コロナでは喉に剣を突きつけられたように痛むという患者さんが多いですが、通常咽頭炎に使うトラネキサム酸では太刀打ちできません。当院ではいろいろ工夫してそういう症状にも効く処方を考えています。企業秘密ではありませんが、素人が真似しては危険なので詳細は書きません。

    それでも、当番医でコロナの診断がついて薬をもらったけど、良くならないから当院の薬がほしいとわざわざ来院される方も多く、その度に処方の組み合わせなどを考えてブラッシュアップしています。やはりコロナは普通の風邪みたいな処方ではきついです。特に夏に高熱が出ると体力を消耗するので、いかに炎症を抑え込むかがポイントとなります。