むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 漢方の講義

    私は熊本大学医学部の非常勤講師として、医学生に漢方の講義と臨床実習を担当しています。大学のカリキュラムに、漢方が取り入れられてもうだいぶたちますが、大学には漢方講座がなく、教える人材もないことから、外部から協力しているのが現状です。

    私が大学の学生さんに漢方を教えるようになって10年ほどたちます。学生さんたちは当然西洋医学を中心に勉強し、国家試験も西洋医学の内容を出題されるのですが、西洋医学だけではどうしても患者さんの訴えにたいしてこたえきれないことは経験上気がついています。そんな中、3000年の歴史ある漢方医学を学ぶと、案外簡単に治療効果を発揮する場合があり、学生さんたちはとても興味深く漢方外来に参加してくれています。

    もちろん漢方ですべてが解決するわけではありません。しかし、人類の歴史の中で試行錯誤してきた結果、有効性が確認された処方が今に伝えられているので、現段階では科学的に作用機序がよく説明できなくても、効けばいい、そんな医学もあるのです。

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    今日の講義(漢方外来実習)では、先日から地震後のめまいや不安、不眠などに漢方治療していた患者さんたちが再来されましたが、皆さん漢方がよく効いて調子いいと言われていました。

  • 訪問看護ステーション

    元同僚で訪問看護ステーションを経営しているCruto(クルト: http://www.cruto.net)の那須社長とミーティングをしました。彼のスタッフとも一緒に会食しましたが、みんな誠実でやる気があり、今の仕事が楽しいと言っていました。

    今度、当院を立ち上げるにあたり、訪問看護ステーションCrutoと連携することで一致しました。心から信頼できるパートナーです。

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    厚労省はこれからの高齢社会において、在宅医療を推進しています。在宅医療とは、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなど入院しなくても十分な医療を受けられる社会の仕組みです。こういった仕組みは、医療(クリニック)だけではできないし、訪問看護ステーションだけでも難しい。医療連携が大切です。今日の会合で当クリニックの在宅医療が充実することは間違いありません。時間の許すかぎり在宅にも力を入れていこうと思います。(写真は大矢野:天草の夕日)