むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • はじめての当番医

    クリニックを開設してから始めての当番医でした。いきなり年末年始の休日当番医ですから、万全の体制を取らないと大変だと思って、いろんな場合を想定して対策を取りました。

    季節柄感染症が多いと思われ、インフルエンザ、感染性胃腸炎、その他と大別して受付から診察、検査、会計の流れを考えました。その結果、通常の二倍以上の患者さんが来院されましたが、受付から診察までの待ち時間は最大でも30分以内とかなりスムーズな流れで対応できたと思います。救急病院では数時間待ちというのがザラですが、熱が出たり気分が悪くてきつい中何時間も診察の順番を待つのは大変だと思います。また、待合で別のウイルスをもらってしまう可能性もあります。そこで、極力患者さんを隔離したり、会計までを素早く終わらせて帰宅していただく工夫をしました。

    駐車場の様子も受付からキューネットのセキュリティー用のカメラで常時見えていますので、車が混んできたとか、何人ぐらい車から降りてきたかがすぐにわかります。ちょうど、定食屋さんで椅子に座ってすぐに定食が出てくるのと同じです。そのくらいのスピード感を持って対応したいという気持ちです。初めてにしてはスタッフ全員キビキビとよく働いてくれました。大きな混乱もなく無事に終了しました。ご来院いただいた皆さんが正月明けには元気で出勤できますように。

    この門松は往診先の一つ「ホスピタルメントさくら東館」の玄関にあるものです。桜十字グループの職人さんの手作りです。年始は1月3日から往診を再開します。

  • 年賀状

    御用納めで、今年の仕事がひと段落しました。この5年間はずっと透析の担当だったため正月もなく勤務していましたが、今年は久しぶりに30日から休みです。

    さて、年賀状を書こうと思い年賀状ソフトを立ち上げてみたのですが、プリンターとの相性が悪くて印刷できません。仕方ないので、パソコンの画面で住所録を開いてそれを見ながら全部手書きしました。我ながら、日頃パソコンばかり使っているので字が下手で、しかも漢字の正しい書き方がわからないので崩した字になってしまいます。お恥ずかしい。

    今は、LINEやフェースブックという便利なツール(SNS)がありますから、年賀状なんか必要ないと思っているのですが、SNSで繋がっていない大切な人もたくさんいるので、書かざるをえないです。SNSで繋がっている人にはお互いの近況は聞かなくてもわかっていますから、年賀状は必要ないですね。これからもますますSNSでの繋がりが一般化して、旧態然とした年賀状はいらなくなって欲しいと願うばかりです。

    というのも、年賀状を書いている暇はないのです。月末でレセプトの点検が山のようにあります。これを見終わらないと正月は来ません。1月2日は当番医です。3日は午前中に訪問診療があり、午後から深夜にかけては地域医療センターで急患の診察にあたります。4日には仕事始めですから、全く暇なしです。

  • 御用納め

    12月29日は当院の御用納めです。29(木)も通常通り夕方6時まで診療をやっています。(30日から新年3日まではお休みですが、1月2日は当番医です)

    9月1日に開院してから早4ヶ月です。おかげさまでなんとかやっています。近所の方たちだけでなく、結構遠方からも来院していただいています。そのご期待に沿えるよう、日々努力を続けたいと思います。

    今年は震災や阿蘇の噴火など自然災害が熊本では多く、みんな辛い一年だったと思います。しかし、東北でも鳥取でもいろんな災害は毎年どこかで起こっています。油断せず、備えたいと思います。私たち人間は大自然の力に比べればいかにちっぽけなものかということがわかります。うちの近所は更地となったところも多く、引っ越した人もたくさんいます。しかし、土地を整地したところに新しい建物が次々と建ち始めて、来年は解体から新生の年になるのではないかと思います。街並みの風景が劇的に変化しています。

    当院は、まず良いスタッフに恵まれ、私の目指す地域医療を実現できています。漢方や鍼治療といった東洋医学の実践、循環器内科医としての生活習慣病の管理、心療内科での心のケア、いずれも順調にいっています。また、訪問診療も計10名を越す定期訪問患者さんをほとんど毎日訪れています。来年もますます充実した体制作りをしたいと思っています。当院で働きたい看護師さん、医療事務(受付)さん、楽しくやりがいのある仕事です。興味あれば、ご連絡ください。だんだん忙しくなってきましたので、現在1名ずつ募集しています。

  • 薬を選ぶこと

    夜に激しい雨が降っていましたが、朝から間も無く雨は上がりました。やはり雨が降ると外来患者さんの出足は鈍く、のんびりした朝でした。そうこうしているうちに、だんだん待合が混んできて、昼前くらいには結構慌ただしくなってきました。

    遠く阿蘇の方から来院いただいた患者さんが何人もいました。阿蘇の方はこれからの季節、道が凍結して出て来られない場合もあるし、あまり頻繁に来てもらうわけにもいかないので、処方する薬の種類や量などやはり近所の人より慎重になります。あまり軽い薬だと治らないかもしれないし、強い薬だと副作用で飲めないかもしれません。私の外来では、新患の患者さんには特に気を使います。早く治るようによく効く薬をドンと使いたい気持ちと、副作用で飲めなかったらどうしようという気持ちがあります。そうすると、最初から長期の処方はできるだけ避けて、できたら1週間くらいで再来してもらい、薬が飲めているか、効いているか、副作用はないかなど見せて欲しいと思っています。

    特に漢方薬は同じ薬を何年も飲むイメージかと思いますが、実際には違います。風邪などだと、初日、翌日、三日目では使う処方は違ってきます。しかし、患者さんに風邪で毎日来院してもらうわけにもいかないので、時間をかけて直すか、一気に短期間で勝負するかを診察中に決めて処方の方針を立てます。もちろん短期で勝負するのにはリスクもありますから、滅多にそのような処方はしませんし、近所で何か不都合があったらすぐにでも来てくれる患者さんでないと難しいと思います。明日から出張だから今日中に直して欲しい、というのが一番難しいです。効く薬をどんと強めに出すと、治ればいいのですが不都合があれば出張先で困ることになります。そういうことにならないように、やはりこういう場合こそ賭けに出るような処方をせず、無難に行くことになります。

    心療内科でも同じです。ストレスなどで体調を壊して来院されると、一日でも早く元気になってもらいたいと思います。そうすると、つい即効性を期待していろんな薬をたくさん使って直したい衝動にかられます。しかし、良かれと思って強めに出した薬が副作用で飲めないと言われるのは、弱すぎてあまり効かないこと以上に悪いことだと日々反省しながら慎重に処方している次第です。

  • 24日(土)は通常通りです

    今週末は3連休の方も多いと思いますが、12月24日(土)は通常通りの診療を行います。土曜日ですので、12時30分までです。

    最近はインフルエンザより胃腸炎のほうが多いみたいです。感染性胃腸炎は嘔吐下痢の症状が特徴的で、微熱が出る場合もあります。とてもひどい下痢や嘔吐で動けなくなることもありますが、逆にちょっとムカムカするけど下痢も嘔吐もない、という場合もあります。そのように軽い症状の時は、自分が感染性胃腸炎と気づかずに、あれ、どうしたのかな、ちょっとお腹の調子が悪いかも、というくらいで3日くらいすると治ってしまう場合もしばしばです。それでも感染力が強く、人にうつしてしまうことがありますから手洗いなどは注意しましょう。以前もブログに書きましたが、ノロウイルスはハイターなどの塩素系漂白剤で消毒できます。薄めた漂白剤をタオルや雑巾に染み込ませて絞ったものを拭き掃除に使うとよいでしょう。

    患者さんに時々あるのが薬を飲むために無理してご飯を食べました、ということですが、胃腸炎の際はなかなか食事も受け付けません。そういう時に無理に食事をする必要はありません。薬は吐き気止めなどをまず飲んで、時間差で残りの処方を飲んだらいいと思います。それより、脱水に注意して、食事が入らない分水分だけは補給してください。下痢で水分がかなり失われますので、その分を補給する必要があります。一気に飲むと吐いてしまうこともありますので、あまり冷やしていないものをチビチビ飲みましょう。オススメは脱水治療用のOS-1と云うポカリスエットのような飲み物です。たいていの薬局に売ってあります。

    当院では感染性胃腸炎の患者さんのほとんどに漢方を処方しています。これまでの経験上、漢方薬がすごくよく効くので、一応3日分は処方しますが、1日分で落ち着くことが多いです。ただ、何種類かの処方を患者さんごとに使い分けますので、これと決まった処方があるわけではありません。子供さんなど漢方の粉薬が飲めないという場合がありますが、この胃腸炎用の漢方はカプセルや錠剤がありますので、もし粉薬が苦手でも心配いりません。

    新聞によると、水前寺公園の水は震災後一時期かれたようになっていましたが、今では震災前より水位が上がったばかりでなく、透明度も上がったそうです。確かにここの水は驚くほど透き通っていました。