むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ネトフリで語学の勉強

    全く年末らしさを感じませんが、もうすぐクリスマスですね。学生さんは冬休みも間近です。入試のある人は今が一番忙しい時期だと思いますが、もうひと頑張りです。風邪を引かないで頑張ってください。当院にこの頃多い朝起きれないという学生さんたちは、漢方などの治療で少しは朝起きができるようになった人が多いですが、冬休み中にダラダラと夜ふかししたり、朝寝坊するのは避けましょう。いつもと同じペースで起きて、ご飯を食べてと、リズムよく過ごすことが大事です。通常普通に朝起きができている人でさえ、年末は夜更かしの習慣がついてしまって、3学期の始まるとき辛いという話はよく聞きます。

    毎日Netflixを見ていますが、私が季節を感じないのはドラマしか見ないからかもしれません。9割韓国ドラマです。最近は、セリフの韓国語と字幕の違いがわかるようになってきました。もちろん字幕は限られた文字数でテンポよく進まないといけないので多少のディテイルは省略されています。それがわかるようになってきたのは進歩です。また、セリフより先に字幕が出てしまったときは、次に(韓国語で)どんな台詞になるかたまに予想できるようになりました。完全に耳学問です。

    今日、Netflixを見ていたら「エミリー、パリへ行く」の新シーズンが始まったようです。ワクワク。ドラマの舞台はパリからイタリアへ移っていますが、今回はその続きです。こちらは英語とフランス語です。私はフランス語は全然わかりません。大学の教養の頃はドイツ語を選択しました。当時のドイツ語の先生は、全くドイツ語が初めての私たちに、まるで文学部のドイツ文学の講義のような難しい授業をされていたので、全く身につきませんでした。当時の大学教授というのは自分の趣味を学生に押し付けるような無茶な授業ばかりでした。その当時、医学部はドイツ語とフランス語のいずれかを選択しないといけなかったのでドイツ語にしましたが、もし第二外国語がなんでもいいというのなら中国語、韓国語などを選択したかったです。

    実際当時私はNHKラジオ中国語講座を聞いて中国語を独学しました。お陰で、いま中国や台湾のドラマもみますが、結構知っている単語があります。昔はラジオの放送時間に机に座って語学講座の放送を効くしかなかったのですが、今ではネットでオンディマンドとなり、いつでも勉強できるし、各国のドラマも楽しめるので、語学勉強には素晴らしい環境です。その上AIには先生役を頼んで会話の練習までできる時代になりました。

    三角駅横で食べた天草大王のチャンポン

  • 大掃除の季節

    気がつけば、来週はクリスマス、大晦日まで2週間というところまで来ました。年の瀬もだいぶ押し迫ってきましたが、実際のところ、毎日ひたすら慌ただしく日常診療をこなしているため、あまり年末という実感はありません。唯一、年末を感じるのは患者さんから「今年一年お世話になりました」と挨拶されるとき。その一言で、「あ、そうか、もうそんな季節なんだな」と気づきます。それ以外は、日々が変わらず忙しいばかりです。インフルエンザの流行は少し落ち着いてきた感じです。

    当院の年末年始のお休みは12月28日から1月4日までです。カレンダーの流れで、今年はいつもより長めの休みとなります。お薬が切れないよう、残薬のチェックをお願いします。もし薬が足りなくなりそうな場合は、お早めに受診してください。1週間分程度薬が残っていても、処方いたしますので、遠慮なくご相談ください。

    年末といえば、大掃除ですね。我が家では、ほぼルンバに掃除を任せていますが、今日のニュースで、ルンバを製造しているiRobotが倒産したという話を耳にしました。アメリカのチャプター11という形で倒産し、中国の企業が経営を引き継いだそうです。消耗品やWEBサービスは引き続き提供されるとのことですが、ルンバが内蔵カメラの映像で家の間取り図を作成し、それが中国のサーバーに保存されることへの懸念もあります。ただ、経営が存続するという点では一安心です。

    先日、ネットで大掃除の道具を新しく購入しました。それは、プラスマイナスゼロという会社の「激落ちくんコードレス電動ブラシ」です。ブラシの先端は風呂掃除用、キッチンのシンク用、窓ガラス用と3種類が用意されており、その他にもオプションがあるようです。防水機能があり、コードレスで水回りの掃除が楽にできるので、期待しています。早速使ってみるのが楽しみです。

  • 医学と物理学の接点

    寒い日は鍋が美味しいですね。昨日も書きましたが、野菜をたくさん入れられて、低カロリーでヘルシーです。鍋に便利なのは卓上IHコンロです。カセットコンロを使う方も多いと思いますが、我が家はオール電化のため、室内でガスを使う仕様になっていません。もし使用すると、高気密住宅のため室内に二酸化炭素が充満し、危険な状態になります。

    IHコンロであれば、二酸化炭素は発生しません。火力も弱火から強火まで微調整が簡単です。最近IHコンロはホームセンターなどでかなり安価に購入できますし、ガスボンベの買い置きも不要です。火を使わないので火事の危険が少ないのも利点です。唯一の欠点は、使用中に「ブーン」という音がすることでしょうか。

    ペースメーカーを入れている方は、IH製品に近づくと危険だと言われています。電磁波がペースメーカーを誤作動させ、不整脈などを引き起こす可能性があるためです。私も以前はペースメーカーの植え込み手術をしていましたが、退院時にはIH製品に近づかないよう患者さんに指導していました。

    どのくらい離れればよいかというと、目安は約30センチです。片手で届かないくらい離れていれば安全です。IHコンロの場合、調理の際に手を伸ばして鍋に届く程度の距離であれば問題ありません。IH炊飯器についても、炊飯中に近づくことは少ないと思いますが、保温中であっても抱きかかえるようなことは避けるよう説明していました。

    携帯電話については、それほど神経質になる必要はありませんが、左胸にペースメーカーが入っている場合は、左耳で通話せず、右耳に電話を当てる習慣をつけたほうがよいと言われています。また、胸ポケットに携帯電話を入れないようにしましょう。実際には、携帯電話は過度に心配しなくても大丈夫だと思います。

    話は変わりますが、ご存じのように高校の理科は物理・化学・生物に分かれています。医学に最も関連が深いのは生物ですが、私たちの時代、医学部受験生の多くは物理と化学を選択していました。大学に入学すると、高校生物はすでに理解している前提で授業が進むため、慌てて大学受験用の生物の参考書を買って勉強した記憶があります。

    物理は医学とは縁遠いように感じられますが、実は電磁波の人体への影響や、ペースメーカー、MRIといった医療機器を理解するうえで欠かせない分野です。大学の教養課程には「医応工学」という科目がありました。医学に応用される工学という意味だと思いますが、当時の私には難しすぎて、ほとんど理解できませんでした。しかし、医療の発展は物理の理解なしにはありません。

  • お金は生きている

    年末もいよいよ迫ってきましたね。この週末は、忘年会が多いのではないでしょうか。当院は、たまたま休日当番に当たっており、日曜日はクリニックを開けて内科疾患に対応します。インフルエンザが流行しているこの時期、忙しくなりそうです。

    冬のボーナスを楽しみにしている方も多いと思います。私は経営者として、この10年間、自分のボーナスはゼロです。スタッフへの支払いに追われるばかりで、なかなか大変な時期です。物価が高騰する中で、何でも値上がりしていますが、医療費は国が決めた料金であるため、物価変動に対応しきれない業種です。本来、物価が上がると給料やボーナスも上げるべきですが、それが簡単に実現しないのが悩ましいところです。

    経済というものは、非常に不思議です。お金の量、つまり「いくら持っているか」ではなく、実はそのお金がきちんと循環しているかどうかが重要なのです。お金が使われずに眠っているだけでは、経済は回りません。たとえば、レストランを経営しているAさんが当院にかかって2000円を支払い、別の日に私がAさんのレストランで食事をして2000円を支払う。お互いにお金が行き交うことで、生活が潤い、お腹も満たされます。銀行にお金を預けっぱなしにしても、実際には銀行がそのお金を貸し出して経済を回しているため、循環している側面もありますが、それでも直接的に自分の得たお金を使って、社会を潤すことが大切です。

    ボーナスをもらったら、タンス預金にしてしまわず、世の中に有意義に使うことを考えましょう。お金を生かして使うと、それが巡り巡って自分のところに戻ってきます。

  • 柔軟な経営の大切さ

    昨日、熊日で「TSMCの第2工場建設が止まっているが大丈夫か」という記事が載っていました。すると、今日の日経には「TSMC熊本でAI半導体」という記事がトップになっており、驚きました。熊日が懸念していた工場建設の遅れは、実はTSMCの計画変更によるもので、4ナノチップ(AI向けの先端品)の工場を建設するようです。地元の新聞が全国紙に出し抜かれた形となりました。もともとは電気自動車用のチップを生産する予定だったが、電気自動車の販売不振を受けてAI用にシフトしたという背景があるようです。結果的には、工場が完成する前に計画変更が行われたのは良かったですね。

    このように、途中まで進めた仕事や計画を変更することは、非常に勇気がいることです。多くの人は、ある程度時間やお金をかけてしまった仕事を途中で投げ出し、振り出しに戻すのはとても難しいと感じます。「もう決まったことだから」と後ろを振り向かずに突き進む方が、実際にはストレスが少ないこともあります。しかし、企業の経営となると、何百億ものお金が動くため、その判断が生きるか死ぬかを決めることになります。そんな中で、柔軟に計画を変更できる姿勢が重要だということを、このTSMCの例は教えてくれます。

    私たちが経営している医療現場では、そこまでドラスティックな変化は少ないかもしれませんが、診療報酬が頻繁に方向転換する中では、それに迅速に対応しないと置いていかれます。ときには、「新しい方針が今はおいしそうだから」と飛びつくと、後でそれが間違いだったと感じることもあります。厚生労働省はいつも数年後にはしごを外すので、経営上利点と思われた前提が崩れた時、急に取り組んでいた仕事を中止しなければならないこともあります。だからこそ、国の方針には逆らわず、しかしのめり込みすぎずに自分の得意分野を守り続ける経営が非常に重要であり、難しいものだと感じます。

    最近、閉院する病院が増えてきており、特にデジタル化(DX)への適応ができなかった高齢の先生がその犠牲となっていることに痛感しています。大きな社会の変化に乗り遅れた結果、撤退を余儀なくされたケースも少なくありません。逆風を受けた時に柔軟に方針を変更し、生き残る力が求められている時代だと感じています。

    OLD SOULにて 巨大スピーカーからはクリスマスミュージック