むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今年はAGI元年になるのか!

    今週後半は寒波が来るとのことですが、今のところはまだそれほど冷え込んでいません。冬の晴れて暖かい日を「小春日和」と言いますが、最近は小春を通り越して、本当に春かと思わせる陽気です。こうなると、今から「またあの過酷な夏が来るのではないか」と気がかりになります。

    暑さと同時に思い出されるのが、去年の夏の豪雨です。普段通っている道が信じられないほど浸水しました。これも地球温暖化の影響でしょう。気温が上がれば大気中の水蒸気が増え、海水温が上がれば台風も巨大化します。空気も水も太陽も、本来は自然の恵みであり、私たちはその恩恵を受けて生活していますが、自然は時に大きな脅威にもなり得ます。日頃から対策を考えておくことの重要性を痛感します。寒くなるのは辛いですが、温暖化が進みすぎるのはもっと困りものですね。

    さて、Netflixに『Emily in Paris(エミリー、パリへ行く)』というドラマがあります。年末に最新シーズンが配信されたので、正月休みに観てみました。今回の舞台の一つは、イタリアのベニス(ヴェネツィア)。ご存知の通り、運河をゴンドラが行き交う「水の都」です。

    ドラマの中でも、温暖化による水位上昇で街が水没する危機が話題に上っていました。あんな水面ギリギリの場所に街を造ったこと自体が奇跡のようですが、これ以上水位が上がれば生活が立ち行かなくなります。世界遺産でもある美しい街がいつか水没してしまうなんて、本当にもったいないことです。これが日本なら、巨額を投じて巨大な堤防を築くかもしれませんが、それではあの景観が台無しになってしまいます。「あるがままの自然を受け入れて暮らす」という、イタリア人らしい潔さの表れなのかもしれません。

    一方、ニュースに目を向けると、トランプ大統領がグリーンランドの購入を求めて圧力をかけています。売却に応じるまで関税を上げるとまで言っていますが、もともと不動産王である氏は、外国の領土も土地取引のように売買できると考えているのかもしれません。

    もし日本がロシアから「お金を払うから北方領土を売ってくれ」と言われたらどうでしょうか。これは金額の問題ではなく、政治的な背景、住民の感情、そして愛国心など、複雑な要素が絡み合っています。中国と台湾の問題も同様です。領土問題は古来、争いの種であり続けてきました。お金で簡単に解決できないからこそ、最終的に武力行使に至ってしまうのが現実です。私利私欲だけで他国の領土を欲しがるのは、あまりに短絡的だと言わざるを得ません。

    そんな中、イーロン・マスクは、2026年こそが「AGI(人工汎用知能)が完成する元年」になると予想しています。まさに今年です!AIが人類の知能を超えるとき、一体どんな世の中になるのでしょうか。

    彼の予想では、今後10〜20年でロボットがあらゆる生産的労働を担うようになり、人類は働かなくても豊かに暮らせるようになるそうです。「お金」という概念さえなくなるかもしれない、とも言っています。もしそうなれば、領土を奪い合う理由すらなくなるかもしれません。各家庭に何でも手伝ってくれる「ドラえもん」がやってくる日は、もうすぐそこ。そんな未来を、楽しみに待ちたいと思います。

  • サウナとストレッチで体リセット

    日曜も穏やかに晴れた、良い一日でしたね。私は朝7時前から、久木野の「四季の森温泉」まで行ってきました。朝風呂に来る方は結構多く、洗い場は座る場所がないほど。朝日が昇る前の阿蘇はマイナス1度でしたが、お風呂で温まった後はちょうど気持ち良い気温でした。地元の皆さんもお元気そうで何よりです。

    阿蘇から戻った後は、WEB講演会に参加しました。講師はハーバード大学の先生と慶応義塾大学の先生のお二人で、テーマはアンチエイジングの最新トピックでした。

    驚いたのが、NASAの実験の話です。バクテリアを国際宇宙ステーションに持っていき、真空・極寒・宇宙線・紫外線という過酷な環境に100日以上さらした後、地球に帰還させたところ、そのバクテリアはなんと生存していたそうです。

    過酷な環境に耐えるために、強力な抗酸化作用や特殊な遺伝子が発現しているのではないかと研究を進めた結果、確かに宇宙空間で生き残るための力を獲得していたとのこと。さらに、そのバクテリアの培養液が素晴らしい抗酸化作用を持っていることから日焼け止めに良いだろうと、化粧品に応用してみたそうです。すると、顔のシミやくすみが取れただけでなく、短期間でシワも薄くなるなど、驚くべきアンチエイジング効果を発揮した……というお話でした。

    嬉しいことに、その化粧品はすでに商品化されており、日本でも入手可能だそうです。ただ、まだ一般販売はされておらず、医療機関だけが慶応の先生から直接購入する事ができる形だそうです。興味津々で、さっそく「ものは試し」と注文してみました。今後、私がどんどん若返っていったら「あの化粧品のおかげだな」と思ってください(笑)。自分で試して良ければ、また皆様にご案内しますね。

    午後は、Dr.ストレッチの日でした。このところ診療が忙しく、毎日100名近い診察をこなしていたため、一日中座りっぱなしのパソコン作業が続いていました。そのせいで筋肉が固まってしまい、せっかく柔らかくなっていた関節もまた硬くなってしまったようです。肩も肘も股関節も足首も、どこを施術されても悲鳴が出そうなくらい痛かったのですが、これほど硬いまま放置しなくて本当に良かったです。

    終わってみれば体は驚くほど軽く、足取りもスムーズになりました。私にとって定期的なストレッチは、温泉やサウナと同じくらい大切な「体のリセット」です。

    霜の降りた南阿蘇久木野

  • 運命は切り開ける

    保険医協会では、診療報酬改定のたびに講習会が開かれ、森永上野胃腸科の森永先生が、あのお役所特有の難しい文書を噛み砕いて教えてくださっていました。昨日、その森永先生の訃報が届きました。あまりに急な知らせで、ただただ驚いています。ご病気だったとは露知らず、まだお若かっただけに、悔やまれてなりません。

    また、漢方で大変お世話になった牧野健司皮膚科の牧野先生も、ご病気のため急遽閉院されました。非常に患者さんの多い医院でしたし、皮膚疾患を漢方で治療する医療機関は他に類を見ないため、多くの患者さんが困惑されているようです。私自身、以前から一緒に勉強させていただいた先生でもあります。皮膚科は私の専門外ではありますが、漢方の専門医として、何かお役に立てることはないかと考えています。

    それにしても、最近はまだお若い先生が病に倒れ、閉院されるという話をよく耳にします。「医者の不養生」とは言いますが、まさに油断大敵、身の引き締まる思いです。

    さて、昨日のブログで「運命は人生の前提条件であり、変えられないもの」と書きました。しかし何度か読み返しているうちに、「宿命」という言葉があったことも思い出しました。

    調べてみると、運命と宿命は似て非なるものです。「宿命」はより絶対的で、国籍や性別など、どうしても変えられない事実を指します。一方の「運命」は、自らの意志で方向づけができる余地のあるもののようです。確かに「運命を切り拓く」とは言いますが、「宿命を切り拓く」とは言いません。ここには受け身ではない、能動的なニュアンスが含まれています。

    私が学んでいる倫理法人会では、「運命は自らまねき、境遇は自ら造る」と言います。運命が決まっているものだと手をこまねいていては、好機を掴むことはできません。「今だ」と思った瞬間に、躊躇なく行動できるか。チャンスの神様には前髪しかない、一度逃したらこれを捉えることはできぬ、と言われるように、一瞬の判断が人生の流れを変えるのでしょう。

    つまり、宿命は潔く受け入れるしかありませんが、運命は自らの手で流れを変えられるもの。そして「境遇」は、さらに能動的に変えていけるものです。

    「孟母三遷(もうぼさんせん)」という言葉があります。孟子の母が、子供に最良の教育環境を与えようと三度も住まいを変えたという故事です。このように、自ら環境を整えることで、チャンスを掴む確率は飛躍的に高まります。

    ただ家でテレビを眺めていても、チャンスはなかなか巡ってきません。自ら学びの場に身を置き、志を同じくする人々と出会うことで、人生の師や成功のヒントが見つかるのです。使命を果たすためには、自分一人の力だけでなく、周囲の助けが欠かせません。まずはその場に自らを運び、境遇を自ら造り出すこと。それが、後悔しない人生への第一歩なのだと感じています。

  • 運命・天命・使命

    先日、感性論哲学を基本とした経営をされている熊本の企業のパーティーについて書きましたが、その際、会長さんが「天命を知ることが大切だ」とおっしゃっていました。なるほどと思いながら伺っていましたが、「天命」というのはなかなか奥の深い言葉です。

    少し哲学的な話になりますが、「運命」「天命」「使命」という言葉について考えてみました。

    まず「運命」とは、どの国に生まれたか、男女どちらに生まれたか、どのような家庭で育ったか、といった事実であり、後から変えることのできない人生の前提条件だと言えます。韓国ドラマに例えるなら、財閥二世に生まれたことはまさに「運命」です。

    一方、「使命」とは、自分がこの世に存在する役割を自覚し、それを引き受けることだと思います。私の立場で言えば、国立大学に進み、公的な資金によって医師教育を受け、国家試験に合格したという背景があります。その立場にある者として、自らの知識を最大限に使い、患者さんの健康や幸せをお手伝いすること。これこそが私の「使命」だと考えています。

    では、「天命」とは何でしょうか。これは相当に難しい問いです。孔子は「五十にして天命を知る」と言いました(論語)。当時の五十歳は、今で言えば七十〜八十歳くらいに相当するのではないでしょうか。仕事を引退し、自らの人生を振り返ってみて、はじめて「気づく」もの。それが天命であり、若い人が頭であれこれ考えて簡単に出る答えではない、という意味なのだと思います。

    「天命」とは、人生全体の方向性を示す、非常に大きく漠然としたものです。そのため、「使命」は天命と矛盾せず、同じ方向を向いたものになるのでしょう。私自身、まだ未熟ですので、自分の天命が何かを一言で表すことはまだできません。

    この運命・天命・使命を、もっと身近なレベルまで落とし込んだものが「今年の目標」ではないかと思います。非常に短期的かつ具体的ですので、考えやすいものです。

    整理すると、「運命」という与えられた前提条件のもと、人はそれぞれ何らかの「天命」を持って生まれてくる。その天命を、具体的な人生の方向性として捉えたものが「使命」であり、その使命を実現するための短期的な指針として、年始に「今年の目標」を立てる。そんな構造になっているのではないでしょうか。

    私は文系ではありませんので、この解釈が正しいかは分かりませんが、先日のパーティー以来、このことをずっと考えていたので自分なりにまとめてみました。

    「天命」は、おそらく死ぬ間際になっても明確には分からないかもしれません。だからこそ、もう少し分かりやすい「使命」を考え、今年の目標を立てて、手帳に記しておく。みなさんもいかがでしょうか。

  • 無印のエイジングケアクリームを試してみた

    今日は成人の日でした。毎年この時期は寒波が来て雪が積もることも多いのですが、今日も雪の予報が出ていましたね。幸い予報は外れて良い天気となりましたが、気温はかなり低く、朝8時を過ぎてもマイナス1℃ほどでした。

    クリニックは休診日でしたが、今日は院内のワックスがけの業者さんが来る日。私も朝から出勤し、清掃が終わるまで院内で待機していました。いつもならこの時間に帳簿付けや事務作業をするのですが、年末の休み中にあらかた済ませていたので、今日はあっという間に作業も終了。あとはAmazonプライムで映画を観たりして、のんびりと過ごしました。

    さて、昨日は久しぶりに無印良品を見て回りました。店頭の一番目立つ場所にずらりと並んでいたのが基礎化粧品です。保湿剤やクレンジング、ハンドクリームなど、用途に応じた数多くの商品がありました。「これだけ大々的に展開しているなら、イチオシに違いない」と、テスターを一つひとつ手に取って試してみました。

    なかでも良さそうだったのが、「エイジングケアクリーム」です。私は乾燥肌で、冬になると顔や手足がヒリヒリするほど肌荒れしてしまいます。これまでも高価な化粧品メーカーのクリームなどを試してきましたが、今回目に留まったこのクリームを早速購入して試してみました。容器はプラスチック製でシンプルなのですが、中身は最高でした。今まで使ってきた中で一番肌が潤い、ヒリヒリ感も治まりました(※あくまで個人の感想です)。

    もう一つ購入したのが、「精油香るボディミルク」という商品です。手足の乾燥による痒みに毎年悩まされており、いろいろな保湿剤を試してきましたが、「今年はこれだ!」と直感して購入しました。テスターで嗅いだときは良い香りでしたが、実際に全身に塗ってみると、ウッディな感じがいまいち私の好みではありませんでした。しかし、肝心の痒みはピタリと止まりました!こちらも過去最高と言えるほど、私には効果的でした。たった一日使っただけですが、かなり調子が良いです。

    無印良品は容器が凝っていない分、お値段が手頃なのも魅力ですね。小さなお試しサイズが売られているのも嬉しいポイントです。化粧品はオイルを含んでいるため、古くなると酸化して変な臭いがしますし、酸化した油を肌に塗るのは良くありません。鮮度の良いうちに使い切れるミニサイズがあるのは、とても理にかなっていると思います。

    横浜家系ラーメン白金家(新市街店)