「2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、3月に入ったと思えばもうあと数日で終わりです。本当に時の経つのは早いものです。
4月から新しい生活が始まるという方も多いかと思います。私の場合、引っ越しや転勤はないので大きな変化はないのですが、自分の生活に影響する変化が2つあることに気づきました。
ひとつ目は、NHK語学番組のFM移行です。毎日聴いているラジオ第2放送の英語や韓国語講座などが、4月からFMなどに再編されます。これまでもFMで放送されており、聴いたことはありましたが、同じ番組でも音声のクリアさがAMとは全然違います。FMの方が音質は良いのですが、不思議と語学学習にはAMの音の方が頭に入ってきやすい気がしていました。長年の慣れなのか、周波数帯による聴こえ方の違いなのか、はっきりとした理由はわかりませんが、ずっとAMで聴き続けてきた身としては少々残念です。
ふたつ目は、自転車に関する改正道路交通法の施行です。4月からさまざまな罰則が強化されると報道されています。原則として歩道ではなく車道を走るようにといった内容をよく見かけますが、まだ詳細をすべて把握できているわけではありません。これまで気軽に自転車で買い物に出かけていた感覚が、少し変わってくるかもしれません。
車道を走るのは自転車側も怖いでしょうが、車の運転者側としても、車道に自転車が増えればスピードを落とさざるを得ず、これまで以上に注意が必要になります。
ただ、自転車事故の本質は、走る場所がどこかということよりも、基本的な安全確認とマナーの問題ではないかと思っています。訪問診療で街中を運転していてヒヤリとするのは、中高生の急な飛び出しです。大きな道に左右の確認もなく勢いよく飛び出してくる場面を、一度や二度ではなく日常的に見かけます。「右を見て左を見て渡る」のは小学生でも知っていることなのに、なぜ中高生になるとそれができなくなるのか、不思議でなりません。
この飛び出しの背景には、音楽を聴きながら運転しているケースがよくあります。周囲の音が聞こえないだけでなく、自分の世界に入り込んで周りが見えなくなっているのでしょう。こうしたイヤホンをつけたままの運転も、今回の改正で罰則の対象となります。まずは基本的な安全確認と運転マナーの徹底こそが、自転車事故を減らす近道ではないでしょうか。
【参考】自転車の交通ルールが変わります
2024年11月から「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」の罰則が強化されました。さらに、2026年4月からは自転車にも「青切符」による反則金制度が導入される予定です。
詳しい改正内容や安全ルールについては、政府広報のホームページをご確認ください。

