むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • お腹の張りを治す

    2週連続の連休でした。その連休が明けた昨日、今日は予想を遥かに超える忙しさでした。午前の診療が1時半までかかり、それからすぐさま訪問診療に出かけ、戻ってきたのが3時近く。そのまま午後の診療に入り、気がついたら夕方6時半を回って、やっと最後の患者さんでした。100名を超える診察が連日続くと、体が疲れるというより常に気持ちがあせって精神的に疲れます。こういうときは仕事の後にチョコザップに行って思いっきり走って汗を流すと、一日の疲れが全部吹き飛びます。

    さて、今日は最近患者さんから相談があった「お腹が張る」疾患について解説したいと思います。まず問題なのは、お腹が張るときに患者さんが良くする過ちに、腸内環境を整えようと、乳酸菌や納豆などの発酵食品をたくさん食べることです。実はそのようにたくさん食べた菌が腸に届いてしまうと、そこで発酵してガスが発生し、お腹が張ってくるのです。これはSIBO(シーボ)と呼ばれる病態です。通常は胃酸が口から入った菌を殺菌するのでこういうことは起こりませんが、胃酸を強力に抑える胃薬を飲んでいると殺菌能が低下します。また、乳酸菌などが腸まで届くように商品開発されたものもあります。お腹が張るときは、このような発酵食品を極力控えてみましょう。

    当院に相談に来られたら、まずヨーグルト、納豆、その他の発酵食品をたくさん食べていないか聞き取りを行います。もし食べていたら、しばらく控えてもらうようにアドバイスします。それでお腹の張りが良くなるようなら、問題は解決です。良くならない場合は、低FODMAP食という食事を勧めます。腸内で発酵が進みやすい食材を避けるのです。たとえば、玉ねぎ、にんにく、乳製品、豆類などが該当します。多彩にわたるため、あまり神経質にならずに、試してみるくらいの気持ちで取り組んでください。あとは、漢方薬を使って腸内細菌の量を調整し、お腹の張りを取っていきます。

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