勝間和代さんが著書などで、Googleのスマートフォン「Google Pixel(ピクセル)」を激推しされているのをご存知でしょうか。Android端末としてはGalaxyに次ぐ人気を誇るモデルですが、勝間さんがこのスマホを推す最大の理由の一つが、その圧倒的な「音声入力」の性能です。
タイムラグがほとんどなく、瞬時に、かつ正確に日本語を聞き取って文字に変換してくれる。その優秀さを聞き、私はがぜん音声入力に興味が湧いてきました。残念ながら私はPixelを持っていないのですが、手持ちのデバイスを使ってどれほど実用的なのか実験を始めてみました。
デバイスによる「日本語力」の決定的な差
さまざまな端末で試してみた結果、驚くべき発見がありました。
• iPhone / iPad: 非常に優秀です。音声の認識が良く、レスポンスも極めてスムーズ。文章の長さに合わせて、後から句読点の位置を賢く修正してくれる点には感心しました。
• Windows / Android(Pixel以外): 音声の認識が追いつかず、日本語の精度も今ひとつ。
• MacBook: 意外なことに、私の環境ではiPhoneほどスムーズにはいかず、変換の遅さがもどかしく感じられました。
結果として、私の手元にあるデバイスの中では、iPhoneとiPadが最も正確に私の「口頭入力」をサポートしてくれることが分かりました。
「タイピング」という制限を外してみる
もともと私たちは、自分のタイピング速度に合わせて頭の中で文章を組み立てる習慣がついています。いわば、指の動きが思考の「律速段階(ボトルネック)」になっているのです。
音声入力に切り替えると、この制限が外れます。最初は「話すスピードで文章を考える」という訓練が必要ですが、慣れてくると頭の中のイメージがそのまま文字として現れるようになります。
もちろん、口頭入力特有の「くどい表現」や、多少の誤字脱字は避けられません。しかし、そこで活躍するのがChatGPTやGoogle GeminiといったAIです。
1. iPhoneで一気に音声入力する。
2. その下書きをAIに渡し、校正とリライトを依頼する。
この流れを作ることで、自分一人で書くよりも遥かに短時間で、かつ簡潔で分かりやすいブログが仕上がるようになりました。
執筆の未来は「話す」ことにある
昔の音声認識を知っている人ほど、今の精度の高さには驚くはずです。これまでキーボードを叩いてきた時間を、これからは「思考」そのものに使えるようになるかもしれません。
文章をたくさん書く機会がある方は、ぜひ一度、最新のデバイスでの音声入力を試してみてください。その快適さに、きっと驚かれることと思います。




