むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • すでに家事はロボットに任せる時代

    新聞を見ていたら、オープンAIの「ChatGPT」が大学入試共通テストで97%の得点を叩き出したそうです。15教科中9教科が満点だったとのことで、AIがすでに私たちの能力をはるかに超えたレベルにあることを実感させられます。

    私はこのブログを毎日書いていますが、以前は書き終えた後に5回以上読み返して推敲していました。最近は、一度書き終えたらAIに校正を任せています。以前はAIが私の文章を「きれいに書き直しすぎる」傾向があり、校正後に自分で手直しすることもありましたが、最近は「原文のニュアンスを変えずに」と指示することで、ほぼ原文のまま誤字脱字だけを正してもらえるようになりました。

    ずっとChatGPTを使っていましたが、最近「Google Gemini」を試してみたところ、以前よりも仕上がりの文章が洗練されていることに気がつきました。そこで最近は、下書きをChatGPTとGeminiの両方に校正してもらい、気に入った方を最終原稿にしています。時には、ChatGPTが校正した文章をさらにGeminiに読み込ませることもあります。

    自分で何度も読み返していた頃は、そのたびに微妙な誤りに気づいて苦労していましたが、AIを使うようになってからはそうしたミスがほとんどなくなりました。時間短縮にもなり、非常に効率的に発信ができています。

    話は変わりますが、私は1年ほど前から「発酵小豆」を作って食べています。茹でた小豆に米麹を入れて一晩発酵させるのですが、一緒に少量の「ご飯」を加えると、麹との発酵によって甘酒ができるため、おしるこのように甘く美味しい仕上がりになります。

    これまではシャープの「ホットクック」の自動メニューにある「あずきあん」モードを使っていました。乾燥小豆から約2時間半で全自動で出来上がるので便利だと思っていましたが、ふと思い立って「茹で小豆」を作るだけならどうなるか検索してみたところ、手動設定なら1時間ほどで茹で上がることがわかりました。

    ものは試しとその通りに設定してみたところ、本当に1時間で、ぜんざいのように柔らかく仕上がりました。このモードだと、あんこのように豆が潰れず、形がしっかり残ります。ここに米麹を入れていつものように6時間発酵させたところ、食感がぜんざいに近く、これまた非常に美味しい発酵小豆が出来上がりました。調理時間も大幅に短縮でき、嬉しい発見でした。

    ホットクックは全自動の調理ロボットですが、案外、手動モードで「何分茹でる」といった細かな指定をする使い方も役に立つのですね。昨日、「各家庭にドラえもんが来るのも時間の問題」と書きましたが、わが家のホットクックはまさに「調理担当のドラえもん」です。材料を入れてスイッチを押すだけで、あとは放置している間に一品完成します。その間、私は他のことに時間を使えます。

    掃除はルンバ、洗濯や食器洗いも全自動。家事の多くをロボットが代行してくれるようになりました。昔の人には信じられないような時代に入っているのだと、改めて実感しています。

    東方のレタスチャーハン 美味いです

  • 今年はAGI元年になるのか!

    今週後半は寒波が来るとのことですが、今のところはまだそれほど冷え込んでいません。冬の晴れて暖かい日を「小春日和」と言いますが、最近は小春を通り越して、本当に春かと思わせる陽気です。こうなると、今から「またあの過酷な夏が来るのではないか」と気がかりになります。

    暑さと同時に思い出されるのが、去年の夏の豪雨です。普段通っている道が信じられないほど浸水しました。これも地球温暖化の影響でしょう。気温が上がれば大気中の水蒸気が増え、海水温が上がれば台風も巨大化します。空気も水も太陽も、本来は自然の恵みであり、私たちはその恩恵を受けて生活していますが、自然は時に大きな脅威にもなり得ます。日頃から対策を考えておくことの重要性を痛感します。寒くなるのは辛いですが、温暖化が進みすぎるのはもっと困りものですね。

    さて、Netflixに『Emily in Paris(エミリー、パリへ行く)』というドラマがあります。年末に最新シーズンが配信されたので、正月休みに観てみました。今回の舞台の一つは、イタリアのベニス(ヴェネツィア)。ご存知の通り、運河をゴンドラが行き交う「水の都」です。

    ドラマの中でも、温暖化による水位上昇で街が水没する危機が話題に上っていました。あんな水面ギリギリの場所に街を造ったこと自体が奇跡のようですが、これ以上水位が上がれば生活が立ち行かなくなります。世界遺産でもある美しい街がいつか水没してしまうなんて、本当にもったいないことです。これが日本なら、巨額を投じて巨大な堤防を築くかもしれませんが、それではあの景観が台無しになってしまいます。「あるがままの自然を受け入れて暮らす」という、イタリア人らしい潔さの表れなのかもしれません。

    一方、ニュースに目を向けると、トランプ大統領がグリーンランドの購入を求めて圧力をかけています。売却に応じるまで関税を上げるとまで言っていますが、もともと不動産王である氏は、外国の領土も土地取引のように売買できると考えているのかもしれません。

    もし日本がロシアから「お金を払うから北方領土を売ってくれ」と言われたらどうでしょうか。これは金額の問題ではなく、政治的な背景、住民の感情、そして愛国心など、複雑な要素が絡み合っています。中国と台湾の問題も同様です。領土問題は古来、争いの種であり続けてきました。お金で簡単に解決できないからこそ、最終的に武力行使に至ってしまうのが現実です。私利私欲だけで他国の領土を欲しがるのは、あまりに短絡的だと言わざるを得ません。

    そんな中、イーロン・マスクは、2026年こそが「AGI(人工汎用知能)が完成する元年」になると予想しています。まさに今年です!AIが人類の知能を超えるとき、一体どんな世の中になるのでしょうか。

    彼の予想では、今後10〜20年でロボットがあらゆる生産的労働を担うようになり、人類は働かなくても豊かに暮らせるようになるそうです。「お金」という概念さえなくなるかもしれない、とも言っています。もしそうなれば、領土を奪い合う理由すらなくなるかもしれません。各家庭に何でも手伝ってくれる「ドラえもん」がやってくる日は、もうすぐそこ。そんな未来を、楽しみに待ちたいと思います。

  • サウナとストレッチで体リセット

    日曜も穏やかに晴れた、良い一日でしたね。私は朝7時前から、久木野の「四季の森温泉」まで行ってきました。朝風呂に来る方は結構多く、洗い場は座る場所がないほど。朝日が昇る前の阿蘇はマイナス1度でしたが、お風呂で温まった後はちょうど気持ち良い気温でした。地元の皆さんもお元気そうで何よりです。

    阿蘇から戻った後は、WEB講演会に参加しました。講師はハーバード大学の先生と慶応義塾大学の先生のお二人で、テーマはアンチエイジングの最新トピックでした。

    驚いたのが、NASAの実験の話です。バクテリアを国際宇宙ステーションに持っていき、真空・極寒・宇宙線・紫外線という過酷な環境に100日以上さらした後、地球に帰還させたところ、そのバクテリアはなんと生存していたそうです。

    過酷な環境に耐えるために、強力な抗酸化作用や特殊な遺伝子が発現しているのではないかと研究を進めた結果、確かに宇宙空間で生き残るための力を獲得していたとのこと。さらに、そのバクテリアの培養液が素晴らしい抗酸化作用を持っていることから日焼け止めに良いだろうと、化粧品に応用してみたそうです。すると、顔のシミやくすみが取れただけでなく、短期間でシワも薄くなるなど、驚くべきアンチエイジング効果を発揮した……というお話でした。

    嬉しいことに、その化粧品はすでに商品化されており、日本でも入手可能だそうです。ただ、まだ一般販売はされておらず、医療機関だけが慶応の先生から直接購入する事ができる形だそうです。興味津々で、さっそく「ものは試し」と注文してみました。今後、私がどんどん若返っていったら「あの化粧品のおかげだな」と思ってください(笑)。自分で試して良ければ、また皆様にご案内しますね。

    午後は、Dr.ストレッチの日でした。このところ診療が忙しく、毎日100名近い診察をこなしていたため、一日中座りっぱなしのパソコン作業が続いていました。そのせいで筋肉が固まってしまい、せっかく柔らかくなっていた関節もまた硬くなってしまったようです。肩も肘も股関節も足首も、どこを施術されても悲鳴が出そうなくらい痛かったのですが、これほど硬いまま放置しなくて本当に良かったです。

    終わってみれば体は驚くほど軽く、足取りもスムーズになりました。私にとって定期的なストレッチは、温泉やサウナと同じくらい大切な「体のリセット」です。

    霜の降りた南阿蘇久木野

  • 日光浴でビタミンDを増やそう

    驚くほど暖かい一日でした。この週末もこの気温が続くそうです。「寒いとどうしても家から出て運動する気が起きない」という方も多いと思いますが、せっかくの陽気です。散歩でも良いので、外に出て太陽の光を浴びながら体を動かしましょう。

    日光を浴びることで、体内のビタミンDが活性化されます。ビタミンDは骨を丈夫にするだけでなく、免疫機能の維持にも大きな役割を果たしており、風邪の予防にもつながります。

    そして、もうすぐ花粉症の季節がやってきます。早い方はすでに準備を始め、当院にもお薬を取りに来られています。去年は例年より花粉が多かったのですが、今年はどうなるでしょうか。

    私のおすすめは、やはり「ビタミンD」です。早めに抗ヒスタミン剤を飲み始めるよりも、今のうちからビタミンDを補っておくことを推奨します。以前もこのブログで触れましたが、ビタミンDの花粉症予防効果は絶大です。私のアドバイスで飲み始めた方々からは、「何十年も苦しんでいた花粉症が嘘のように軽くなった」という声をたくさんいただいています。

    このビタミンDは市販のもので構いませんが、一点だけ重要なのがその「量」です。日本でよく市販されているものは1粒1,000IUの商品が多いのですが、花粉症予防には最低でも一日5,000IUは必要です。それでも効果が不十分なときは、1万〜2万IUくらいまで増量しても構いません。

    もし1粒1,000IUのものだと一日5〜10粒も飲む必要があり、あっという間になくなってしまいます。iHerbやAmazonなどで海外製(アメリカ製など)を探すと、1粒5,000〜10,000IUのものが安価に手に入りますので、そちらの方が続けやすいでしょう。

    具体的な選び方や飲み方がわからないときは、診察の際、私に直接お尋ねください。

    小峯の洋食屋さんArot of kitchen のカルパッチョ ここは何を食べても絶品!

  • サウナでの温熱療法

    天気予報通り、今日は春が来たかのような陽気になりました。しばらくはこの暖かさが続くそうなので、絶好の行楽日和になりそうですね。洗濯や布団干しにも最適です。

    明日からは大学入学共通テストが始まります。わが家の子どもたちはもう社会人ですので、受験が終わって親の気持ちも穏やかですが、受験生をお持ちのご家庭は、本人以上に家族がそわそわと緊張されていることでしょう。親ができることは限られています。いつも通りに接して、緊張を子どもさんに伝染させないことが一番です。あとは神頼みも心を落ち着かせてくれます。神社へ参拝したり、お墓参りでご先祖様にお願いしたりするのも良いでしょう。例年、この時期は大荒れの天気になったり雪が積もったりしますが、今年は暖かく晴れそうなので、天候の心配が一つ減るのは幸いですね。

    さて、金曜日の夜、私は珍しく「水春」へ行きました。普段は土日にしか行かないため、平日の夜がこれほど空いていて快適だとは知らず、私にとっては大きな発見でした。

    ところで、皆さんは「がんの温熱療法(ハイパーサーミア)」という言葉を聞いたことがありますか? 大学病院のような大きな施設でも導入されているところは少なく、代替医療や補完医療的な位置付けとされることが多い治療法です。がん細胞は熱に弱いという特性があるため、専用の機械でピンポイントに電磁波を当て、電子レンジのような作用で局所的に高温状態にしてがんを治療します。

    こうした特殊な機械を使わずとも、サウナや温泉に入れば体温はかなり上がります。これも広い意味での温熱療法と言えるため、がん予防や治療に有効なのではないでしょうか。事実、古くから「湯治(とうじ)」として、温泉旅館に長期滞在して病を治す習慣がありました。主にリウマチなどの冷えからくる痛みの緩和が対象だったと思われますが、なかにはがんの養生として取り入れていた方もいたのではないかと想像します。

    進行したがんにどこまで有効かという明確なデータは持ち合わせていませんが、私たちの体には毎日数千個のがんの芽(細胞)ができては消えていると言われています。そうした「がんの芽」を早期に摘むためには、温泉やサウナで体温を上げることは非常に効果的だと考えています。

    特に寒い冬、温泉でしっかり体を温めることは健康維持に欠かせません。家庭のお風呂でも、シャワーだけで済ませず、しっかりとお湯を張ってゆっくりと温まることをおすすめします。

    神水交差点近くの中華料理「東方」 牛肉のオイスター炒め