むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • サウナでの温熱療法

    天気予報通り、今日は春が来たかのような陽気になりました。しばらくはこの暖かさが続くそうなので、絶好の行楽日和になりそうですね。洗濯や布団干しにも最適です。

    明日からは大学入学共通テストが始まります。わが家の子どもたちはもう社会人ですので、受験が終わって親の気持ちも穏やかですが、受験生をお持ちのご家庭は、本人以上に家族がそわそわと緊張されていることでしょう。親ができることは限られています。いつも通りに接して、緊張を子どもさんに伝染させないことが一番です。あとは神頼みも心を落ち着かせてくれます。神社へ参拝したり、お墓参りでご先祖様にお願いしたりするのも良いでしょう。例年、この時期は大荒れの天気になったり雪が積もったりしますが、今年は暖かく晴れそうなので、天候の心配が一つ減るのは幸いですね。

    さて、金曜日の夜、私は珍しく「水春」へ行きました。普段は土日にしか行かないため、平日の夜がこれほど空いていて快適だとは知らず、私にとっては大きな発見でした。

    ところで、皆さんは「がんの温熱療法(ハイパーサーミア)」という言葉を聞いたことがありますか? 大学病院のような大きな施設でも導入されているところは少なく、代替医療や補完医療的な位置付けとされることが多い治療法です。がん細胞は熱に弱いという特性があるため、専用の機械でピンポイントに電磁波を当て、電子レンジのような作用で局所的に高温状態にしてがんを治療します。

    こうした特殊な機械を使わずとも、サウナや温泉に入れば体温はかなり上がります。これも広い意味での温熱療法と言えるため、がん予防や治療に有効なのではないでしょうか。事実、古くから「湯治(とうじ)」として、温泉旅館に長期滞在して病を治す習慣がありました。主にリウマチなどの冷えからくる痛みの緩和が対象だったと思われますが、なかにはがんの養生として取り入れていた方もいたのではないかと想像します。

    進行したがんにどこまで有効かという明確なデータは持ち合わせていませんが、私たちの体には毎日数千個のがんの芽(細胞)ができては消えていると言われています。そうした「がんの芽」を早期に摘むためには、温泉やサウナで体温を上げることは非常に効果的だと考えています。

    特に寒い冬、温泉でしっかり体を温めることは健康維持に欠かせません。家庭のお風呂でも、シャワーだけで済ませず、しっかりとお湯を張ってゆっくりと温まることをおすすめします。

    神水交差点近くの中華料理「東方」 牛肉のオイスター炒め