むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今を大切に生きる(その2)

    昨日、「一日を大切にしないと、あっという間に月日が過ぎていく」というお話をしました。実は、私がこのことを一番実感するのは、日常の会話に出てくる、ある「言葉」に触れた時です。

    それは、「定年して暇になったら……」「この病気が治ったら……」といった、仮定に基づいた未来の希望です。しかし、定年を待たずとも旅行はできるし、趣味に熱を上げることもできます。むしろ、仕事がある時の方が、かえってアクティブに動き回れて充実するものです。よく「定年したら阿蘇に別荘を建てて住みたい」という方がいますが、もしそれが夢なら、今すぐ建てて週末をそこで過ごせばいい。私が言いたいのは、先のことばかり考えるよりも「今」を充実させることの方がずっと大事だということです。

    特にそれを痛感するのが、がん患者さんと接する時です。初期で完治が見込める場合は、「退院したらあれをしよう」という目標も励みになるでしょう。しかし、なかには進行がんで、いつ治療が終わるか分からない方もいらっしゃいます。化学療法の経過が良くても「5年は様子を見ましょう」と言われることもあります。

    そんな時、「がんが治ったらあれをしたい」と夢を語る患者さんに、私は「なぜ『今日』それをしないのですか」と言いたいのです。化学療法の合間、少しでも動ける時間があるのなら、今すぐ行動すべきです。残された時間がどれくらいあるかは、誰にも分からないからです。

    回転寿司に行ったら、たいていの方は食べたいものから食べるのではないでしょうか。もしウニが好きな人が、「ウニは最後の締めにとっておこう」と考えていたら、その前にお腹がいっぱいになって食べられなくなるかもしれません。

    人生の計画は、回転寿司の順番を決めるよりもずっと難しいものです。いつ病気になるか、いつ事故に遭うかは誰にも予測できません。今、元気で動けるのなら、今やりたいことをやるべきです。「後で」ではなく「今」を生きる。私自身、後悔しない生き方をしたいと常々考えています。

    今朝、クリニックに二重の虹がかかりました!幸せを呼びそうです♡

  • 充実した一日を過ごしたい

    正月休みが明けて1週間が経ちました。休みがあっという間だったと思っていましたが、いざ仕事を再開してみると、この1週間のほうがもっとあっという間に過ぎ去った気がします。

    一日中慌ただしく過ごしていると、気がつけばもう夜。朝から仕事をしていると「早く昼休みにならないかな」と思い、午後は「早く仕事が終わらないかな」と思うのが人情です。月曜が始まれば「早く週末が来ないか」と待ち望んでしまう。すると、望んだ通りにあっという間に一日、一週間が過ぎ去り、気がつけば日曜の夜を迎えています。こんな生活を続けていると、本当にあっという間に年を取ってしまう気がしてなりません。

    正月休みを振り返ってみると、「あぁ、一日過ぎてしまった。でもまだ休みは残っている。明日は何をしようか」と、毎日を大切にワクワクしながら過ごしていました。もし、日常もこの休日のような感覚で過ごせれば、最高ではないでしょうか。「あぁ、月曜が終わってしまった。でも明日は火曜日。明日は何があるだろう、ワクワク」というような感じです。

    実際には難しいことかもしれませんが、これができれば子供の頃のように、毎日が新鮮で刺激に溢れ、楽しく過ごせるはずです。そして、こうした心の持ちようこそが、究極の「アンチエイジング」につながるのだと思います。

    そう考えると、時間に追われるようにバタバタと一日を過ごすことは、それだけ年を取るスピードを早めているということでもあります。適度に休暇を取り、楽しい時間を過ごすこと。一日一日を「もったいない」と慈しみながら過ごすことが大事なのではないでしょうか。

    今の日本人の多くは、そんな生活から程遠いところにいます。働けど働けど、日本の一人当たりGDPは諸外国に遥か及ばず、残念な状況が続いています。しかし、一つ朗報があります。これからはAIが働いてくれる時代になります。多くの人が今よりたくさんの余暇を楽しめる、そんな夢のような時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。

    初めて食べた、ジャパネットのおせち(親戚からいただきました)

  • 常に早食いの私

    今日、事務から12月のレセプト作業が終わったと報告がありました。結果を見てみたところ、レセプト枚数は過去2番目に多い月でした。年末の忙しさに加え、インフルエンザの流行や休日当番医が重なったことが要因です。忙しいとは思っていましたが、これほど多くの患者さんに来院いただいたのかと、改めて驚きました。そんな中、現場を支えてくれているスタッフのみんなには感謝しかありません。

    そんな多忙な毎日を過ごしている私の息抜きは、過去のブログを読まれた方にはお馴染みかもしれませんが、サウナと美味しいご飯です。サウナは土日に欠かさず行っており、もし行かなければ1週間の疲れは取れないと断言できるほどです。また、美味しいご飯といっても、高級なレストランやお寿司屋さんではありません。ランチで1000円ほどの韓国料理やベトナム料理が中心です。年末は忘年会でいつもより良いお店にも行きましたが、それでも近所の居酒屋さんなどです。

    自由時間の少ない私は、土日にやりたいことを凝縮しています。土曜の午後は仕事の後に街へ買い物などに出かけ、夕方早い時間にご飯を食べ、その後すぐに温泉やサウナへ行く。そんなふうに1日に「やりたいこと」をぎゅっと詰め込んでいます。お酒を飲んでゆっくり過ごすのではなく、積極的に動き回って楽しむのが私のスタイルです。

    何度も通っている近所の居酒屋さんのマスターには、「ゆっくり時間をかけるより、美味しいものをさっさと食べて次のことに時間を使いたいので、料理はバンバン出してください」と伝えてあります。マスターもそれを理解してくださり、今では「おまかせ8品」などの料理を40分ほどで提供してくれるようになりました。どんなにゆっくり食べても1時間以内には、美味しいご飯をお腹いっぱいいただいて退店できます。

    こんな時間の使い方は珍しいかもしれませんが、希望は言ってみるものですね。頼めば、期待通りに対応していただけるのです。 いつも昼ご飯は5分ほどで食べ、すぐに往診に出かける生活をしているため、晩ご飯もつい早食いになってしまいます。のんびりできない性格なのでしょうね。

    サクラマチ2F

  • かかりつけ医機能

    国から突然「かかりつけ医機能報告」という制度が始まり、すべての医療機関は今後2か月ほどのうちに、ネットを通じて厚労省に「自院がどの程度かかりつけ医機能を有しているか」を報告するよう通達が来ました。

    とりあえず厚労省のサイトを見てみると、「かかりつけ医研修を受けたか」など、いろいろな質問があります。そんな研修、受けたかな? 勉強会にはいろいろ出ていますが、その中に“かかりつけ医研修”としてカウントされるものがあったのかどうか、正直よく分かりません。他にも分からないことばかりで、困った挙げ句、とりあえず想像で入力し、保存するところまで進めてしまいました。

    そんな折、今日の夕方、診療終了後に医師会でこの「かかりつけ医機能報告制度」の説明会がありました。これは助かりました。自力では何が何だか分からなさすぎます。

    帰宅途中に開始時間となったため、携帯でWEB説明会に参加したのですが、スライドの文字がものすごく小さく、しかも情報量が多くて、ほとんど読めません。大事なことがたくさんあり、聞き逃したら大変です。急いで帰宅してiPadで入り直そうとしましたが、一度自分のIDで入室すると、端末を変更できない仕様のようで入れませんでした。

    仕方なく、音声は携帯で聞き続け、スライド資料だけ別途ダウンロードし、無事に大きな画面で内容を確認することができました。

    結局わかったのは、「かかりつけ医研修会」というものは、現時点では実質的にまだ存在していないということです。「受けましたか?」と聞くこと自体がやぼだと言い返したくなる気もします。ただし、これまでの研修受講歴や、休日当番医などの医師会活動の実績を申請すれば、研修済みとして扱ってもらえることが分かりました。

    さっそく医師会のホームページから自分の実績を検索し、「かかりつけ医研修済証」の申請まで済ませることができました。めでたしめでたし、です。

    この制度の目的は、今後急増する高齢者に対し、いきなり専門医療機関に集中するのを避け、まずは総合診療医相当の「かかりつけ医」が診る体制を整えることにあるようです。今回の報告制度は、その第一歩なのでしょう。

    日本の医療制度は、これから大きく変わっていきそうです。変化についていけないクリニックは、振り落とされ、淘汰されていくのだろうと感じています。

    クマブンシクのランチ

  • 患者さんIDが22222人に到達!

    あちこちで地震が頻発しています。ちょうど先日が満月だったこともあり、地殻に歪みが出ているのかもしれません。ニュースを見ていると、次は2月2日と3月3日が満月で、3月3日は皆既月食だそうです。月食の日は月・地球・太陽が一直線に並ぶため、いつも以上に力が加わるのではないかと感じます。しばらくは地震に注意が必要だと思っています。

    今朝は自宅を出たときが1℃、クリニックは標高が高いためマイナス1℃でした。阿蘇の一の宮から来院された患者さんに伺うと、今朝はマイナス6℃だったそうです。寒さに慣れている阿蘇の方でも、「暖房が効かない」「北海道より寒い」とおっしゃっていました。こんな寒い時期に地震が起きるのは、なおさら怖いですね。

    さて、クリニックの診察券にはID番号が付いています。開業当初から通し番号でお渡ししているのですが、今日ついに22222番が出ました。去年、患者さんの数が2万人を超えたとは思っていましたが、ついにゾロ目がでました。次にゾロ目が出るのは、さらに1万人以上患者さんが増えたときです。直線的に増えたとしても、さらに5年ほどはかかりそうです。その日を楽しみに、これからも頑張りたいと思います。

    明日は春の七草ですね。私が小学生の頃までは、正月は最初の1週間ほど、どの店もほとんど開いておらず、年末に買いだめした野菜と餅を、毎日ひたすら食べていました。そして7日の七草の日に、餅などを食べすぎたお腹をおかゆで癒やす、そんな日だったように思います。この頃になって、ようやく仕事始めとなり、街には初荷の旗をつけたトラックが走っていましたが、最近はすっかり見かけなくなりました。

    そういう私自身も、1月2日には下通のイタリアンレストランに行き、「おせちはもういいかな」という感じですから、いい時代になったものです。正月から店を開けてくれる人がいるのは、本当にありがたいことですね。

    ベトナム料理金堂