むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 一年の計は元旦にあり

    一年の計は元旦にありと言いますが、今年の目標や計画をなにか立てましたか?たてたけど3日坊主で終わってしまったという人もいるかも知れません。しかしまだ1月なので、もう一度目標を考えてもいいかもしれません。3日坊主でも何も取り組まないよりいいです。アクティブな3日坊主なら1年に120個のプロジェクトに着手できます。それはそれですごいことではないでしょうか。長期戦で取り組む場合は、去年立てた目標の継続でもいいかもしれません。さあ、今年はどんな年にしましょうか。

    今週末は大学入試です。むかし共通一次と言っていたのが、いつの間にかセンター試験と名前が変わり、今度は共通テストという名前に変わりました。代わり映えのしないネーミングなのに何のために呼び方を変えるのでしょうか?九州は幸いいい天気の予報となっています。毎年この時期は大雪が降ったりして受験生を困らせるのですが、今年は大丈夫みたいです。うちに通院している患者さんにも受験生が何名かいます。皆さんがんばってください。

    Netflixで「ウェルネス/[アン]ウェルネスーその真偽を問う」というドキュメントを見ました。いわゆる民間療法の話ですが、通常の医学でどうしても治らない人が民間療法で奇跡の回復を見せた。その民間療法は果たしてホンモノなのか、危険性はないのか、という番組です。とても興味深い内容でした。この手の民間療法は藁をもつかむ健康難民をカルト宗教式にあるいはネズミ講式に洗脳してお金を巻き上げる仕組みもあり、注意が必要という話。ただし、本当に救われた人もいるので、偽物扱いせずに科学的にきちんと解明する必要もあります。

  • 米と餅の話

    1月11日は1が並ぶのでなにか縁起の良い日なのかと思ったら、鏡開きの日だそうです。訪問先の老人ホームにはあちこちに鏡開きのポスターが張ってありました。むかしは大きな鏡餅を飾ることもあったでしょうが、カビが生えたり割れて粉々になったりするので最近はプラスチックのお飾りしか見なくなりました。ということは、鏡開きする鏡餅はないということ。今日のためにわざわざ餅を用意するのでしょうか?それから、お年寄りに餅は喉につまらせると危険なので老人ホームなどではほとんど出さないと思います。ぜんざいに入れるなら白玉でしょう。みなさんはお餅入りのぜんざいを食べますか?

    もち米は普通のご飯(うるち米)に比べて粘りが強いわけですが、実は糖度が高く糖尿病の人にはおすすめできません。また、最近のうるち米も品種改良を繰り返してもっちり粘り気の強い品種が多くなっています。これは、もち米の性質に近い品種だからです。コシヒカリもくまモンの米も同じ系統です。一方、最近目にしなくなったササニシキはあっさりした味わいでコシヒカリの対極にあります。カロリーもササニシキのほうが低いようです。このササニシキのあっさりした感じをもっと極端にしたのがタイ米(ジャスミンライス)です。粘らないので炊いてもサラサラです。インドカレーやタイ料理やさんで出てきます。私はこれが大好きで、わざわざKALDIや無印などで買います。無印はレトルトカレーがたくさんありますが、一緒にカレーにあうタイ米を売っています。低カロリーで独特の炊きあがりの香りです。でも、この香りは妊婦さんにとってはつわりが悪化するとんでもなく強い匂いなのでご注意。

    米は炭水化物の塊だから糖尿に悪いというのは最近の常識となりました。できるだけ食べないようにしている人も増えてきました。私も米5kgあれば1年持ちます。しかし、同じ茶碗1杯のご飯でも食べ方によって血糖の上がりが違ってきます。一番悪いのはおにぎりみたいに白米をいきなり食べること。油成分があると糖の吸収が抑えられます。肉や魚料理、野菜にマヨネーズやドレッシングを掛けたものなどを先に食べてからご飯をたべると良いです。何もなかったらバターライスやチャーハンにして食べても、白米のご飯を食べるより血糖の上がりが抑えられます。つまり、血糖上昇とカロリーは関係しません。あくまでどう食べるかが問題なのです。

  • 豆乳でできたチーズは美味しかった

    連休明けて、予想通りの混雑でしたが、そのつもりで今週を迎えたのでわりと大丈夫でした。昨日の成人式とその後の同窓会が終わってから発熱したという人が何名か来院されました。こういうところでクラスターが発生するのでしょうが、最近のコロナはわりとおとなしいのでそれほど心配しなくても大丈夫です。むしろインフルエンザのほうが重症感があります。またほとんどのケースがインフルエンザA型ですが、今日はB型が2名出ました。通常Aが3月頃終わってBが出てくることが多かったのですが、AとBが混在するのは珍しいパタンです。コロナは一度かかると1年ぐらいは免疫が持つので2回目かかるのは1年以上先です。一方インフルエンザの場合、A型にかかって治ったらまたB型にかかるという場合があるので、油断大敵です。

    先日から突如ベジタリアンの食事に興味を持っていろいろ物色しました。マックスバリューの豆腐のコーナーを見ていたら、なんと豆乳から作ったチーズ(見かけはピザにトッピングするタイプのチーズ)そっくりのBEYOND TOFUという商品が目に入りました。どんな味だろうと買ってみてびっくり、濃厚なチーズ味です。豆腐みたいなあっさりではなくしっかりした食感があり、サラダに乗せて食べてみたらすごく美味しい!もちろんコレステロールゼロ。Netflixでみたのですが、この手の代替チーズは味を似せることはできても加熱してとろける性質までチーズに似せるのは難しいと言っていました。しかしこの商品はピザトースト、パスタなど加熱する料理につかうととろけるし、そのままサラダにかけてもいいという優れもの。ミラクルプロテインとパッケージに書いてありますが、まさに奇跡です。

    グリーンカルチャーという会社があり、植物性食品(ベジタリアン向け)専門の通販をしています。以前大豆ミートを買ったことはありましたが、先日大豆ミートでできた酢豚(冷凍食品)を買ってみました。レンジで4分温めるだけ。完璧な酢豚でした。言われなければ大豆ミートとはわかりません。美味しくヘルシー。他にもいろいろ試しに買ってみたので美味しかったらまた紹介します。

    今年も寒さの中木蓮のつぼみが膨らんできました 四季の森@久木野

  • 今週は混雑予想です

    年末に定期処方を出すとき、正月にかかりそうな方には処方日数を長めにして正月に薬が切れないようにしています。その影響もあり、1月第2週と3週はとても混み合うことが予想されています。私としては第1週(先週)はさほど混まないと予想していたにもかかわらず、発熱患者さんが非常に多く結果的には連日相当な忙しさでした。発熱患者さんが今週も先週みたいな数で来院されるとしたら、大変です。気合を入れてスピーディーな診察をするつもりですが、待ち時間が長くなったらすいません。

    成人の日でしたね。今年は熊本城ホールで式典が開催されたそうです。着物を着た人をちらっと見ましたが、街の方に行かなかったのでうちの方にはほとんど雰囲気は伝わってきませんでした。雲ひとつない快晴で行楽日和でした。朝の冷え込みは格別でしたが連休をどの様に過ごされましたか?私は何の変哲もなくいつもどおりジムで5キロランニング、そして温泉で汗を流しました。天気が良かったので洗濯や掃除、布団干しなどして過ごしました。ところで先日うちのゴンは誕生日で14歳になりました。高齢ですが元気です。昼間寝て過ごしているので運動不足にならないように毎日よるに20分ぐらい散歩します。栄養も、年をとったらタンパク質をしっかり取ること、これをゴンにも実践しています。

    犬の餌のラベルをよく見るとタンパク質何%と書いてあります。10−20%くらいまで幅があるので、以前はできるだけ高タンパクのものを買っていました。しかし最近は餌にひき肉を炒めてトッピングしているので、餌はどれでも気にしていません。一方私は先週に引き続き「くりの実カフェ」でランチを食べました。ヴィーガンレストランです。今日食べたのは和風ハンバーグセットですが、もちろん大豆ミートのハンバーグです。美味しい上に体が浄化されたように清々しく感じます。この正月から自宅でも肉食を減らして多種類の野菜と大豆などの豆、芋などを中心とした食事に変えました。

  • 長寿の秘訣

    長寿に関する話題を書きたいと思います。まず、和田秀樹著「80歳の超え方」という本を読みました。和田先生の「70歳が老化の分かれ道」という本は前にクリニックの待合においていました。その後「70歳の壁」「80歳の壁」という本も出ており、今回の本はその続編だと思います。むかしは60歳で定年を迎える頃はかなりの年寄で70になったらそろそろ最後みたいなイメージでしたが、今では60や70はまだまだ若く、再雇用などで現役でバリバリ働いている人もたくさんおられます。しかし、さすがに80過ぎて現役バリバリはそれほどいません。やはり80歳ぐらいには壁があると思います。しかし、そこで要介護状態の80代と自立して老後を楽しめる80代では大きな差があります。要介護にならずに年を取りたいものです。この本の最後に書いてある言葉がとても印象的でした。年を取ったら「面倒くさい」との戦い。何をするのも面倒になるので、面倒だからと活動を低下させたら最後です。「あー面倒だ」といいながらも新しいことに挑戦する好奇心と努力が大事だとのこと。この本はしばらくクリニックの待合においておきます。興味ある方はどうぞ御覧ください。

    もう一つは、Netflixのドキュメンタリーで「100まで生きる 健康長寿の秘訣」という番組があったので見てみました。世界にはあちこちに長寿村みたいなのがあるようで、長生きする人たちの生活を調べて何がいいのかをレポートした番組です。もちろん何かいい食材がある場合もありますが、原因は一つではなく生活習慣全般がいいのです。運動すること、野菜を沢山食べること、笑ってすごすことなどは重要だし、お菓子やジャンクフード、ジュース類を取りすぎないことも大事。結局、長寿に先端医療はあまり関係なく、生活習慣が一番大事だとわかります。それなら、お金などをかける必要はなく、知識さえあれば各自が取り組めるものです。やるかやらないかはあなた次第。

    ところで今日は急に血圧が上がったという人が何名かこられました。正月でもあり、特にストレスがあったわけでもなさそうです。いろいろ考えて見るとやはりおせち料理が犯人のようです。数の子、ごまめ、ちくわやかまぼこ、ハムなどどれも相当の食塩を含んでいます。もともと和食は塩分が多いため日本人は高血圧や脳卒中が多いと言われています。塩味の濃い食事をすると喉が渇きます。水分を取ると心臓の負担になり、血圧が急上昇します。塩を抜くには利尿剤、汗をかく(運動やサウナ)、野菜や果物をたくさん取る(カリウムが多く含まれており、塩のナトリウムを打ち消す働きがある)などがあります。正月明け、糖尿病が悪化する人、痛風発作が出る人、お酒で肝臓をこわす人など予想していましたが、血圧も上がるとは、正月は怖いですね。

    根子岳の前で凧揚げする風景