むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • お茶は認知症を予防する

    昨日、お茶の話を書きました。そして今日、ネットを見ていたら、プレジデントオンラインに興味深い記事を見つけました。
    記事はこちらです:
    👉 お茶を毎日2杯以上飲むと「認知症リスクが3割減」…最新研究が示した“緑茶のすごい効果”

    内容を簡単に紹介すると——お茶を1日2杯以上飲むと認知症の発症が約3割減り、海馬の萎縮も抑えられる、という研究結果です。これは朗報ですね。
    私自身、毎日たくさんのお茶を飲んでいますので「これは安心だな」と思いながら読みました。

    その作用機序は一つではないでしょうが、ポリフェノールやカテキンによる抗酸化作用が主だろうという点は、昨日私が書いた内容と同じです。

    私は急須で淹れるお茶も好きですが、茶葉をブレンダーで粉末状にして、抹茶のようにお湯で溶かして「まるごといただく」のも気に入っています。
    味の好みは分かれるでしょうが、栄養面では粉末茶の方が圧倒的に優れています。食物繊維も取れるし、お湯に溶けない脂溶性成分も摂取できるので、メリットが大きいと感じます。


    さて、今朝は変な夢を見ました。私はあまり夢を覚えていることがないのですが、今朝はなぜか鮮明に記憶に残っていたので、ちょっとご紹介します。

    目の前の建物に、なんとフクロウが30羽ほどずらっと並んで止まっていて、「うわー、すごいな」と感心して眺めていました。すると、そこへ猿(もしかしたらゴリラだったかも)が2匹やってきました。
    私はその猿たちと肩を組みながら、「あれ見てごらん、すごいね」と話し合っていました。なぜ猿とそんなに仲良しだったのかは分かりません。覚えているのはそれだけです。
    ……いったい何の夢だったんでしょう?(笑)


    最近、Amazonプライムビデオで毎日少しずつ見ているのが『孤独のグルメ』です。
    松重豊さん演じるサラリーマンが出張先などでふと見つけた飲食店にふらっと入り、壁に書かれたメニューを見て「今日はどれにしようか」と心の声であれこれ悩みながら注文を決めていく……そんなドラマです。

    「よし、これでいこう!」と注文したあと、隣の常連さんが別の美味しそうなメニューを頼んでいるのを見て、「あっちも良かったな」と思う。そして、「うまいうまい」と感動しながら食べる。
    単なるグルメ番組ではなく、出会いや直感、一期一会の食事体験を楽しむ姿がとても魅力的です。

    いつも同じ店で定番メニューを頼めば、失敗はありませんし安心ですが、「初めての店」「初めてのメニュー」に挑戦するのは、ちょっとした冒険。
    これは脳に良い刺激を与えてくれて、まさに「ボケ防止」につながると思います。ぜひマネしてみたいものです。

    <おまけ:AIに夢占いをしてもらった話>

    AIは夢占いもできるのか?と思って、Google Geminiに上の夢の話を入力してみました。以下は、そのAIによる夢占いの一部抜粋です。こんなことまでAIができるとは驚きですね。

    「フクロウ(30羽)」は、知恵・直感・幸運を象徴し、「建物」はあなたの人生の基盤や目標を示すもの。そこにフクロウが並んでいるのは、知的な気づきや守られている感覚の表れかもしれません。
    「猿(またはゴリラ)」は本能や力、対人関係を象徴し、「肩を組んで見る」というシーンは、自分の中の本能や感情と良好に付き合えている状態、あるいは良い協力関係の象徴です。
    全体としては、知恵と本能のバランスが取れており、良い兆しが訪れる前触れかもしれません。

  • お茶の効能

    涼しくて快適なんて書いていたら、今朝はえらく冷え込みましたね。もうこれで最後だろうと長袖シャツを全部衣替えしてしまったのに、また引っ張り出す羽目になりました。来週にはもう6月というのに、この冷え込みには驚きです。
    夜はいつも、半袖Tシャツと短パンでチョコザップまで歩いて行くのですが、あまりの寒さに、今晩は長袖のスポーツウェアを着て行きました。
    日中は快適な気温ですので、この梅雨入り前の貴重な晴れ間は有効に活用したいですね。

    月曜日は、私の予想をはるかに超える患者さんが来院されました。朝から夕方までノンストップで100名超え。さらに、昼休みには学校の内科検診があり、そちらでも100名以上診ました。1日で200人超えは、さすがにこたえますね。

    ところで、私はコーヒーも好きですが、1日に飲むのはせいぜい2杯程度です。それに比べて、緑茶はなんと1日で1リットルほど飲みます。なぜそんなに飲んでいるかというと、仕事に行く際に魔法瓶を2本、たっぷりの茶葉とお湯を入れて持参するからです。それだけで800ccはあります。
    さらに、夕食後には急須で淹れたお茶を湯呑みで2~3杯飲むので、自然と1リットル近くになるのです。

    茶葉の消費量もかなりのもので、ふるさと納税を活用して静岡、八女、知覧などからお茶の返礼品をいただいています。今日は生協から届いた新茶をさっそくいただきました。安価な茶葉でも、新茶は香りが良くて格別ですね。

    茶葉に含まれるポリフェノールには抗酸化作用だけでなく、抗ウイルス作用もあります。「お茶でうがいが良い」と言われることもありますが、うがいだけでなく、飲んでしまっても問題ありません。
    私の場合、診療の合間にお茶を一口ずつ何度も飲むようにしており、これが風邪対策にもなっています。

  • アンチエイジングの取り組み方

    土曜日は各地で小学校の運動会が予定されていたようですが、あいにくの雨で中止になったところも多かったようです。私たちが予定していた予防医療セミナーは、おかげさまで無事に終了しました。その件につきましては、また後日あらためて書きたいと思います。足元の悪い中ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

    私はというと、土曜の昼間は通常通りの診療、午後は夕方まで医師会ヘルスケアセンターでの学校心臓健診でした。それが終わるやいなや、急いでセミナー会場に駆けつけるという、まさに時間との闘いの一日でした。明日の日曜日も、地域医療センターで出動協力医として内科の急患対応に当たる予定です。というわけで、この週末はまったく休む暇もありません。

    今回のセミナーでは、「アンチエイジングの取り組み方」をテーマにお話ししました。いつまでも若々しく元気で過ごすためには、当然ながら老化現象を少しでも食い止めることが大切です。そのためのキーワードが、「酸化」と「糖化」の防止です。

    体にはもともと酸化を防ぐ仕組みが備わっていますが、加齢とともにその力は衰えていきます。だからこそ老化が進むのです。植物も紫外線などのストレスにさらされることで酸化してしまうため、抗酸化の仕組みを持っています。私たちは、そうした抗酸化力の強い植物から抗酸化物質をいただくのが理にかなっています。

    たとえば、紫芋・紫大根・ブルーベリーなどに含まれる紫の色素、イクラやサーモンに含まれるオレンジ色の色素、さらに緑茶・ローズマリー・オリーブのような緑の色素などが代表的です。成分としては、アントシアニン、カテキン、アスタキサンチンなどが知られており、いずれも健康に良いとされています。

    日々こうした食材を取り入れた食事を心がけることはもちろん大切ですが、いつでも手に入るとは限りませんし、効果を実感するにはかなりの量を摂る必要があるのが実情です。そう考えると、サプリメントをうまく活用するのも有効な手段だと思います。実際、私自身もビタミン類をはじめ、いくつかの抗酸化物質のサプリメントを継続的に取り入れています。

    美肌は、女性にとって永遠の憧れではないでしょうか。しかし、化粧品などで外側からいろいろ塗っても、その効果には限界があります。そういうときは、内側からしっかりと抗酸化・抗糖化に取り組むことで、肌の若返りが期待できます。

    漢方では、症状への対処を「標治」、原因から治すことを「本治」と呼びます。化粧は標治、アンチエイジングのサプリメントは本治にあたるといえるでしょう。

  • スマホの「通知」設定を吟味しよう

    私は、携帯やiPadなどの設定で、一つだけ気にしていることがあります。それは「通知」機能です。

    アプリを新しく入れると、たいてい「通知機能をオンにしますか?」と聞いてきます。うっかり<OK>を押してしまうと、いろんなアプリから通知音が鳴るようになります。特に多いのは、メールの新着お知らせ音。LINEやFacebookのメッセンジャーなども通知音が鳴ります。天気アプリまで、何かと知らせてきます。

    気がつけば、「なんでこんなに自分のスマホはうるさいんだ」と思うかもしれません。
    それは通知設定をオンにしているからです。

    「設定>通知」と開くと、アプリごとに通知機能を細かく設定できます。
    通知バッジ(アプリアイコンに表示される数字)だけのものから、音が鳴ったり、画面に通知が出たり、スマホを開かずともリストが表示されたり。(ドラマではよくこのリスト表示から浮気がバレて修羅場になるシーンを見ますね(笑))
    アプリごとに「本当にこの通知は必要か?」を一つ一つ吟味して設定するのが大切です。

    なぜ、こんなことをわざわざ書いているかというと――
    クリニックの待合で、さまざまなお知らせ音が鳴り続けている患者さんを、よく見かけるからです。
    もしかすると通知設定の存在を知らない方もいるのかもしれません。

    株の先物取引でもしていれば、緊急のお知らせも必要かもしれませんが、普通の生活では、メールやLINEを一刻を争って確認する必要はまずありません。
    「届いたらすぐ知らせてほしい、じゃないと心配」という人は、ややスマホ中毒の傾向があるかもしれません。
    通知をオフにするだけでも、かなり“デジタルデトックス”になりますよ。


    さて、話は変わって――
    最近、文春オンラインに「アレルギー検査はおすすめできない」という記事が出ていました。

    私も日ごろ、患者さんから
    「アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の原因が知りたいので、アレルギー検査はできますか?」
    と聞かれることがあります。

    でも私はいつもこう答えています。
    「アレルギー検査というのはあるけれど、ほとんど当てにならない。『アレルギーあり』と出ても、実際の病態に関係していないこともあるし、その食品を食べてはいけないわけでもない。だから、うちではやっていません」と。

    そんな内容が記事になっていたので、「ああ、自分の考えは間違ってなかった」と確認できて嬉しかったです。
    詳しくは文春オンラインの記事をご覧ください:
    👉 アレルギー検査はおすすめできない

  • 熱中症に注意

    記録的な早い梅雨入りのため、田植えの準備が間に合うか心配されていましたが、クリニック近くの麦畑は一気に小麦色に染まり、収穫も間近のようです。つい先日まで青々としていた麦畑が急に色づいたのは、農家の方のなにか秘策があるのかもしれません。ともかく、麦の収穫が終わらないと田植えの準備に入れません。なんとか麦も収穫できそうなので良かったですね。梅雨入りしてから慌てて準備をするのでは、まさに「泥縄」というものです。

    この数年、米不足が続いているだけに、今年は豊作となり、少しでも解消につながってほしいものです。とはいえ、この不安定な天気の中、田植えまで順調に進むのか、少し心配です。

    しかも今日は、日中の最高気温が30度を超え、夕方7時頃に車に乗った時も外気温はまだ27度。まるで真夏のような一日でした。昨年の、あのとてつもなく暑くつらかった夏を思い出します。
    体がまだ暑さに慣れていないこの時期は、体調管理がとても難しいものです。すでに熱中症が疑われる患者さんも来院しています。エアコンを上手に使い、無理せず過ごしましょう。

    サウナなどで日頃から暑さに慣れていると、こういう時期は少し有利かもしれません。普段あまり汗をかかない方は、体に熱がこもりやすく、熱中症リスクが高まります。サウナで「発汗力」を鍛えておくと、暑いときに適切に汗が出て、体温調節の助けになります。


    汗といえば、更年期の方の中には「気温に関係なく汗が噴き出して困る」と訴えられる方も少なくありません。特に夏場はさらに汗が出やすく、「なんとかしてほしい」とご相談に来られるケースが多くなります。こうしたお悩みに対しては、漢方薬を使って少しでも楽になるよう努めていますが、残念ながら、誰にでも確実に効く処方ではありません。「飲まないよりはマシ」という程度のこともあります。

    一方、西洋薬には発汗を一時的に強力に抑えるものもあります。これが功を奏する場合もありますが、発汗が止まることで熱が体内にこもり、かえって熱中症のリスクが高まるという副作用もあるため、使用には注意が必要です。

    更年期には、発汗のほかにも、イライラ、のぼせ、手指のこわばりなど、さまざまな症状が現れることがあります。このような不定愁訴に対しては、漢方が比較的相性が良いこともあり、整形外科や産婦人科でなかなか改善しなかった方でも、一度試してみる価値はあると思います。