むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 突然涼しくなった

    何バカなタイトル、と思うかもしれません。ニュースでは熊本は38度越えで全国でも一番暑かったらしいです。しかし、仕事が終わって帰る頃にはぐんと涼しくなり、自転車で帰宅しても全く汗をかきませんでした。昼に比べて一気に10度くらい温度が下がっています。九州の南に台風が来ているので、そちらへ向かって北寄りの風が強まり、涼しくなったのではないかと思います。

    漢方の世界では陰陽理論(哲学)という基本があり「陽極まれば陰生ず」と言います。陽のピークを迎えた今、毎日少しずつ陰が増えて来ます。毎朝5時半に起きていますが、ちょと前に比べてだいぶ朝日が遅くなって来ました。そして仕事が終わって帰宅する際、暗くなって来ました。昼は暑い暑いと言いながら、確実に季節は陰転しています。季節の変わり目といえば春と秋を思い浮かべるかもしれませんが、陽極まり陰が生じ始める今の時期と陰が極まり陽が生じ始める節分の時期は十分な体調管理が必要です。

    今週末には台風が接近する予想が出ています。これだけギラギラした太陽が台風にエネルギーを与えていますから、まともに直撃されたら大変です。こちらに来ないことを祈りつつ、万が一こちらへ来た際の準備はいまのうちからしておく方が良さそうです。

    温度計が41度を指していた昼1時ごろの往診先のホスピタルメントで青空の風景を写真に撮ったら、ギラギラ光線が写っていました。びっくりです。

  • 夏休みの体調維持は・・・

    いよいよ夏休みですね。熊本は梅雨明けしたのかしてないのかよくわかりません。通常は梅雨明けすると太平洋高気圧が安定して晴れの日が続きますが、今日は早速夕立でした。まだ不安定な天気です。ところで学校が休みになると、皆さん体調を崩しがちになります。

    お母さんは、子供の昼ごはんを心配します。共働きの場合、子供の昼ごはんを朝から準備しておいたり、買っておいたりしないといけないので何かと気を使います。おじいちゃんおばちゃんが子守という場合も多いと思います。おじいちゃんおばあちゃんも夏休みに体を壊して休みが終わった頃にボロボロになって病院に来られるケースがよくあります。お母さんは、子供が家にいると気を使ってイライラしたり、眠れなくなったり、とにかく体調を壊すようです。仕事に出ていてあまり気にしていないお父さんはいつも通りのことが多いですが、これは決して褒められたことではないですね。

    そして子供さんですが、部活がいつも以上に厳しくなったり、学校の課外があったり、塾も夏期講習だったり、大忙しです。熱中症になるという危険性もありますが、通常の授業以上にハードな毎日を過ごす子供がたくさんです。さらに、学校がないとゲームにはまって夜遅くまでだらだらと起きていて、朝起きられなくなる昼夜逆転も起きやすい時期です。体調維持が何かと難しいのがこの夏休みですね。

  • ロコモ

    私は、毎日針治療などで体の痛みの治療を行なっているため、痛みに関する勉強会に参加してきました。最近、整形外科分野ではカタカナを使った疾患概念が流行っています。ロコモ、フレイル、サルコペニアと言った言葉です。素人には何のことかさっぱりわからないと思います。今日の講演で知ったのですが、ロコモという言葉を知っている人は1−2割程度の人だそうで、今後7割以上の人にロコモという疾患概念を十分理解してもらいたいと政府は考えているそうです。「知ってるよ」という人はもしかしたら、携帯電話の会社とか、ハワイの食べ物を想像しているのではないでしょうか?正解は、運動機能の低下を意味しています。

    昔は映画も洋楽も本来のタイトルとは別に日本語のタイトル(邦題)がついていました。英語のタイトルがわかりにくくても、邦題を聞くと心の奥深くまで響く、そんな効果があったと思います。

    シカゴの「素直になれなくて」という曲。英語のタイトルはHard to say I’m sorry ですが、邦題の方がピンときます。整形で流行りのロコモとかフレイルとかいう単語も、カタカナで流行らせようとするのではなく、日本語でみんなにわかる言葉を考えてほしいと思います。メタボ(リックシンドローム)という言葉がたまたま広く認知されたのをいいことに、整形疾患も便乗してカタカナで流行らせようとしている浅はかなことだと思います。メタボはたまたま流行っただけだと思って欲しいのです。日本では不思議と略語を使った方がカッコイイ(ツウっぽい)と感じるところがそもそもの間違いだと思います。

  • クレイ・セラピー

    連休はいかがお過ごしでしたか?いい天気でしたね。私は地域医療センター(医師会病院)の出動協力医として朝からお仕事でした。熱中症、胃腸炎、溶連菌感染症など朝8時から13時の交代の時間まで全く休みなしに診察でした。ロビーは座るところもないほどの混み合いです。しかし、この病院は医療体制が全くなっていません。驚くべき姿です。私が日ごろ自分のクリニックで診察するペースの半分も見られません。システムができていないからです。私の診察ブースで約五人待ちでしたが、それがなんと1時間待ちの状況だそうです。私としては全く忙しくないのですが、診察ブース担当ナースがどこか行ってしまって戻ってこない、検査に出すと結果が戻ってこない。レントゲンを撮るのに15分以上かかる、という感じです。国立病院機構熊本医療センター(名前は似ていますが)のように救急部担当のドクターをきちんと配属して体制づくりをしないといつまでたっても変わらないでしょう。

    と、愚痴を書きましたが、今日は仕事が終わってから玉名までちょっと行ってきました。相当久しぶりです。私はドライブが嫌いなので、休みも全く遠出をしません。歩いていける範囲を散歩するだけです。でも、数年ぶりに親戚の住む玉名まで行ってみると、空気もいいし懐かしいし、行って良かったです。玉名まで行ったのは、クレイ・セラピーに詳しい人が私に連絡をしてきて文献を読んで欲しいと言われたからです。クレイセラピーとはいわゆる泥パックのような施術でデトックスするものです。駅前にある喫茶店兼アロマ・クレイショップでしばらく話をして、Earthpaste(泥歯磨き)という名前のクレイセラピーグッズを買ってみました。磨き上がりの歯は本当に綺麗でスッキリです。他にも泥パック用品や入浴剤なども売ってありました。

    統合医学というのは西洋医学に固執せず、漢方、ヨガ、ハーブ、アロマなどなんでも効くものがあれば興味を持って勉強する学問です。クレイ・セラピーも統合医学の一つとして扱えるのではないかと思って、ちょっと勉強した1日でした。

    玉名温泉つかさの湯にて。たまたまフラのショーをやっていました。

  • 体育館には冷暖房を!

    最近、小・中学生の体調不良が結構来院されます。2−3日前から子供が頭が痛いといって学校を休んでいます、と言われれば、いろいろ考えます。片頭痛をはじめとする慢性頭痛の場合もあるし、感染症も頭痛をきたす場合があります。一方、学校での友人関係などで悩んでいると頭痛がして学校に行きたくないということもあります。いろんな場合が考えられるので、パッと見て頭痛薬を出して終わり、というわけにはいきません。

    頭痛の出かたやパタン、性状、持続時間、きっかけなど根ほり葉ほり聞いてみると、最近は熱中症による頭痛を疑う子供が多数います。学校がとにかく暑いのです。私の子供が中学生だった頃(今から4−5年前)はまだ教室に冷房はありませんでした。夏場に父親参観に一度参加した際、あまりの暑さに倒れそうになりました。とても勉強できる環境ではありません。時代はその後変わったのでしょうか?私が校医をしている中学校には冷房がついています。ただ、体育館にはついていないと思います。炎天下のグランドだけでなく、体育館での体育の授業や部活も危険だと思います。

    今日のニュースでは北海道で37度を超えています。災害があちこちで起こっている昨今、体育館というのは重要な避難拠点です。そういう避難所が暑さ寒さで過酷な環境というのはなんとかしてもらいたいと思います。電気代がどうこう言っている場合ではないと思います。だいたい、日本の体育館は断熱効果が悪くできています。ぜひ、住めるレベルの体育館にしてもらえば、熱中症の子供達も少しは減るのではないかと思います。

    上江津湖の公園にて