むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • この季節、ゴーヤは主食です

    日韓は貿易問題がWTO会議まで行って大きな話題となっています。貿易以外にも竹島の領土問題など厄介な問題はいろいろあります。特に領土問題はお互いの主張が平行線で、どちらが正しいとか、歴史的にはどうであるべきかとか、そういう正論だけでは進展がありません。時間がたつほど住民の感情論的なものも大きくなります。私にとって日韓問題はさしたる問題ではなく、できれば仲良くしておいてもらいたいです。息抜きにちょっと週末に韓国旅行するのは東京より近くて安いので、気に入ってます。

    そんな中、今日は韓国のTV局から電話があり、今度ゴーヤが健康にいいという番組を作るにあたり、沖縄に行く前にちょっと寄りたいので取材に応じてもらえないかといわれました。なんでも、私のブログを読んで、私がゴーヤは健康にいい、糖尿病にもいいらしいと書いていたのを読んでのことだそうです。びっくりしましたが、私は何の基礎データも持っておらず、単にネットや講演会、本などで得た情報をもとにブログを書いているので、TVでお話するようなことはありませんとお断りし、琉球大学の専門家を紹介しました。

    実際、私は週に5日はゴーヤチャンプルを食べています。すでにそんな食生活になって1か月ほどたちます。よく飽きないと思いますが、カレー味にしたり、韓国唐辛子を山ほど入れて韓国風の味付けにしたりしています。毎日作るので、味は店で食べるレベルに達しています。今日も患者さんにゴーヤの差し入れを頂きました。今やゴーヤは私の主食です。

    ソウルの丸亀製麺

  • 「だしまろ酢」は減塩の味方

    新聞は今や30ページくらいありますが、昔は1枚の紙だった時代があると思います。思うというのは、そういうのを見たことはないけど、という意味です。なぜそう思うかというと、三面記事という言葉があるからです。新聞が1枚の紙を二つ折りにした場合、1面はトップニュース、2面は政治経済、3面が事件や事故、いわゆる三面記事に相当するからです。よく、新聞は後ろから読むという人がいます。テレビ欄を見て、三面記事を見て終わり、という感じです。大事な1面2面には目もくれない人は相当多いと思います。最近は新聞さえとらない人が多いので、そういう話をしてもピンと来ないかもしれません。

    私は毎朝出勤前にNHKのニュースをみますが、NHKさえも三面記事みたいなニュースをトップニュースとして報道します。しかも、数日前に起こった事件などの続報を「警察関係への取材で明らかになりました」みたいなニュースばかりです。こんなニュースばかり見ていると、毎日殺人や通り魔などが起こっているような気がして暗くなりますが、実際はたった一つのニュースを何日にもわたって報道しているだけです。ニュースというのはNEWSなので、NEW(あたらしいこと)を報道すべきです。数日前のニュースを掘りおこして追加で報道するのはワイドショーなどニュース以外の番組の役割だと思います。それにしても、NHKニュースまでもがワイドショー化しているのはそのほうが視聴率が取れるからだと思います。いかにみんなが他人の不幸を見るのが好きかということです。

    話は変わって、さんまさんがCMをしている「だしまろ酢(だしのきいたまろやかなお酢)」という商品があります。買ってみたのですが、なかなかおいしいですね。これは、減塩の大きな味方だと思います。小さじ1杯(約5㏄)で塩分は0.3gです。醤油代わりになんにでもあいます。おいしく減塩できる素晴らしい調味料だと思います。

  • いい雰囲気を作るためには

    梅雨の中休みでいい天気でした。いかがお過ごしですか。私は、最近週末には意識的にリフレッシュに努めています。次の一週間に備えての充電です。本当は、このブログ用に写真を撮って歩いたりもしたいのですが、暑いので、日中で歩くのはちょっと厳しいです。ちょうど用事があって城南まで行ったので、その先の古保山(こうやま)リゾート(温泉)に行きました。オープンの10時頃に行ったのですが、結構な賑わいでした。この温泉はとても不思議な空間です。入り口はレゲー音楽が流れていて中南米の雰囲気なのですが、ディスプレーはバリ島のリゾート地みたいです。そして、私が感動するのはお客さんが何人入っていてもとても静かなことです。温泉には音楽はかかっておらず源泉からチョロチョロと流れる水の音しかしません。

    また、入っている人たちも大きな声を出したりせず、本当に静かにリゾート感覚の温泉に入っています。うぐいすの声や風が木を揺らす音しか聞こえません。もちろん温泉は源泉かけ流しですから塩素の匂いはせず、心からリラックスできます。おそらく、経営者の方針がしっかりしていることと、その方針を実現するために建物の雰囲気や調度品の選び方など全てに気を使っているのだと思います。露天風呂の庭に生えている植物も無造作に生えているように見えますが、経営者の気を感じます

    このように「気を遣う」という言葉は日常用語ですが、それを目に見える形で見せてくれるのはさすがだと思います。リゾートという名前を冠するだけあると思います。当院も、リゾートみたいにその場にいるだけで心癒されて元気になるような空間にしたいと思っています。そのためには、クリニックの待合の雰囲気や職員の表情、声のかけ方など細部に渡って「気を遣いたい」と思っています。

    古保山リゾートの玄関まえ

  • 日頃の逆をしてみる

    鹿児島に神田橋先生という高名な方がおられます。精神科の先生ですが、漢方にも詳しく、最近「心身養生のコツ」という本を出版されました。これまでの臨床経験の集大成的なものです。読み始めたら、とても面白く、引き込まれました。とても奥が深くて難しいので、何度も読み返さないと理解できないかもしれませんが、表面的にでもわかったような気がして、部分的にですが、印象的だったところを紹介したいと思います。

    自然治癒力を借りた養生法です。著作権もあると思うので詳しくはかきませんが、私が理解したのは、通常の逆のことをすると歪みが取れるということです。たとえば仕事で座ってばかりいる人は週末歩いたり走ったり運動をする。日頃冷房のきいた寒い部屋にいる人は週末暑いサウナで汗を流す。パソコン作業で前かがみ(猫背)になっている人は、後ろにそってみる。テニスで右手ばかり使う人は左手で素振りしてみる、という具合です。

    他にも、日頃食べすぎている人は週末にプチ断食をする、日頃家庭や仕事に縛られてストレスがたまっている人は週末ふらっと外出する。この外出を神田橋先生は「週末蒸発」とよんでいます。面白いネーミングです。昔はよくどこかの奥さんが蒸発したとか言っていましたが、最近は死語に近いですね。考えてみたら、蒸発しても携帯が通じるので、「あんたいまどこ?」と電話すれば居所がつかめるからでしょう。それにしても、週末携帯を切って鈍行列車かなにかでふらっとたびに出るなんてたしかにストレス解消にはもってこいかも知れませんね。

  • 人工知能(AI)は世界を変える

    週末に1500枚近くあるレセプトを一気に見ました。月曜の午前中、雨もひどくて患者さんの出だしが悪かったのもあり、全部チェックが終わりました。神経をすり減らします。目も疲れます。私はこの様な仕事が月に一回ですが、工場などで勤務する人は毎日製品のチェックなどが仕事の人もいます。目視でチェックしたり顕微鏡で拡大した製品を画面で見ながらチェックする人もいます。目が疲れます。しかし、こんな仕事はもう間もなく人工知能(AI)にとってかわられることと思います。AIはパタン認識から間違い探しをすることなど簡単にやってのけます。我々が見逃すような些細な変化も見つけます。大事なのはカメラの性能とパタンをきちんと学習させることだけです。レセプトのチェックなんか、AIで簡単にできるはずですが、残念ながらまだ市販されていません。AIではないソフト(レセプトチェッカー)なら入手可能なのですが、精度が心配です。

    パン屋さんに行くといろんな種類のパンがあります。それぞれ、チーズが乗っていたり、ソーセージが乗っていたりして、製品にネーミングがあり、値段がついています。パン屋さんのレジを担当する人は、これらのパンの特徴から製品名を思い出し、レジを打たないといけません。商品数が多い店は、かなり大変な作業です。しかし、この作業はすでにAIが開発されています。トレイいっぱいに並べたパンをレジのカメラにかざすと一瞬で全品目のリストと値段が打ち出されます。AIがパンの特徴から製品名を認識して自動的にレジ打ちしてくれるのです。

    NHKでサイエンスゼロという番組がありますが、先日AIの話題でした。アメリカでは心臓移植の相手を探すのもAIがやっているそうです。心臓を移植した結果10年生きられる確率などを瞬時に計算してくれるのです。また、日本の生命保険会社では、今まで高血圧の治療中などを理由に保険に入れなかったり保険料が高くなったりした例が、AIに検査データを入れることで血圧が高くてもリスクは通常の人と変わらないと判断して安く加入できる例が結構あるそうです。時代はどんどん変わっていますね。