むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • いい雰囲気を作るためには

    梅雨の中休みでいい天気でした。いかがお過ごしですか。私は、最近週末には意識的にリフレッシュに努めています。次の一週間に備えての充電です。本当は、このブログ用に写真を撮って歩いたりもしたいのですが、暑いので、日中で歩くのはちょっと厳しいです。ちょうど用事があって城南まで行ったので、その先の古保山(こうやま)リゾート(温泉)に行きました。オープンの10時頃に行ったのですが、結構な賑わいでした。この温泉はとても不思議な空間です。入り口はレゲー音楽が流れていて中南米の雰囲気なのですが、ディスプレーはバリ島のリゾート地みたいです。そして、私が感動するのはお客さんが何人入っていてもとても静かなことです。温泉には音楽はかかっておらず源泉からチョロチョロと流れる水の音しかしません。

    また、入っている人たちも大きな声を出したりせず、本当に静かにリゾート感覚の温泉に入っています。うぐいすの声や風が木を揺らす音しか聞こえません。もちろん温泉は源泉かけ流しですから塩素の匂いはせず、心からリラックスできます。おそらく、経営者の方針がしっかりしていることと、その方針を実現するために建物の雰囲気や調度品の選び方など全てに気を使っているのだと思います。露天風呂の庭に生えている植物も無造作に生えているように見えますが、経営者の気を感じます

    このように「気を遣う」という言葉は日常用語ですが、それを目に見える形で見せてくれるのはさすがだと思います。リゾートという名前を冠するだけあると思います。当院も、リゾートみたいにその場にいるだけで心癒されて元気になるような空間にしたいと思っています。そのためには、クリニックの待合の雰囲気や職員の表情、声のかけ方など細部に渡って「気を遣いたい」と思っています。

    古保山リゾートの玄関まえ