むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 血管を強くする方法

    今週は熊本大学医学部から実習生が来ています。診察の際、私の近くで勉強していますが、どうぞ気にせず、普段通りに診療をうけてください。もしご不安な点があれば、受付や看護師にお伝えいただければ、配慮させていただきます。医学生として将来のために貴重な学びの場となりますので、ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    昨日のブログで、白目(結膜)部分に出血した後、漢方で速やかに回復したという話をしました。実際、患者さんの中にも頻繁に結膜出血を起こす方もいます。また、結膜だけでなく、手足に思い当たる衝撃もないのにあざができるということもよくあります。特に年齢を重ねると、こうした現象はよく見られます。これを紫斑と呼びますが、一般的には深刻な病気ではないため、病院に行っても「様子を見ましょう」と言われることが多いです。しかし、あざが消えたかと思うと、また別の場所に現れることがあります。これは血管がもろくなっているためです。

    血管壁はコラーゲンで構成されており、そのコラーゲンが不足することで血管が破れやすくなります。コラーゲンは、豚足に豊富に含まれることで知られていますが、普段の食生活で豚足を食べる機会は少ないですよね。しかし、牛すじや煮魚にもコラーゲンが豊富に含まれています。煮汁が冷えるとゼリー状になるのがコラーゲンですので、その汁をしっかり食べることが大切です。

    さらに、食べたコラーゲンが体内でしっかり働くためにはビタミンCが必要です。ビタミンCは血管を補強するのに重要な役割を果たします。ビタミンCが不足していると、コラーゲンだけでは血管の強化が不十分になります。私は、あざができやすい患者さんにはビタミンE(ユベラ)を処方します。ビタミンEは、体内でビタミンCをリサイクルし、共に働くことで効果を高めてくれます。もちろん、コラーゲンを豊富に含む肉や魚、ビタミンCを多く含む野菜や果物も合わせて摂取することが大切ですが、ビタミンEを取り入れることで、皮下出血がかなり減少するので、気になる方はぜひお試しください。

    大村の朝