また台風の接近がありそうです。とはいえ、まだ台風が発生していないので天気予報でも大きく取り上げられてはいません。しかし九州のすぐ近くで台風となり、そのまま上陸して東へ横断しそうです。どんなコースを取るのかはまだ不確かですが、とりあえず備えだけはしておきたいと思います。備えといっても、携帯やポータブル電源をフル充電しておく、車にガソリンを入れておく、玄関先の飛びそうな物を片づけておく、といった基本的なことです。食料も缶詰やレトルト食品が数食分あれば十分でしょう。
先日、校医をしている中学校の修学旅行前の健康相談に呼ばれて行ってきました。行き先は大阪・関西万博だそうです。楽しそうですが、まだ暑い時期なので熱中症には要注意ですね。健康相談というのはたいてい、食物アレルギーや喘息などの持病がある生徒さんへの注意点を確認するのが中心です。例えば、蕎麦がだめな子には絶対に食べないように伝える、万一症状が出たら速やかに先生に報告する、などです。
今回、一人QT延長症候群の生徒さんがいて、引率の先生方もどう注意すべきか戸惑っていました。先生の間では「常に目を離さないようにしよう」「夜は何時間かおきに巡回した方がいいのでは」など、議論になり、中には「いっそご両親にも同行してほしい」という声まであったそうです。
私も診察の場でいくつか注意事項をお伝えしましたが、あとでChatGPTに聞いてみたら、とても適切なアドバイスを返してくれました。私がその場で言い忘れた大事な点――「常にAEDの場所を確認しておくこと」「いざというときにAEDを使えるように準備しておくこと」――これこそ引率の先生方が最も心がけるべきことでした。保健の先生にはChatGPTの回答を見せて、それをまとめて引率の先生に共有するようお願いしました。結局、「私に聞くよりAIに聞いた方が早くて正確」ということです。
これからはどんな分野でも同じことが言えると思います。専門家やベテランにわざわざ相談しなくても、AIに聞けば同等レベルの助言が得られる。すごい時代になったものです。
YouTubeを見ていたら、ソフトバンクの孫正義さんがAIの近未来について語っていました。夢のような世界が、想像を超える速さで現実になりつつあります。孫さんはまるで未来を見てきたかのようにビジョンを語り、その実現に向けて巨額の投資をしています。未来がはっきりと見えている人は、それを現実にできるのです。ただ「頑張ります」と漠然と言うのとは全く違いますね。


うちの外来処置用のガーゼに「カクイわた」のマークがついていてびっくりしました!!
下の写真は懐かしの田舎の家の壁広告
