むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 水素吸入の素晴らしい効果

    今年は観測史上最速で梅雨明けとなったそうです。昼に訪問診療に出かけると、太陽がキラキラと輝いていて、まさに夏本番という感じでした。きちんと日焼け対策をしないと大変です。顔や手の日焼けはある程度仕方ないとしても、目に強い紫外線が入ると白内障の原因になります。これは活性酸素によるダメージが一因とされています。

    目の水晶体には血管がなく、抗酸化物質は涙に含まれるビタミンCくらいしか供給されません。そのため、紫外線を防ぐには紫外線カット機能のあるサングラスなどで目をしっかり保護すること、そしてビタミンCをきちんと摂ることが大切です。

    さて、今日は仕事の後、浜松からお客さまがいらっしゃいました。新しい水素発生機を開発された方で、水素吸入療法について詳しく教えていただきました。水素は酸素のような吸入療法として利用されており、分子が非常に小さいため、鼻から吸入された水素は拡散によって全身に行き渡ります。脳内にも届くことが確認されており、その強い抗酸化作用により、疲労回復、痛み、めまいなどの治療に活用されています。

    さらに、高濃度の水素吸入は、がん治療の先端分野においても有効性が示されつつあり、救急の現場では心肺蘇生時に吸入することで回復率を高める可能性があることも報告されています。

    また、興味深かったのは、白内障や疲れ目に対して、目に直接高濃度の水素を届ける方法(マスクの代わりに専用のゴーグルを使用)で、視界が明るく感じられることがあるという話です。ドライアイへの効果も期待されており、今後さまざまな分野での応用が広がっていきそうです。

    これまでも、他の施設で水素吸入を導入しているところの話を聞いたことがありますし、「水素サロン」という施設も街中にあり、美容や健康目的で利用されているようです。その効果は口コミなどで広まり、最近では予約が厳しい状況のようです。

    水素の新しい活用法について詳しく教えていただいたので、今後当院でも治療への導入を前向きに検討していきたいと思います。