知って行わざるは知らざると同じ、という貝原益軒の言葉があります。わたしはなにかにつけこの言葉を思い出します。最近、生活習慣病の患者さんに、減塩しましょう、運動しましょうと繰り返し説明していますが、たいてい「知っているけどなかなか実行に移せない」と言われます。確かにその通り、できていれば今頃血圧の薬を飲まないでいいかもしれません。
最近、私はこのブログでAIの話題を何度も取り上げています。今日私の面会に来た知人が、このブログを読んでAIを使ってみたと話されていました。試しに私が書いたように、健康なレシピを尋ねたら、写真入りのメニューがいくつもでてきて感動したと言われていました。そこで、子どもの夏休みの宿題のヒントがもらえないか聞いてみたら、驚くべき完成度の返事が来て、これまたびっくりしたとのこと。そうです。使った人しかわからないこの感動と驚き。使える人はあっという間に仕事効率を10倍に上げてはるか先まで行ってしまうというのが実感できたと思います。
今日は、もう一つ驚きのAIについて紹介したいと思います。YouTube動画を勝手にサマライズしてくれるAIです。使い方は簡単です。サマライジングというサイト(https://summarize.ing/ja)にアクセスして、見たい動画のURLをコピペで入力するだけです。1分ほどでその動画のまとめが出来上がります。これの何がいいかというと、やっぱり時短です。15分とか30分のYouTubeをだらだらみて、あっという間に時間が過ぎてしまったという人は多いことでしょう。生産性の低下です。そこで、このサイトを使って動画のサマリーを読めば、時間をかけて見る価値があるかどうかすぐわかります。内容がいいならゆっくり見たらいいし、たいしたことないなら見ないことです。似たAIはいくつかありますが、私の試した中ではサマライジングが最高です。
さて、もうすぐ夏休みですが、学校のプールは休み中開放しないことになったそうです。その理由は事故の予防、管理が難しいからとのこと。それはたしかにそうでしょう。私も子供が小中学生時代、PTAでプールの監視当番がまわって来ていました。しかし、行ってみたら、ただすわって見ているだけ。誰も役割分担とかなんの説明もありませんでした。私たち医師はほとんどみな、ベーシック・ライフ・サポート(BLS)という救命の講習を受けていますが、そういう講習も受けていない父兄の皆さんたちがプールサイドで炎天下ただ見ていて大丈夫かと思っていました。やはり、プールはきちんとした施設で専門家の監視体制のもとやってほしいものです。

