先日、YouTubeを見ていたら、日本の近未来における医療・介護崩壊の話が話題になっていました。今後も少子高齢化が進み、高齢者の割合が増え続ける一方で、働き手となる若い人口は減少していきます。今ですら人手不足は深刻で、どの業界も従業員を必要数確保できないため、業務縮小や倒産といった状況を耳にします。とりわけ介護業界は、「きつい」「汚い」といったネガティブな印象が強い上に、給料も高くないため、採用が難しく、最近では東南アジアからの介護士さんの助けを借りないと回らないのが現状です。
高齢者が増えると当然、認知症の患者さんも増えます。独り暮らしをしていると、迷子になったり、交通事故に遭ったり、火の不始末でボヤ騒ぎを起こしたりと、危険がいっぱいです。そんな状況で、ただでさえ人手不足なのに、家族が介護のために休職したり退職したりすることも想定され、状況はさらに悪化することが予想されます。老人ホームなどは競争が激しくなり、入居できない人々が町に溢れそうです。ちょうど最近まで保育園に入れないで困っていた家庭が話題になっていましたが、同じことが高齢者にも起こるでしょう。
現在、認知症に効く薬はまだありません。病院にかかればなんとかなるというのは幻想です。最近、国の医療費の負担が社会問題となっており、患者の自己負担がさらに増える可能性が高いという話も出ています。そういった主張をしている政党に票を入れた人々は、そこまで考えていたのでしょうか。診療報酬改定が話題になっていますが、医療や介護業界を社会インフラとして存続させるための仕組みづくりが必要です。政治家や官僚には、これからの世の中をどうすべきか、真剣に考えてほしいと思います。

料理の写真は隙間が開くと構図的に失敗ですね。「海天」の中華ランチ
