訪問診療先の老人ホームの前に芋畑があり、先日芋掘りが終わったところでした。実は私も春に買ったさつまいもから芽が出てしまったので、しかたなくそれを庭先に植えていました。ずっと「いつ頃掘ったらいいのかな?」と気になっていましたが、畑で芋掘りが終わったのを見て、この前の連休中にうちの芋も掘ってみました。なんと、小さくてまだ全然育っていない感じの芋が5個収穫できました。全体を合わせても最初に植えた芋くらいの大きさです。そのうちの一つを早速みそ汁の具にして食べてみました。甘くておいしかったです。やっぱり掘りたては美味しいですね。
秋といえば収穫の秋でもあります。春に種を蒔いたら、今頃には収穫の時期が来ます。果物では「桃栗3年」と言われるように、何年もかかってやっと収穫できるものもあります。勉強や仕事のプロジェクトも同じこと。種を植えたら、いつか必ず収穫の時期が来ます。それを逃さず、絶好のタイミングで収穫すべきです。手間ひまかけても収穫できなかったら働き損ですし、もし一緒に頑張ってくれた人がいれば、何か成果を分け合わないと不満が残ります。大きな目標に向かって仕事をしていると、長い時間がかかり、やっと成果が出る場合もあります。そういったことを見越して仕事に取り組まないといけません。
私は大学の職員として、学生さんの卒業研究を毎年担当していました。卒業論文として形にしないと卒業できないので、壮大な実験は置いておいて、1年くらいで確実に結果が出そうなテーマを考えて指導するのがポイントでした。でも、先だってのノーベル賞のような大きな成果は、短期的なゴールではなく、生涯をかけて研究し続けた人が、運よく結果を成し遂げたときに評価されるものです。これには、国や企業が長期的な視野で研究費を提供し続けてくれなければ成し遂げられないことです。
短期的な目標達成と長期的な仕事、どちらも大切です。短期的な成果は次へのステップを作り、長期的な取り組みは深い成長をもたらします。両方をバランスよく進めることで、より充実した仕事と人生を築けると感じています。目の前の努力が未来の収穫に繋がる、その意識を大切にしたいですね。

金堂の麺料理 パクチニスト向けです
