むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • Y2Kの思い出

    今日は9月11日でした。最近では大きくニュースにならなくなりましたが、ニューヨーク同時多発テロの日です。あれから24年が経ちました。四半世紀近い年月です。私は当時アメリカで仕事をしていたので、朝のミーティングが終わって慌ただしく実験を始めていた頃、ニュースを見た同僚が駆け込んできて「大変なことが起きている!」と騒いでいたのを、つい昨日のことのように思い出します。

    あれは2001年でしたが、先日往診中に車のラジオで「最近Y2Kが流行っている」という話題を聞きました。私たちはまさにY2Kを体験した世代なので、あの頃のことはよく覚えています。ご存じない方のために説明すると、Y2Kは Year 2000 の略です。日本語で「アラサー」という言い方がありますが、それに倣うなら「アラ2K」でしょうか。最近は2000年前後のファッションや音楽が見直されているそうです。

    Y2Kと聞いて真っ先に思い出すのは、いわゆる2000年問題です。コンピュータの西暦表記が下2桁で管理されていたため、2000年になると「00」と表示され、システムが誤作動するのではと大騒ぎになりました。銀行や航空管制など社会システムが止まるかもしれないと言われ、本当に緊張感がありました。結局は事前の対策ソフトやアップデートのおかげで、2000年1月1日の朝は何事もなく過ぎたのでした。覚えていらっしゃいますか?

    振り返ると、当時はまだスマホもなく、携帯電話も今のような高速通信ではなく、やっとデジタル方式が普及し始めた頃でした。当時私はアナログ携帯を使っていました。テレビは「NHKのハイビジョン放送」が話題でしたが、今思えばせいぜい1K相当。今や4K映像は家庭用のビデオカメラやスマホでも撮れてしまうのですから、デジタル技術の進歩は目覚ましいですね。

    いまAIが登場しているのは、ちょうど当時の携帯電話の出現に似ています。10年も経たないうちに、想像を超える世界が当たり前になるのかもしれません。