むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 厚生局の集団指導

    クリニックを新規開業すると厚生局から保険医療に関する集団指導があります。今日は午後からその会に出席するようにと厚生局からの呼び出しがあったので、どうしても遅刻するわけにはいきません。14時にKKRホテルに行かないといけないのですが、12時半まで午前の外来があり、それから昼休みに老人ホームの訪問診療の予定が2名入っています。訪問診療は計画的な訪問なので、祝日も正月もありません。隔週に行く計画なら、ほとんどはそのペースを崩すことはないのです。当クリニックの場合、火水木の昼休み時間を訪問診療に当てているので、ほとんど前後の日にずらしたりすることはできません。

    そんな事情で、午前の診療が終わったとともに速攻で老人ホームへ向かいました。通常片道で25分かかるので、着いたのはだいたい13時。一人診察するのに10−15分かかりますから二人の診療を終えたのが13時半。集合時間の30分前です。大急ぎでスクラブ(往診用の格好)から白いワイシャツに着替えてKKRへ向かいました。ギリギリに着いたら駐車場が満車です!これは困ったと思ったら、駐車場のボーイさんが寄ってきて、駐車場脇に置かせてくれて、キーを預かっていいですか?というので、車をボーイさんに託して大急ぎで会場へ向かいました。

    新規開業した人たちを集めてもたかが数人の会だろうと思っていたら、会場は100名以上の人がいて、熱気に包まれています。なんだこれは、と思ったら、新規開業者だけでなく、今年の春に医学部を卒業したフレッシュな研修医のみんなも同じ集団指導に参加しているようでした。確かに、医師になってすぐは保険医療のことなど誰からも習うことなく、卒後10年くらい経ってから初めて自分の行った診療のレセプトを目にした覚えがあります。私たちの頃はこんな集団指導などなかったのですが、今はみんなきちんと教育されているなーという感じです。

    無事に集団指導という名の講習を受けてクリニックに戻ったら、夕方の診療を再開です。バタバタして本当に慌ただしい1日でした。

    thumb_img_0713_1024

    これは秋明菊です。自宅の庭に咲きました。綺麗ですね。心和みます。