今週は寒波が再来し、冷え込んでいます。幸い天気は良く、日中は暖かい日差しがありますが、気温は低めですね。日当たりの良い室内で日向ぼっこを楽しめれば最高です。これから暖かくなってくると花粉の季節となります。外に出ると春の訪れを感じますが、花粉症の方にとっては辛い時期ですね。
以前も書きましたが、アレルギー性鼻炎にはビタミンDの摂取が有効です。ただし、日本製のサプリメントは成分量が少ないため、効果が出にくいことがあります。高用量のアメリカ製のものがおすすめで、AmazonやiHerb.comで購入可能です。
先週末に読んだオーソモレキュラー(分子栄養学)の本『ツライときは食事を変えよう』には、体調やメンタルの不調の多くはビタミン、ミネラル、タンパク質の不足によるものだと書かれていました。著者は「とにかく肉や魚をたくさん食べよう」と提案しています。確かにこれは一理ありますが、私自身、肉中心の食事を続けた結果、コレステロールや中性脂肪が上昇した経験があります。
卵はそれほど問題ないため、毎日1〜2個食べても良いですが、牛肉や豚肉は脂の摂取に注意が必要です。私がおすすめする高タンパク食品は、卵、魚、鶏肉、大豆、豆腐、プロテインです。特にプロテインを活用すると、効率的にタンパク質を摂取できます。また、肉に偏らず、できるだけ毎日魚を食べることを心がけると良いでしょう。
魚は優れたタンパク源であるだけでなく、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。EPAは血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果的です。DHAは脳の発達に重要であり、認知症予防にも有効とされています。私の外来では、コロナ後遺症によるブレインフォグの患者さんにDHAを含むオメガ3オイルを処方し、良い結果が得られています。
「魚が体に良いのは分かるけれど、調理や後片付けが面倒」「魚を焼くと匂いが気になる」といった悩みを持つ方も多いかもしれません。私が実践しているのは、生協のカタログから毎週さまざまな魚を注文することです。アジやマグロの漬け丼、サーモンの刺し身、赤魚の煮付けなど、ほとんど調理不要な冷凍食品を活用しています。食べる際に解凍するだけなので、手間がかかりません。
また、魚を焼く場合はフライパンを使うと便利です。グリルと比べて洗いやすいだけでなく、魚の脂(オメガ3)を逃さず摂取できます。例えば、サーモンを焼く際には、しめじなどのキノコを一緒に炒めると、キノコが魚油を吸収し、栄養価が高まります。
忙しい毎日の中でも、工夫次第で手軽に魚を取り入れることができます。健康のために、ぜひ試してみてください。

ホスピタルメントにて
