むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • マイナス4度

    昨日の雪に引き続き、夜は一段と冷え込みました。今朝の出勤時の気温はマイナス4℃。早朝からクリニックに入り暖房をフル稼働させましたが、冷え切った建物はなかなか暖まらず、始業の8時半になってもまだ室内に寒さが残るほどでした。

    特に今は発熱患者さんが多い時期のため、感染対策としての換気が欠かせません。窓を少し開けるたびに、せっかく暖まった空気が逃げてしまい、ようやく室内が快適な温度になったのはお昼時でした。これほどの冷え込みは、今シーズンこれが最後であってほしいものです。「三寒四温」の言葉通り、少しずつ春の暖かさが近づいてくるのを期待しています。

    相変わらず発熱外来は混み合っていますが、インフルエンザ診療には特有の難しさがあります。それは、タミフルなどの抗インフルエンザ薬は「発症から48時間以内」に開始しなければ、十分な効果が期待できないという点です。

    月曜日の外来には、週末に体調を崩し、日曜休診を経て受診される方が多くいらっしゃいます。こうしたケースでは、受診時にすでに発症から48時間ぎりぎり、あるいはそれを超えていることも少なくありません。検査で陽性と出ても、今から抗ウイルス薬を使うべきか、あるいは対症療法に切り替えるべきか、非常に悩ましい判断を迫られます。

    もし、タイミングを逃して薬の効果が得られないと、熱が下がらないまま二次感染(細菌感染)を起こし、激しい咳や痰で再受診される方もいます。こうなると必要なのは抗ウイルス薬ではなく、抗生物質です。 血液検査を行えば、白血球の数値などから「ウイルス」か「細菌」かはある程度判別できますが、すべての患者さんに採血を行うわけにもいきません。日々の診療は、こうした判断の連続です。

    さて、今週の水曜日は「建国記念の日」で祝日ですね。最近は月曜日が祝日になるケースが多いため、週の半ばに休みが入るのはどこか新鮮な響きがあります。「あと一日頑張れば一休み」と思えるのは、心理的にも少し楽になります。

    とはいえ、私自身の仕事がお休みというわけではありません。クリニックの外来は休診ですが、訪問診療のスケジュールは曜日固定のため、祝日も関係なく患者さんのもとへ伺います。また、普段同行してくれる看護師さんも祝日はお休みですので、この日は私一人で車を走らせます。

    一人での訪問は、準備を一つ怠るだけで現場で慌てることになります。普段、どれほど入念な事前準備を看護師さんが担ってくれているか……。一人で回る祝日は、スタッフのありがたさを改めて痛感する一日でもあります。

    地域医療センター裏の公園