むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 受診の目的をはっきり伝えることが大事

    このところ、年末ということもあり毎日相当忙しくなっています。幸い発熱患者さんは減ってきて、落ち着いてきました。今年のインフルエンザ感染拡大に関与したのは中高校生の修学旅行だったのではないかと思います。旅行からかえってからあちこちの学校で学校閉鎖となり、その家族に広がった感じです。学校によっては、発熱した子供を迎えに旅行先の大阪などまで迎えにこさせるところもあったと聞いています。こんなことが毎年あるようなら、修学旅行の時期は考え直したほうがいいのではないかと思います。

    このところ混雑しているのは、正月に薬が切れないように早めに貰いに来たという再診患者さんです。いつも通りの薬を出しておけばいいのなら話は早いのですが、前に出した薬は効かなかったとか、飲んだら吐き気がしたから飲めなかったとか、一定割合で不調の方も混じっているため、聞き取りをしっかりしながら丁寧にフォローしないといけません。なかには、謎の症状を主訴に初診で来られている方も混じっているので、カルテが山のようになって待ち時間が1時間以上になっていても、こう言う患者さんは診断をつけて治療方針をたてるプロセスにどうしても時間がかかります。そんな中、当院の看護師さんたちは慣れたもので、複雑な病歴とか、何を求めて当院に来られたのかとかを事前に聞き取り、私の診察前に要領よくまとめてくれています。私はそれを読んで診察に入ることができるので、相当な時短になります。

    例えば、咳が出ると言う患者さんの場合、インフルエンザが心配な人、レントゲンを撮ってほしくてきた人、他の病院でもらった薬が効かないので病院を変えて見ようと来院した人、咳が出て仕事にならないからしばらく休職できる診断書がほしいと言って来られる人など、来院の目的は人それぞれです。これを、機械的に流れ作業的にやってしまうと、無駄な検査をしてしまったり、希望の検査をしていなかったりとあとになって、診察がスムーズに行かなくなります。たまには何も希望を言わずに察してほしいみたいな方もいますが、これは難しいです。うまく気持ちを汲み取れるときもあれば、なかなかこちらに伝わらないときもあるからです。限られた診察時間を有効に使うためにも、来院の目的は最初からはっきりさせていただくと助かります。

    三角西港