むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 時間管理の重要性

    時間管理術のひとつに、田の字を描いて4つのマスに分類する方法があります。横軸の右側に「急ぎの仕事」「急ぎでない仕事」、縦軸に「重要なもの」「重要でないもの」と書きます。右上は「急ぎのうえ重要な仕事」ですから、ここに入るものは何を差し置いても最優先で片付ける必要があります。一方、左下の「急ぎでなく重要でもない仕事」は、時間が余ったらすればよい程度で、優先度は最下位です。テレビやネットをダラダラ見る時間はここに該当します。

    問題は右下の「急ぎだが重要でない仕事」と、左上の「急ぎではないが重要な仕事」をどう扱うかです。頭では「急ぎではないが重要な仕事」を優先すべきと分かっていても、現実には「急ぎだが重要でない仕事」をつい優先してしまいます。突然の電話やメールで返事を求められるものなどが典型例です。多くの人が「雑用に追われて忙しい」と感じるのは、この領域の仕事に振り回されているためです。

    私たちが最も意識して時間を割くべきなのは、「急ぎではないが重要な仕事」です。会社の長期戦略を練ったり、将来のための勉強・研究をしたりすることなどが該当します。すぐに成果は出ませんが、ここに時間を投資したかどうかは将来必ず大きな差となって現れます。

    この視点で見れば、毎日忙しく働いているのに一日を振り返ると「大したことをしていない」と感じる理由は、「重要ではないが急ぎの仕事」を優先してしまうからだと言えます。幸い、最近のAIの発達のおかげで、この領域の作業はAIに任せられる時代がすぐそこまで来ています。

    では、AIに雑用を任せたあなたは何をするべきでしょうか。間違っても、空いた時間をドラマ視聴や飲みに行くことで埋めてはいけません。「急ぎではないが重要な仕事」に目を向け、時間ができたらそこに取り組むことです。隙間時間が1分でも、それが一日10回あれば10分の勉強ができます。意識しなければ時間はあっという間に過ぎていきます。

    三角西港の洋館