むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 秋の気配

    今日も駐車場に止められないほどの混雑となりました。この数日、発熱患者さんは減ってきて今混んでいるのは通常の血圧などの患者さんと、新患の患者さんたちです。新患さんが増えているのは、お盆休み中にネットサーフィンしていて当院のブログなどにたどり着いて予約してこられたような例が多いのではないかと分析しています。再診の方は時間がかからないので、多少多くてもどんどん進むのですが、新患さんは話を一から聞いて病歴を理解するところから始まり、治療方針決定まである程度の時間を要します。新患が多くなると診療スピードが落ちてしまいますが皆さん難しい症状で本当に困っておられるので、なんとか元気になっていただきたいと思います。定期薬をもらうだけなのに時間がかかって、といいう患者さんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

    当院がこのように怒涛の混雑をするのは年に3回です。正月明け、GW明け、そしてお盆休み明けです。結局、数日の休診が前後の診療にすごいしわ寄せになります。これを考えると、休みなく均等に働いたほうがどんなに楽かと思いますが、世の中が休みなので仕方ありません。さて、お盆休みが開けて、まだまだ暑いのですが、昨日の診療が終わって帰ろうとした時、秋の虫の音が聞こえてきて、あー急に秋になったなーと感じました。すると、今日診察に来た患者さんも似たことを言われていました。もう冷え始めたのであちこちの関節が冷えて痛み始めた、とのこと。すごい敏感です。夏のあいだ血圧が下がる人は血圧の薬を軽くしています。今がまさに1年で一番低い時だと思うのですが、今回の処方で軽くすると、来月や再来月はもう冷えてきて血圧が上がり始めます。それを考えると、いま血圧が低いからと言って薬を軽くするのは賢くないのですが、患者さんの中には今低いから薬を軽くしてほしいと力説される方がいます。(高齢男性にこの傾向が強い)

    とりあえず希望には応じてはいますが、グッドアイディアではありません。すでに秋を感じている私や冷え性の患者さんのことは無視できません。今を見て動くのではなく先を見て動く訓練をしましょう。ファッションショーなどで夏には秋冬もの、冬には春夏ものを先取りして発表します。あれと同じです。ただ2歩先を行くとグルっと回って先を見ていないのと同じになることがあるので、先読みしすぎないことも大事です。

  • ブレインフォグを治す

    お盆休みが明けた初日で朝から忙しい1日となりました。休み中に薬が切れてしまって血圧が上がった患者さんもいます。今日ばかりは混雑しても薬をもらって帰らないと、と言う感じです。学生さんたちも、夏休みはいよいよ来週いっぱいという人も多く、今のうちに体調を整えて2学期に備えたいという人も多い1日でした。学生さんで、朝起きられないとか、朝ごはんを食べるとお腹が痛くなるというのは気持ちの問題もありますが、気合を入れてもどうしようもないことです。私の外来で早く起きなさい!と気合を入れることはしませんが、漢方で自然と朝起きられる体を作ります。みんながうまくいくとは言えませんが、多くの患者さんたちが学校に行けるようになっています。私もそれを聞くと嬉しくなります。

    昨日、ミフネテラスで温泉に入っていたら、30代の会社員らしき人たちの会話が聞こえて来ました。「最近、指示されたことをすぐ忘れてミスばかりする。家でも物を置いた場所を思い出せないとか、明日の予定とか、いつもなら忘れるはずもないことをうっかり忘れてしまって、どうしたんだろう」実は、このような相談は当院にくる患者さんで結構あります。珍しいことではありません。原因として思い当たることは2つ。一つは、仕事や家庭あるいはその他に大きな心配事があり、そのことばかり考えている時。例えば、親や子供が病気とか、夫婦仲の問題などで夜も眠れない日が続くと、健忘症が出てきます。2番目はコロナ後遺症です。ブレインフォグと言います。私も温泉でそのお兄さんに聞きたかったです。「最近コロナにかかりませんでしたか?」と。もし半年以内くらいにかかっていたら、たいていそのせいだと考えます。

    こういう患者さんを相当見てきたので、治療の方向性はだいたいわかっています。コロナ後遺症に認知症の薬は使ったことがないですが、ネットニュースなどでは有効だとの噂もあります。私はオメガ3油を使います。DHAという魚の油が頭の栄養となり、頭の回転が復活する例をたくさん経験しました。一部の人は抗うつ剤が効いた例もあります。トリンテリックスという新しい抗うつ剤は一つの候補です。

  • お盆休みの日程のお知らせ

    ゆっくりと九州の西海上を北上している台風6号があすあさってで最接近する予報になっています。いま火曜日の夜ですが、だいぶ風が強くなってきました。この調子だと明日は開店休業状態かもしれません。ちょうど税理士さんに頼まれた帳簿整理などの事務作業がたくさんあるので、患者さんが来ないときは雑用に専念したいと思います。ところで、台風のことばかり気を取られていて、今週金曜からのお盆休みについて、当院の休診日をホームページに上げるのを忘れていました。患者さんに指摘を受けました。GoogleビジネスというGoogleの法人向けサービスには休日登録を済ませていたので、お盆期間中にむらかみ内科クリニックと検索していただくと、当日営業中とか休診とかでてくるようになっていますが、早速、ホームページのお知らせのコーナーにも休みの情報を載せました。

    念のためこちらにも書いておきたいと思います。11日(金)休診。12日(土)通常通り(午前中)。13日(日)当番医のため内科系急患(発熱患者さんを含む)に対応;9時から午後5時まで。14日と15日は休診。16日(水)からは通常通りです。よろしくお願いします。なお、休み中も訪問診療を契約されているところには通常通りの往診を行います。

    このところコロナ患者さんの急増に伴い、後遺症で、倦怠感、やる気が出ない、頭が回転しない、仕事にならない(言われたことが入らない、ミスが多い)、味覚嗅覚がなくなったなどなどいろんな症状で来院されます。これまで数百人の後遺症を治療してきたので、たいていの症状は治療の手順がわかります。ただ、患者さんごとに状況が少しずつ違うので、同じような症状でもしばし処方を巡って考えます。患者さんは私が聴診したり脈を見たりあれこれせずにフリーズしているように見えるかもしれませんが、実は患者さんごとに異なる症状に対してベストな処方を組み立てるのにあれこれと思考をめぐらしているのです。患者さんを目の前にして何分か考えて、書いては消し、消しては書き、処方を組み立てたら、もう一度患者さんがじかに書いた問診票の文字と照らし合わせます。患者さんが何にどんなふうに困って来院したのかは字を見ると伝わってきます。それに私の組み立てた処方をかざして、「これでよし」と決まると、たいていはバッチリ効きます。

  • サウナはマインドフルネスの場

    仕事や家庭のストレスなどで体調を壊して来院される方は非常に多いです。当院ではカウンセリングなどは対応できませんので、薬の処方でなんとか心と体を立て直してもらえるように考えています。しかし中には抗うつ剤や安定剤に対してとても抵抗される方がいて、仕方なく漢方で治療する場合もあります。漢方でうまくいくときもあるのですが、私からすると、治療効果が不確実なので、抗うつ剤などをベースに使いながら漢方を併用し、元気になったら漢方だけにしてみるとか、抗うつ剤を減らすために漢方を強化してみる、などの方法が良いのではないかと思っています。

    ところで、このように薬に頼りたくない人に私が皆さんに勧めているのはビタミンB,ナイアシン、鉄、プロテインなどのサプリをしっかり取ってストレスに強い体を作る事、いわゆる分子栄養学に基づく栄養療法です。もう一つ、ほとんど治療には使っていませんが、話題提供としてお話しているのが、マインドフルネス(瞑想療法)です。マインドフルネスは、もともと禅などで使われている瞑想のテクニックを心の医療に応用したものです。自分に降りかかるストレスをストレスと捉えず、客観的に事実を事実として受け止める。雨が降ってるな、風が吹いている、虫が鳴いている、暑い、などをそのまま事実として捉える。職場では、上司がまた大声でなにか言っている、同僚がなにか話している、自分はそのことで気分が落ちた、仕事のことばかり考えている自分がいる、とあるがままを素直に見つめる。良いとか悪いとかの判断をしないで客観的に見つめる作業をすることで、不安や抑うつが軽くなるそうです。

    私もマインドフルネスを使いこなしているわけではないので、うまく説明できませんが、最近サウナでととのう練習をしていて、これってマインドフルネスじゃん、と気が付きました。サウナで、暑いー暑いー。水風呂で、冷たいー冷たいー。外気浴で、風が心地良いー、サイコー。これを3回繰り返すと30分程度の瞑想状態になります。そのための大事なのはサウナにTVがないこと、サウナや外気浴をする場所で大声でおしゃべりしたり走り回ったりする人がいないことです。こう考えると、ストレスで調子の悪い人で抗うつ剤なんて飲みたくない、というときはサウナで瞑想です。嫌なことを忘れて頭をリセットできますよ。

  • ガソリンが高くて驚いた!!

    朝からギラギラと輝く太陽で気温がぐんぐん上がり、危険な暑さであることはひと目で分かります。午前中は外来に来る患者さんもいつもより少なく、皆さん家で様子を見ていたのではないかと思います。結局午後もずっと暑く、夕立なども来ないまま日が暮れました。さっき犬の散歩に行きましたが、暑すぎて頭痛がしてきます。熱中症にはくれぐれも注意しましょう。

    熱中症は急性の疾患で、日中暑いところで過ごした後にたおれてしまったりするものですが、もう少しゆっくり来る疾患があります。暑さで倦怠感、めまい、立ちくらみ、食欲不振が何日も続いているような場合です。これは熱中症とは呼びませんが、昔から「暑気あたり」と言われている病態です。私が気づいたもう一つの病態は、外の暑さと、オフィスの冷えた環境を行ったり来たりしているうちに自律神経がまいってしまい、体調を壊すもの。症状は暑気あたりとにていますが、治療するにあたって、病態が異なるので違う治し方をします。

    昨日、ガソリンを入れに行ったら、あまりの高さにびっくりしました。いつの間にこんなに高騰したんだろうって感じです。前に高いなーと思っていたあと、すこし値下がりして安心しきっていました。私の車はハイブリッド1台とディーゼル1台なので、ガソリン代は安い方です。満タンで5000円くらい。前にハイオク仕様の大きい車に乗っていたときは当時で満タンにして9000円はかかっていたので、今なら軽く1万円を超えます。早く手放して正解でした。往診用の電気自動車サクラはガソリンいらずで更に財布に優しいです。