むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 2回目の整体

    先週、下通のマッサージ店で整体を受けたところ、長く続いていためまいが一発で治ったことをブログに書きました。あまりに感動的な治療効果だったため、続きをお願いしようと、また行ってきました。

    今回は、たまたま店長さんと思しき方に当たり、45分の「もみほぐしコース」をお願いしたのですが、実際はもみほぐしとは程遠い、本格的な整体施術でした。

    「肩こりがつらいんです」と伝えたところ、まず全身をチェックされ、「腰が硬すぎて肩の筋肉を引っ張っていますね」と指摘されました。そこから腰、骨盤、下肢の筋肉を重点的に矯正していただき、後半は肩甲骨まわりを丁寧にほぐしてもらいました。

    お店の名前は「リラックス・マッサージ」ですが、施術中、心の中で「イテーッ!」と叫んだのは100回くらいだったと思います(笑)。

    しかし終わってみると、腰も肩もすっかり軽くなり、帰り道の下通を歩く足取りも軽快。予想をはるかに超える本格的な施術に、また驚かされました。おかげで今夜もぐっすり眠れそうです。


    整体の店からほど近いところに「戯(たわむれ)」という小料理屋があり、店主は高校時代の同級生です。数年ぶりにふらっと立ち寄ってみたところ、奥さんも私のことを覚えていてくれていて、その記憶力に感銘を受けました。

    小さなお店なので、他に2組しかお客さんがいませんでしたが、たまたまどちらも仕事関係の知り合いで、改めて「熊本は狭いなぁ」と実感しました。


    どの業界も、人手不足と物価高騰が深刻です。飲食業界も例外ではありません。人材の確保が難しい上に、食材費の高騰もあり、販売価格にどう転嫁するかは大きな悩みどころでしょう。

    価格は据え置きのまま、料理の量が少しずつ減っているお店も多く、昔は同じ値段でお腹いっぱい食べられた記憶がある分、最近の料理が“こじんまり”していてがっかりすることも増えてきました。

    高級店ではこれ以上の値上げが難しいと感じている一方、チェーン店は大量仕入れのスケールメリットで価格を維持できているところも多く、飲食業界は徐々に「二極化」しているようにも思えます。

    今日、いただいた「戯」での食事は以前と変わらず、いや、以前よりより磨きがかかった上品な味で大満足でした。

    東郵便局近くのだご汁専門店「ここのつ」のランチ

    最近ご飯の写真ばかり載せているのは、暑くて綺麗な花があまり咲いていないからです

  • 検査データの解釈は難しい

    カレンダーを見ると、いつの間にか3連休。
    毎日、その日その日の仕事に集中しているので、「連休だから何かしよう」といった計画を立てる間もなく、気がつけば連休に突入していました。

    お休みといえば、当院は1ヶ月後のお盆休み(8月13日~15日)を休診とさせていただきます。ホームページのお知らせ欄にも記載しておりますので、お間違いのないようお願いします。今週お薬を取りに来られた方には、お盆期間にかからないよう、処方日数を調整させていただきました。

    さて、今週は「胸が痛い」「動悸がする」など、一見すると循環器(心臓)関連と思われる新患の方が多く来院されましたが、実際には心疾患以外のケースがほとんどでした。その中で、24時間(ホルター)心電図の検査によって重度の不整脈が見つかった方もおられ、早期発見に役立ったことにホッとしました。
    また、「熱中症かと思ったらコロナだった」というケースもありました。最近はコロナも再び増えており、こうした鑑別が重要になっています。

    患者さんが多いと、どうしても一人ひとりに割ける時間が限られてしまいます。しかし、限られた時間の中でも必要な検査をピンポイントで行い、的確に診断できたときは本当に安心します。逆に、あれこれ検査しても原因がつかめないときは、最も悩ましい瞬間です。

    そして今日、非常に興味深い症例がありました。
    腎機能が低下しており、大病院で長く経過を追われているという方が、10年分もの採血データを持参されました。その病院では、eGFR(推算腎機能)をグラフにプロットし、「数値がどんどん低下している=腎機能が悪化している」と説明されたそうです。

    ところがよく見ると、10年前のeGFRは120ほど、最近は80くらい。確かにグラフに線を引けば急降下しているように見えますが、現在のeGFRが80であれば、通常は「腎機能が悪い」とは言いません。

    そこで、「このeGFRが120もあった頃、すごく痩せていたりしませんでしたか?」と尋ねたところ、「ちょうどその頃はバセドウ病の治療中でした」とのこと。なるほど、それで合点がいきました。
    バセドウ病により甲状腺機能が亢進していたとき、体内では“過剰ろ過”が起きており、eGFRが一時的に非常に高くなっていたのです。つまり、腎機能がどんどん悪化しているのではなく、甲状腺機能が正常化するにつれて、eGFRも正常な範囲に落ち着いてきた、と考えるべきなのです。

    やはり、データの解釈は“パッと見”で判断せず、背景や経過、そして他の可能性をきちんと考慮することが大切です。今日もまた、データの裏に隠れた「物語」を読む大切さを実感した一日でした。

  • 私の肩こりの原因を考察した

    無印を定期的に巡回しています。最近、新しく出た「ひんやりボディミスト」をさっそく試してみました。
    お風呂上がりや外出前に肌にスプレーすると、メントールの効果で肌がスーッと涼しくなります。

    同じような商品は他のメーカーからも出ていますし、メントール配合の冷感ウェットティッシュもありますが、無印好きの私は、やっぱりこの商品が気に入りました。


    先週のブログで、和てぬぐいは薄くて速乾性があり、濡らしてよく絞ってパンパンと振ることで気化熱により、「ひんやりタオル」と同じ効果があると書きました。

    これは本当に有効で、土曜日には濡らした手ぬぐいを首にかけて運転してみたところ、想像以上に涼しかったです。家の中を探したら使っていない手ぬぐいがいくつも出てきたので、日替わりで使ってみようと思います。
    ……はたから見たら、お祭り好きのオジサンに見えるかもしれません。


    手ぬぐいは洗濯すると端の糸がほつれてきて、「ちょっとボロく見えるな」と思っていたのですが、ネットで調べてみたところ、端を縫っていないのは速乾性を高めるためだそうです。
    確かに、縫ってあると水はけが悪くなります。切りっぱなしにすることで、早く乾くよう工夫されているわけです。

    また、ほつれてきた糸はその都度ハサミで切りそろえていれば、何度か洗ううちにほつれは落ち着いてくるとのこと。そう知ると、ちょっと手間をかけてでも丁寧に使いたくなります。

    手ぬぐいの良いところは他にもあって、風呂敷のように物を包んだりできます。端を縫ってないからいざというときはさいて包帯代わりになります。工夫次第でとても便利に使えるのが魅力ですね。タオルとはまったく違う、独特の良さがあります。


    昨日、整体で肩こりを治してもらった話を書きました。さっそく「どこのお店か教えてほしい」というお問い合わせもありましたが、個人的な体験談として書いただけで、まだ一度しか行っていないお店で、推奨しているわけではありません。そのため、今のところブログでは店名は記載していません。どうしても知りたいという方は、診察時にお尋ねください。


    さて、私の肩こりが悪化した原因について考えてみたのですが――
    思い当たるのは、去年の年末にイオンモールのスポーツジム「B-fit」を退会したことです。

    現在もトレーニングはチョコザップで継続していますが、B-fit会員だったときは特典として「水春温泉」入り放題がついていました
    このおかげで、これまで年間50〜100回ほど温泉に通っていたのです。

    しかし、退会後は毎回800円かかるようになり、温泉に行く頻度がぐっと減ってしまいました。
    もしかすると、これが、肩こり悪化の原因ではないかと――昨日、水春のサウナに入りながら気づきました。

    冷麺 ひんやり美味しい

  • 肩こりが取れてハッピー

    最近、数ヶ月前から寝るときにベッドに横になるとグラグラとめまいが起こります。頭の向きによってめまいが起こるので、いわゆる「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」、つまり耳石の影響によるめまいだと思われます。

    いつもは、めまいが起こったら反対側を向いて寝るとすぐおさまるので、なんとなくやり過ごしていましたが、日中でもふとした瞬間にグラッとすることがありました。

    今朝は日曜で、いつもより遅く7時までゆっくり寝て(普段は5時起き)、睡眠も十分とったはずなのに、起き上がった瞬間、これまで以上にグラグラめまいが強くなり、まっすぐ歩けず壁に寄りかかるような状態になりました。
    「これはまずい」と思い、一度ベッドに戻って、普段患者さんにも勧めているエプリー法を自分で試してみました。

    エプリー法は、頭を決められた順序で動かすことで耳石の位置を正しく戻し、めまいを改善する体操です。
    これをきちんと試したところ――なんと一発で治りました。所要時間はわずか2分程度。本当に素晴らしい治療法です。


    私がよく参加している漢方のオンライン講演会に、「耳鼻科漢方」を提唱されている竹越先生という方がいらっしゃいます。
    先生によれば、実際のめまい患者さんの多くは耳石によるBPPVではなく、椎骨脳底動脈の循環不全が原因で、さらにその背景には肩や首のこりが関与していることが多いとのこと。

    今回の私のめまいはエプリー法で治ったので耳石の可能性が高いですが、日頃のPC作業(電子カルテ)による肩こりもかなりひどく、気にはなっていました。
    そこで「肩こりを取ったらめまいはどうなるか?」を試してみることに。


    いつも行く下通の「もみほぐし」は気持ちよくもみほぐしてくれるのですが、それだけです。そこで、気分を変えて通りすがりの別の店に、口コミも見ずに飛び込みで入ってみました。予約もしていなかったのでダメ元でしたが、「30分だけならOK」と言われ、超ラッキー。

    「肩こりがひどいのでお願いします」と伝えると、そのお店ではまず骨盤矯正のような施術から始まり、肩甲骨、上腕、指先まであらゆるツボをぐいぐい刺激されました。
    肩そのものはほとんど揉まれず、悲鳴をあげそうなくらい痛みを伴うツボ押しメインでした。「痛かったら言ってください」といわれたのに我慢しました。施術後は驚くほど肩が軽くなり、首もスムーズに上下左右に回せるようになりびっくり!いつもならうかつに首を回すとめまいがしたので用心していたのですが、スムーズに首を振れるようになりました。「やっぱり、めまいと肩こりは関係していたんだな」と実感しました。

    偶然飛び込んだ整体のお店でしたが、いいお店を見つけました。

    左は鯛の塩焼き、中央は牡蠣の生ハム包み。ちょっとオーブンで加熱してあります。そのまま食べると和食。右のジェノベーゼソースをつけるとイタリアンに変身します:イタリアーナ ラ ブッカのおまかせコースの一皿

  • 鍉鍼(ていしん)による鍼治療

    早速、水素吸入についてのお問い合わせをいただいています。
    現在はまだ水素発生機を発注した段階で、今後、納入・試運転・スタッフでの勉強会・料金設定などを経る必要があり、実際の導入までは少なくとも1ヶ月ほどかかる見込みです。
    準備が整い、具体的に決まり次第、あらためてブログやホームページにてご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。


    最近、喘息のような咳がひどくなっている患者さんが目立ちます。
    通常、春や秋の季節の変わり目が喘息シーズンですが、梅雨明けのこの時期に悪化するのは少し珍しい印象です。雑草などの花粉も原因として考えられますが、私の見立てでは、おそらく新燃岳の噴火による火山ガスに含まれる硫黄成分を含むPM2.5が拡散し、それが気道過敏のある方にとって刺激となっているのではないかと思います。

    ちょうど週末に雨が降ったので、空気中の粒子はある程度洗い流されてきれいになっているかもしれません。PM2.5の情報は、天気予報などでも確認できますので、体調に不安のある方はチェックされることをおすすめします。


    昨日と今日の2日間連続で、県外から鍼治療をご希望の患者さんが来院されました。わざわざ泊まりがけでお越しくださったので、こちらとしてもそれに見合うだけの効果が出せるよう、全力で治療にあたりました。

    診察してみると、全身の筋肉が緊張して硬直している状態でした。要所のツボに鍼を刺して筋肉をほぐしていきましたが、それでも取りきれない硬いしこりが残ったため、久しぶりに鍉鍼(ていしん)を用いました。

    鍉鍼とは、刺さらない太めの金属の鍼を使ってツボを刺激したり、経絡を擦って「気」の流れを整える施術法です。素材にはステンレス、チタン、銀、金などさまざまな種類があり、それぞれで効果が異なります。もちろん、金製の鍉鍼は非常に高価なため、持っている方は少ないと思いますし、管理も慎重に行う必要があり、盗難にも注意が必要です。

    私が普段使用しているのはチタン製の鍉鍼です。ステンレス製の安価な鍉鍼も持っていますが、実際に使ってみると効果がまったく違うと感じるため、今はもっぱらチタンを使用しています。そう考えると、私の使ったことのない金や銀の鍉鍼の効果がどれほどか、興味が尽きません。

    鍉鍼は刺さない鍼であるため、小児治療にも活用されます。特に、刺す鍼に対して恐怖心のあるお子さんには、鍉鍼を使った小児鍼治療が効果的です。肩こりや首こり、慢性疲労などの治療でも、刺さないことで安心感があり、それでいてしっかり効果が得られるのが鍉鍼の魅力です。


    今後、水素吸入が導入されれば、鍼治療との“二刀流”でさらなる治療効果が期待できるのではと、私自身も楽しみにしています。
    水素吸入に関心のある方は、引き続きブログやホームページをご覧ください。乞うご期待!

     アサリ、オクラとミョウガを添えた夏の彩りオイルパスタ